環境省ホーム > 政策分野・行政活動 > 政策分野一覧 > 自然環境・生物多様性 > 生物多様性の観点から重要度の高い海域 > 沿岸域 > 15809 油谷湾周辺
| 該当市区町村 | 山口県下関市、長門市 |
|---|---|
| 面積(平方キロメートル) | 150 |
基準2が高く、MARXANにより選定されたため
山口県下関市および長門市の油谷湾周辺の海域である。油谷湾の湾口部付近には、アラメとホンダワラ属の群落が発達する。水深5m以深にカジメ群落が発達していて、日本海沿岸では最大級の群落である。また、日本海沿岸としては比較的大きいアマモ場がある。また、油谷湾は日本海側にある広大な砂質干潟であり、ウミニナ、イボウミニナ、ヒラドカワザンショウなど希少種も生息する(環境省, 2001)。
| 干潟(平方キロメートル) | 0.3 |
|---|---|
| 藻場(平方キロメートル) | 27.2 |
| サンゴ(平方キロメートル) | |
| 自然海岸の長さ(キロメートル) | 72.4 |
| 自然海岸の占める割合(パーセント) | 70.3 |
| 砂堆(在情報) | |
| マングローブ |
| ■基準1 |
| 【貝類】 |
| クリイロカワザンショウ |
| シイノミミミガイ |
| ■基準2 |
| 【鳥類】 |
| ミサゴ(営) |
| 【魚類】 |
| アカアマダイ(産) |
| カタクチイワシ(産) |
| タチウオ(産) |
| ブリ(産) |
| マアジ(産) |
| マイワシ(産) |
| 【頭足類】 |
| アオリイカ |
| ケンサキイカ |
| スルメイカ |
| マダコ |
| ■基準3 |
| 【魚類】 |
| ウナギ |
| シロウオ |
| 回遊型カジカ |
| 【甲殻類等】 |
| ベンケイガニ |
| 【貝類】 |
| オカミミガイ |
| オキヒラシイノミガイ |
| キヌカツギハマシイノミガイ |
| ■基準7 |
| 【魚類】 |
| ミミズハゼ |
| 【貝類】 |
| ヤマトクビキレガイ |
| ユウシオガイ |
| 【維管束植物】 |
| アマモ |
| ウミヒルモ |
| コアマモ |
| ■基準8 |
| 【天然記念物】 |
| 壁島ウ渡来地 |
※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。