自然環境・生物多様性

渡り鳥等における高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況調査について

調査手法

  1. (1) 調査地にて、鳥類を捕獲し血液等を採取(採取後に放鳥。捕獲が困難なハクチョウ類及びカモ類については、基本的に糞便を採取。)。
  2. (2) 得られた検体から高病原性鳥インフルエンザ(H5及びH7型)ウイルスの有無を分析。
     
時期調査地対象
(主な種:捕獲・採取数)
ウイルスの有無
9月3~7日 千葉県木更津市
(小櫃川河口)
シベリア方面からの水鳥
(トウネン、ソリハシシギ等:54羽)
陰性
9月19~20日 千葉県習志野市
(谷津干潟)
シベリア方面からの水鳥
(トウネン、ソリハシシギ等:12羽)
陰性
11月6~9日 茨城県水海道市・坂東市
(菅生沼)
シベリア方面からの陸鳥
(アオジ、オオジュリン等:134羽)
陰性
11月18~27日 長崎県対馬市
(対馬島)
中国大陸・朝鮮半島方面からの陸鳥
(ミヤマホオジロ、カシラダカ等:148羽)
陰性
12月15~16日 新潟県新潟市
(佐潟周辺)
シベリア方面からの水鳥
(オオハクチョウ:86羽)
陰性
12月30日 茨城県潮来市
(北浦)
シベリア方面からの水鳥
(オオハクチョウ、オナガガモ等:56羽)
陰性
平成18年
1月9~10日
千葉県習志野市
(谷津干潟)
シベリア方面からの水鳥
(ハマシギ、オナガガモ等:46羽)
陰性
1月31日
 ~2月1日
福島県いわき市
(夏井川)
シベリア方面からの水鳥
(コハクチョウ、オナガガモ等:72羽)
陰性
2月16~19日 新潟県新潟市
(佐潟周辺)
シベリア方面からの水鳥
(コハクチョウ:75羽)
陰性
3月17~19日 沖縄県沖縄市
(比屋根湿地)
東南アジア方面からの水鳥
(ムナグロ、シロガシラ等:97羽)
陰性