環境省ホーム > 政策分野・行政活動 > 政策分野一覧 > 自然環境・生物多様性 > 生物多様性の観点から重要度の高い海域 > 沖合海底域 > 305 東北沿岸海底谷
面積(平方キロメートル) | 58795 |
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最大水深(メートル) | 4139 |
※抽出基準ごとに表示されている数字は各重要海域の解析スコアの最大値を表示している。
基準1、4、5、6、8が高く、MARXANにより選定されたため
東北沿岸から伸びた細かい海底谷が多く存在する。底性の魚類も多い。三陸沖から常磐沖の大陸棚と大陸斜面域には、後期中新世以前に形成されたもの以外に大きな断層あるいは断層帯は存在しない(徳山ら, 2001)。三陸海底崖(水深5343〜6809)ではナギナタシロウリガイやナラクシロウリガイが優占し、そのほかにスエヒロキヌタレガイ、カイコウケシツブシタダミ、カイコウムツバイなどが出現する(藤倉ら, 2008)。
化学合成生態系
海山、海底谷
■基準1 |
【魚類】 |
イレズミガジ |
ウロコヘビゲンゲ |
オホーツクヘビゲンゲ |
クシビレカジカ |
クロサケイワシ |
クロホシマユガジ |
Lycenchelys tohokuensis |
コグチヘビゲンゲ |
コンニャクハダカゲンゲ |
サブロウ |
ソコカジカ |
Careproctus marginatus |
ダイダイヘビゲンゲ |
テナシゲンゲ |
マツカジカ |
リュウキュウインキウオ |
ワダツミゲンゲ |
【甲殻類等】 |
フタゴイバラモエビ |
【その他無脊椎動物】 |
Cilunculus gracilis |
Nymphon citerium |
Nymphon gunteri |
Nymphon heterospinum |
Nymphon longispinum |
Nymphon simulatum |
※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。