自然環境・生物多様性

アベサンショウウオ

1.概要

(1)分類
  • サンショウウオ目 サンショウウオ科
  • アベサンショウウオ
  • 学名 Hynobius abei
  • 絶滅危惧IA類(環境省第4次レッドリスト)
(2)分布及び個体数
  • 京都府下丹後地方
  • 兵庫県下但馬地方
  • 福井県嶺北西部・嶺南東部
  • 石川県加賀西部に生息
  • 総数は不明

写真:アベサンショウウオ

2.形態的特徴及び生物学的特性

  • 全長はオスで107mm、メスで96mm程度
  • 背面は暗褐色、腹面は淡褐色
  • 常緑広葉樹の二次林、夏緑広葉樹の二次林、竹林内の湿地に生息
  • 繁殖には、渇水することのない湧水が不可欠
  • 日本固有種

3.生息を脅かす要因

  • 森林伐採、道路建設、宅地や農地等の開発
  • 耕作放棄、竹林の侵入・拡大による生息地の乾燥化
  • マニアによる採集
  • アメリカザリガニ(外来種)、アライグマ(外来種)による捕食・殺傷、イノシシによる生息地の攪乱等

4.保護増殖事業の概要及びその効果

  • 平成7年に国内希少野生動植物に指定、平成8年に保護増殖事業計画(国土交通省、環境省)を策定
  • 平成10年に兵庫県に「大岡」、平成18年に京都府「善王寺長岡」の生息地保護区を指定
  • 生息分布調査・生息環境調査、生息地の環境改善(土砂撤去、溝掘り等)を実施
  • 生息地保護区の管理(竹林の管理、樹木の伐採、アライグマ防除、イノシシ防除、巡視等)

5.他法令等による保護の状況

  • 京都府天然記念物、京都府指定希少野生生物

6.参考

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