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5つの推進方策

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第5回エコツーリズム大賞

平成22年1月14日に飯能市内で開催された平成21年度全国エコツーリズム推進セミナーにおいて、第5回エコツーリズム大賞表彰式が行われました。

第5回エコツーリズム大賞受賞者

【大賞】

海島遊民くらぶ(有限会社 オズ)(三重県鳥羽市)

海島遊民くらぶ 海島遊民くらぶ 海島遊民くらぶ 海島遊民くらぶ 海島遊民くらぶ

【大賞受賞者挨拶】/江崎貴久氏

10年前に「海島遊民くらぶ」を始めた時、この鳥羽の魅力は絶対に日本一になる、と感じていました。今回大賞をいただいて、信念を持ってやっていれば本当に夢は叶うんだ、と確信しました。何もない中からの出発でしたが、自分たちがこの地域で生きていく意味を探し求め、そのために何をすればいいのか、自分の役割とは何なのか、その思いのもと、皆で協力し合ったからこそできたことです。幸せを感じると書いて「感幸」、座右の銘にしている言葉です。これからは受ける側も来ていただく方も皆が幸せを感じられるような「感幸」を進めていきたい。それが結果的にエコツーリズムを推進することになるのだと思っております。

【応募概要】

地元学・自然についての知識をおもてなしのスキルを持ったプロガイドによるエコツアーを実施、資源の保全と持続的利用のための自主ルール作りと実践、環境教育・保全資金として地元漁協へ寄付するなど地元へ還元する資金メカニズムを実践、地元住民や事業者、行政との地域連携等の取組に加え、平成21年度は、エコツーリズム協議会設置の提案を行い、主たる団体組織が参加するエコツーリズム協議会準備会を設置するとともに、ツアーをバリアフリーからユニバーサルエコツアーへと進化させ、小学校と連携したしまっ子ガイド育成事業が3学年を通した総合学習へと発展させ、大学生インターンシップや他地域のエコツーリズム推進担当員の実習研修を受け入れた。

【講評】

第2回に特別賞、第3回に優秀賞を受賞しているが、精力的に活動を継続するだけでなく着実に活動が広がり、地域への波及が見られ、進化している。当初から、地域の漁協との連携などにより地域と協調し、地元住民等と協働で資源の保全を図りつつ、地産地消や雇用創生など地域の経済効果を高める努力をしてきたが、さらに、企業やNPOと連携してユニバーサルエコツアーを実施したり、学校との連携を強化して次世代の育成にも力を注ぐとともに、地域に呼びかけてエコツーリズム協議会準備会を設立するなど、活動の幅や地域での広がりが見られる点が評価できる。また、地域外からも注目され、インターンシップやエコツーリズムの実習研修を受け入れており、今後も全国の先導役となることが期待される。

【連絡先】

〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽1丁目4-53

TEL:0599-28-0001 FAX:0599-28-0040

HP:http://oz-group.jp/index.html 新規ウィンドウで開きます

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【優秀賞】

富士山登山学校ごうりき(株式会社 合力) (山梨県富士吉田市)

富士山登山学校ごうりき(株式会社 合力) 富士山登山学校ごうりき(株式会社 合力) 富士山登山学校ごうりき(株式会社 合力) 富士山登山学校ごうりき(株式会社 合力) 富士山登山学校ごうりき(株式会社 合力)

【応募概要】

富士山エコツーリズムの推進を目指し、大型観光地である富士山全域において少人数制のエコツアーにこだわり、特に安全管理体制を確立して先駆的にエコツアーを開発、実施するとともに、昨年度から、持続的なエコツアー実施のために、大学と連携してエコツアーやフィールドのモニタリング・評価を実施している。また、富士山文化や地域固有の慣わしなどを体感、理解するエコツアーを実施し、地元施設・産業の利用を促して滞在型観光を目指しつつ、インバウンドの受入も積極的に拡大を図っている。

