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5つの推進方策

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第3回エコツーリズム大賞

平成19年11月18日に兵庫県神戸市で開催された「平成19年度自然公園ふれあい全国大会」において、第3回表彰式が行われました。

第3回エコツーリズム大賞受賞者

【大賞】

認定特定非営利活動法人 霧多布湿原トラスト

(写真)認定特定非営利活動法人 霧多布湿原トラスト

【活動の概要】
霧多布湿原の保全のために、以下の活動に取り組んでいます。

霧多布湿原民有地の保全活動
湿原の周辺は民有地に囲まれているため、湿原を残していくには、民有地をそのまま残せるかどうかが大きなカギです。そのため、民有地をナショナルトラストにより買い上げ保全を進めています。
霧多布湿原のファンづくり
多くのファンの声が霧多布湿原を残すための大きな力になるため、霧多布湿原のファンを全国に広げる活動を進めています。
自然の関わりに気づく環境教育活動
全ての命の関わりを大切にする心を育みます。環境教育は関係教育という視点から楽しいプログラムを展開しています。

【講評】
トラスト活動という形で地域の環境保全から始まった取り組みが、エコツアーや地域貢献活動との連携により、エコツーリズムとしてより深く、より大きく展開している姿勢が評価されました。
湿原の保全活動とガイダンスを結びつけ、かつ漁師や酪農家など地元の生業と連携したエコツアー「暮らしから学ぶツアー」の実施や地元小中学校の総合学習の活動にも連動させた生態系調査などの活動に継続して取り組んでいます。これまでの活動に加え、今年度は、地元の食材を使った「ワンディシェフ」というプログラムにより地元(特に主婦層)への還元を図ったり、地域と都市部を結ぶ自然保護の試みとして、東京都多摩動物公園とのパートナーシップ協定を結ぶなど、さらに活動の幅を広げている点も評価され、第3回エコツーリズム大賞に選ばれました。

【優秀賞】

いしかわ自然学校

(写真)いしかわ自然学校

【活動の概要】
平成13年に開校した全国初のネットワーク型の自然学校で、約50の団体が、石川県の自然や施設を利用しながら、約380本、延べ930日に及ぶ自然体験プログラムを提供し、人材育成にも取り組んでいます。

海島遊民くらぶ(有限会社オズ)

(写真)海島遊民くらぶ(有限会社オズ)

島民や地元住民への気配りをガイディングに組み込みながら、地元の人々と積極的に交流し、地域の魅力を十分発揮できるように心がけられたエコツアーを展開しています。今年からは、自主ルールの共有化を他団体とも始め、エコツーリズム推進に向けてインフォメーションセンターを設立しています。

させぼパールシー株式会社

(写真)させぼパールシー株式会社

エコツアーに活用する海域を調査・研究し、自然環境の保護を前提に、絶滅危惧種等が生息する貴重な地域であることにも触れながら、プログラムを実施しています。さらに漁業従事者との連携を図り生活環境への配慮も欠かさず、ボランティアガイドの研修等にも取り組んでいます。

【特別賞】

体験村・たのはた推進協議会
二戸市楽しく美しいまちづくり推進委員会
裏磐梯エコツーリズム協会
有限会社リボーン(エコツーリズム・ネットワーク)
高山市乗鞍山麓五色ヶ原の森
針江生水の郷委員会

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