自然環境・生物多様性

チョウセンキバナアツモリソウ

1.概要

(1)分類
  • ラン目 ラン科
  • チョウセンキバナアツモリソウ
  • 学名  Cypripedium guttatum 
  • 絶滅危惧ⅠA類(環境省第4次レッドリスト)
(2)分布及び個体数
  • 国内では秋田県内の灌木に囲まれた草地にのみ生育する。
  • 109株を確認(H26(2014))。

写真:チョウセンキバナアツモリソウ

2.形態的特徴及び生物学的特性

  • 冷温帯から亜高山帯までの草原や疎林内に生育する多年草草本。
  • アラスカや中央シベリアなどの高緯度地域では標高1,000m付近から見られるが、ヒマラヤ・中国南西部などでは標高4,100m付近に生育している。

3.生息を脅かす要因

  • 盗掘が最大の減少要因であったが近年は確認されていない。
  • 生育地内の植生等の変化。

4.保護増殖事業の概要及びその効果

  • H11(1999)年 大量盗掘を契機に生育地周囲に立入防止柵を設置(秋田県)
  • H14(2002)年 国内希少野生動植物種指定
  • H16(2004)年 保護増殖事業計画(農林水産省、環境省)策定
  • H16(2004)年より生育状況及び生育環境の調査開始
  • H23(2011)年 保護増殖事業アクションプラン策定
  • H23(2011)年 防護柵の外側に新たな防護柵を設置(東北森林管理局)
  • H24(2012)年より保護増殖事業アクションプランに基づく事業実施
  • H25(2013)年 自生地株のDNA解析を実施
  • H26(2014)年 種子を採取し新宿御苑で冷凍保存
  • H27(2015)年 種子を採取し新宿御苑で冷凍保存

  • H29(2017)年~岩手県環境保健研究センターにおいて自生地種子の発芽試験及び栽培を実施

5.他法令等による保護の状況

  • 生育地は自然公園法及び森林法により規制されている。

6.参考

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