【講評】

富士山北麓地区において、持続的に質の高いエコツアーを提供しエコツーリズムの推進に取り組んでいる。第2回に特別賞を受賞して以来、登山時の安全管理にも配慮し、参加者の安全確保のための技術向上にも取り組むとともに、富士登山だけではなく、地域文化を掘り起こして富士講にまつわるエコツアーを実施したり、自然環境のモニタリング調査や評価に協力したりするなど、地域の自然と文化を後世に残していこうとする姿勢が評価できる。

【連絡先】

〒403-0012 山梨県富士吉田市旭4-1-7

TEL:0555-24-1032 [受付時間:9:00〜18:00]  FAX:0555-24-1052

HP:http://www.fujitozan.jp/ 新規ウィンドウで開きます

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紀南ツアーデザインセンター(三重県熊野市)

紀南ツアーデザインセンター 紀南ツアーデザインセンター 紀南ツアーデザインセンター 紀南ツアーデザインセンター 紀南ツアーデザインセンター

【応募概要】

紀南地域の人と自然が織り成す深く独特な魅力を、理念に基づくエコツアーとして広く紹介している。広域にわたり"熊野"と捉え、人と人、過去と現在の繋がりを大切にして紀南ツアーデザインセンターが素晴らしいと感じるものを、それぞれの地域の方々からの発案や協力の中、共に楽しみ感動しながら取組を続けている。エコツアーを通して見えてくる熊野の本質から、現代社会に新たな心の豊かさを提供し、熊野の魅力を高めている。

【講評】

南紀・熊野地区においてエコツーリズムの推進に取り組み、熊野らしさを活かしたモデルエコツアーを精力的に提供している。第1回に特別賞を受賞して以来、他の地域にない特有の歴史・文化・自然の中で昔から大切に受け継がれてきたものや消えてしまったものに目を向けてきた。本物の「熊野らしさ」について検討・議論を深化させ、プログラムの体系化に結びつけており、この地域のモデル的取組となっている点が評価できる。

【連絡先】

〒519-4323 三重県熊野市木本町517番地の1

TEL:0597-85-2001  FAX:0597-89-3210

HP:http://homepage3.nifty.com/kinan-tdc/ 新規ウィンドウで開きます

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特定非営利活動法人 NPO砂浜美術館(高知県幡多郡黒潮町)

NPO砂浜美術館 NPO砂浜美術館 NPO砂浜美術館 NPO砂浜美術館 NPO砂浜美術館

【応募概要】

長さ4kmの砂浜を「美術館」ととらえ、普段何気なく見過ごしている身の回りの自然や風景を「作品」化し、新しい価値観を創造する四季折々のオリジナルの企画を通して、地域の様々な資源を見直すメッセージを発信している。「漂流物展」等のイベントだけでなく、館長であるニタリクジラに会いに行く「ホエールウォッチング」を実施している。また、イベントで協力金を得て、砂浜や入野松原の保全等にも活用している。

【講評】

「私たちの町には美術館がありません。美しい砂浜が美術館です」というコンセプトで、地元の「砂浜」を「美術館」として20年にわたり活動している。砂の彫刻に没頭して砂にまみれるうちに豊かな自然に気付く、漂着物を様々な角度から楽しむうちに環境問題を考えるなど、地域を見直すきっかけとなり、地域と外部の人々を繋ぐとともに、できる限り地元住民が参加できるように様々な仕組みを工夫し、地域活動として定着している点が評価できる。

【連絡先】

〒789-1911 高知県幡多郡黒潮町浮鞭3573-5 ビオスおおがた情報館内

TEL:0880-43-4915  FAX:0880-43-1527

HP:http://sunabi.com/index.html 新規ウィンドウで開きます

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【特別賞】

知床オプショナルツアーズ SOT!(北海道斜里郡斜里町)

ゆっくりずむ北海道(北海道札幌市)

株式会社 JTB関東(埼玉県さいたま市)

特定非営利活動法人 あそんで学ぶ環境と科学倶楽部(東京都中央区)

有限会社 地域観光プロデュースセンター(滋賀県大津市)

エコガイドカフェ(エコツーラボ 合同会社)(沖縄県宮古島市)

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