環境省ホーム > 政策分野・行政活動 > 政策分野一覧 > 自然環境・生物多様性 > 生物多様性の観点から重要度の高い海域 > 沿岸域 > 17602 天売島・焼尻島
該当市区町村 | 北海道羽幌町 |
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面積(平方キロメートル) | 196 |
MARXANにより選定されたため
羽幌港の西30kmの天売島・焼尻島の周辺海域である。天売島の北西海岸は断崖が続き、ウミガラス(オロロン鳥)やウトウ、ケイマフリ、ウミウ、オオセグロカモメなどの海鳥の繁殖が確認され、「天売島海鳥繁殖地」として国の天然記念物に指定されている。両島とも沿岸部には藻場が発達する。砂堆が発達する浅海域にはイカナゴが生息し、イカナゴや日本海を北上回遊するカタクチイワシに強く依存している海鳥にはこれらの海域も重要である(加藤、桜井、私信)。
干潟(平方キロメートル) | |
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藻場(平方キロメートル) | 5.7 |
サンゴ(平方キロメートル) | |
自然海岸の長さ(キロメートル) | 17.2 |
自然海岸の占める割合(パーセント) | 72.6 |
砂堆(在情報) | |
マングローブ |
■基準1 |
【哺乳類】 |
ゴマフアザラシ |
■基準2 |
【魚類】 |
イカナゴ(産) |
ニシン(産) |
ホッケ(産) |
マガレイ(産) |
■基準8 |
【天然記念物】 |
天売島海鳥繁殖地 |
※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。