自然環境・生物多様性

コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針

コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針[PDF 596KB]

コアジサシは、日本に夏鳥として渡来し、河川や海岸でコロニーを作り集団繁殖します。本亜種は絶滅が危惧されており、環境省の第4次レッドリスト(平成24年8月)で絶滅危惧II類に位置づけられています。

そこで、「コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針」をとりまとめ、コアジサシ繁殖地の保全・配慮の考え方やその具体的手法等を示しました。開発事業等を行う者だけでなく、コアジサシの保護活動等に取り組む関係者を含め、幅広く活用されることを期待しています。

 

*本指針は平成26年3月時点のものです。日本に生息するコアジサシは、平成28年10月1日に国際希少野生動植物種から除外されました。しかしながら、環境省レッドリスト2020には引き続き絶滅危惧II類として掲載されており、コアジサシ繁殖地の保全・配慮は必要な状況です。本指針についても引き続きご活用ください。