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5つの推進方策

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第6回エコツーリズム大賞

平成22年9月25日に東京ビッグサイトで開催された平成22年度エコツーリズムフォーラムにおいて、第6回エコツーリズム大賞表彰式が行われました。

第6回エコツーリズム大賞受賞者

【大賞】

特定非営利活動法人 黒潮実感センター(高知県幡多郡大月町)

黒潮実感センター 黒潮実感センター 黒潮実感センター 黒潮実感センター 黒潮実感センター 黒潮実感センター

【応募概要】

高知県西南端の島、柏島を「島が丸ごと博物館(ミュージアム)」と捉え、持続可能な里海づくりを目指して活動している。(1)自然を実感する取組、(2)自然を活かした暮らし作りのお手伝い、(3)自然と暮らしを守る取組の3つを活動の柱としている。里海を「人が海からの豊かな恵みを享受するだけでなく、人も海を耕し、育み、守る」、人と海が共存できる海と捉え、これらの活動を地域住民や行政、大学等の様々な主体とともに進めている。

【講評】

第2回エコツーリズム大賞の優秀賞を受賞しており、その後4年間の継続的な取組が評価された。 前回受賞時よりエコツアーも質的・量的に向上し、実施地域も拡大している。現在、年間のツアー催行回数、参加者数ともに、4年前と比べ倍増している。 高知県柏島を「島がまるごと博物館」と銘打ち、主な活動場所としている。 「里海」をキーワードにし、「人が海からの豊かな恵みを享受するだけでなく、人も海を耕し、育み、守る」ととらえ活動を続けている。
また山と海をつなぐ活動も展開しており、間伐で出た捨てられる枝葉をアオリイカの産卵床にし、海の中に人工の森を作っている。地元の子どもたちが参加する環境教育として展開し、その活動は地元林業関係者、ダイバー、漁業者三位一体の取組につながっている。 この活動は10年間続いており、近隣の市町村にも取組が広がってきている。 そして漁業者とレジャー客との交流をはかる地元物産市(里海市)というイベント開催をきっかけに、実際に海産物の加工品を扱う店や郷土料理を扱う店が新たにオープンしている。 同じフィールドを扱う漁業者とダイバーとの関係改善や、エコツーリズムによる地域活性化などのテーマで、単一地域のみならず全国各地から視察や講演の依頼が増えてきている。 島をまるごとフィールドにし、地域住民を巻き込んだ継続的な活動が高く評価された。

【連絡先】

〒788-0343 高知県幡多郡大月町柏島625

TEL:0880-62-8022  FAX:0880-62-8023

HP:http://www.orquesta.org/kuroshio/ 新規ウィンドウで開きます

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【優秀賞】

有限会社 リボーン<エコツーリズム・ネットワーク> (東京都新宿区)

リボーン リボーン リボーン リボーン

【応募概要】

エコツーリズムを基盤とした旅行会社として創業10年。循環型社会を創造するために会社はどんな役割を果たせるか。ツアーディレクターとインタープリターの連携プレーにより、主たるテーマを楽しく安全に学び、遊ぶことを達成させている。そして地域の宝(自然資源や文化や人)を発見し、協働し、人々に繋ぐのが自分達のミッションではないかと考え活動している。

【講評】

国内外の農家や伝統食品のつくり手と連携し、都市と農村漁村交流ツアーを行っている。エコツーリズムを基盤とした旅行会社として操業10年目を迎え、リピーターになっている固定ファンも多い。 家庭や飲食店から出た廃油を用いたバスの運行、ツアー催行に早くから取り組んできたが、一過性の取組ではなく事業として継続できるよう各方面と協力している。 あわせてエコツーリズムに関する普及啓発などを目的に2008年にNPO法人エコツーリズム・ネットワーク・ジャパンを設立。各企業との連携によりエコツアーを催行、環境と経済の好循環を生み出している点が評価された。

【連絡先】

〒160-0022 東京都新宿区新宿2-2-1
 ビューシティ新宿御苑1203

TEL:03-5363-9216  FAX:03-5363-9218

HP:http://www.reborn-japan.com 新規ウィンドウで開きます

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宮津市エコツーリズム推進協議会 (京都府宮津市)

宮津市エコツーリズム推進協議会 宮津市エコツーリズム推進協議会 宮津市エコツーリズム推進協議会 宮津市エコツーリズム推進協議会

【応募概要】

天橋立と中山間地域の資源をつなごうと、2008年に宮津市エコツーリズム推進協議会が設立された。「天橋立プラスワン事業(天橋立+地域資源)」として、天橋立と天橋立を形成してきた周囲の海・里・山の豊かな自然のつながりを来訪者に体感していただく仕組みづくりに取り組んでいる。住民が主役となって観光地としての魅力づくりと周辺地域の地域振興を目指すエコツーリズムの仕組みづくりを進めている。

【講評】

構成団体が独自に進める事業をベースに協議会がそれらを繋ぎ、ガイドツアーとして体現するとともに、人材育成、ルールづくり等総合的に推進している。 ツアーには天橋立のほか里山や歴史をめぐるガイドウォークなどがあり、自然以外にも地域の魅力を活用した多様なツアーが設定されている。 周遊型になりがちだった従来のツアー形態を、地域の海・里・山の繋がりを来訪者が体感できる内容に転換しつつある。 また市内の小中学生に「ふるさと学習」として、エコツアーガイドが子どもたちとともに地域を歩き、次世代に地域の魅力を再発見してもらい、地域への誇り作りにも一役買っている。 従来の形からの転換、そして地域の各団体との幅広い連携が評価された。

【連絡先】

〒626-8501 京都府宮津市字柳縄手345-1
 宮津市産業振興室産業政策係内

TEL:0772-22-2121  FAX:0772-22-8480

HP:http://www.city.miyazu.kyoto.jp/~sight/ecotourism/top 新規ウィンドウで開きます

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【特別賞】

尾瀬認定ガイド協議会 (群馬県前橋市)

社団法人 若狭三方五湖観光協会 (福井県三方上中郡若狭町)

特定非営利活動法人 霧ヶ峰基金 (長野県諏訪郡下諏訪町)

特定非営利活動法人 五ヶ瀬自然学校 (宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町)

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