環境省ホーム > 政策分野・行政活動 > 政策分野一覧 > 自然環境・生物多様性 > 生物多様性の観点から重要度の高い海域 > 沿岸域 > 15701 対馬
| 該当市区町村 | 長崎県対馬市 |
|---|---|
| 面積(平方キロメートル) | 445 |
基準7が高く、MARXANにより選定されたため
長崎県対馬の南部および北部東側の周辺海域である。対馬は対馬海流の影響を受け、同緯度の対岸にある朝鮮半島やロシアに比べて気温が高く、ユーラシア大陸との共通種が多いのが特徴である。対馬中部の浅茅湾や豆酘湾には、穏和なリアス式海岸が連続する。そのため浅茅(あそう)湾には希少種のシオアメンボや、シロウミアメンボ、ケシウミアメンボの生息地がある。綱浦にはサンゴ礁が発達し、壱岐と並ぶサンゴ礁の北限域である(環境省, 2001)。
| 干潟(平方キロメートル) | 0.7 |
|---|---|
| 藻場(平方キロメートル) | 15.3 |
| サンゴ(平方キロメートル) | 0.1 |
| 自然海岸の長さ(キロメートル) | 773.4 |
| 自然海岸の占める割合(パーセント) | 85.6 |
| 砂堆(在情報) | |
| マングローブ |
| ■基準1 |
| 【貝類】 |
| クリイロカワザンショウ |
| シイノミミミガイ |
| ヤマトシジミ |
| ■基準2 |
| 【鳥類】 |
| ミサゴ(営) |
| 【魚類】 |
| アカアマダイ(産) |
| タチウオ(産) |
| マアジ(産) |
| マイワシ(産) |
| マサバ(産) |
| マダイ(産) |
| 【頭足類】 |
| アオリイカ |
| ケンサキイカ |
| スルメイカ |
| ■基準3 |
| 【魚類】 |
| ウナギ |
| 【昆虫類】 |
| シオアメンボ |
| シロウミアメンボ |
| 【貝類】 |
| キヌカツギハマシイノミガイ |
| 【維管束植物】 |
| ヒロハマツナ |
| ■基準7 |
| 【魚類】 |
| ミミズハゼ |
| 【貝類】 |
| ヤマトシジミ |
| 【維管束植物】 |
| ヒロハマツナ |
※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。