自然環境・生物多様性

アカガシラカラスバト

1.概要

(1)分類
  • ハト目 ハト科
  • アカガシラカラスバト
  • 学名 Columba janthina nitens
  • 絶滅危惧ⅠA類(環境省第4次レッドリスト)
(2)分布及び個体数
  • 小笠原諸島に分布。
  • 全体で数十羽程度と推定

写真:アカガシラカラスバト

2.形態的特徴及び生物学的特性

  • 小笠原諸島に生息する日本固有亜種。大型で体は黒く金属光沢があり、頭上は淡色でぶどう赤褐色、嘴は黒色をしている。アコウザンショウ、シマホルトノキなどの木の実を主な食物とする森林性の鳥類であるが、詳しい生態は不明。
  • 主な生息環境は、上記の樹木が多く生育している極相に近い暗い森林と考えられている

3.生息を脅かす要因

  • 島外から持ち込まれた動植物による、在来植生の破壊(アカギの増殖による在来植生の後退・減少、ヤギによる在来植生の食害等)、クマネズミとの餌資源の競合、ノネコによる捕食被害が懸念

4.保護増殖事業の概要及びその効果

  • 平成5年に国内希少野生動植物種に指定、平成18年に保護増殖事業計画(文部科学省、農林水産省、環境省)を策定
  • 足環装着等による個体数調査、繁殖期の生態・生息状況調査、生息環境調査を実施(環境省・林野庁・東京都)
  • 平成12年度より、上野動物園が飼育下繁殖への取り組みを実施。平成14年11月に飼育下繁殖に初めて成功。平成26年10月31日現在35羽(上野動物園26羽、多摩動物公園9羽)を飼育

5.他法令等による保護の状況

  • 昭和44年天然記念物に指定

6.参考

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