環境省ホーム > 政策分野・行政活動 > 政策分野一覧 > 自然環境・生物多様性 > 生物多様性の観点から重要度の高い海域 > 沿岸域 > 15201 錦江湾奥部
該当市区町村 | 鹿児島県姶良市、鹿児島市、霧島市 |
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面積(平方キロメートル) | 101 |
MARXANにより選定されたため
鹿児島県錦江湾の奥部周辺の海域である。天降川河口域とその周辺には日本在来のハマグリの健在地である。二枚貝のハザクラガイ、ユウシオガイ、寄生性のマゴコロガイも多い。ヒラタブンブクが高密度に生息するところもある。オサガニも多い。重富海岸は鹿児島湾内に残された自然干潟で底生生物の種の多様性が高い(環境省, 2001)。また、当該海域には熱水噴出孔生物群集及び湧水生物群集が存在する(藤倉ら, 2008)。
干潟(平方キロメートル) | 2.4 |
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藻場(平方キロメートル) | 0.8 |
サンゴ(平方キロメートル) | |
自然海岸の長さ(キロメートル) | 13.4 |
自然海岸の占める割合(パーセント) | 28.0 |
砂堆(在情報) | |
マングローブ |
■基準1 |
【甲殻類等】 |
アカホシマメガニ |
タギリカクレエビ |
【貝類】 |
クリイロカワザンショウ |
タケノコカワニナ |
ハマグリ |
マテガイ |
ヤマトシジミ |
■基準2 |
【鳥類】 |
イソヒヨドリ(営) |
【魚類】 |
ブリ(産) |
マアジ(産) |
■基準3 |
【甲殻類等】 |
アカテガニ |
アカホシマメガニ |
アシハラガニ |
クシテガニ |
チゴガニ |
【貝類】 |
タケノコカワニナ |
ハマグリ |
ミズゴマツボ |
【その他無脊椎動物】 |
ムギワラムシ |
■基準7 |
【甲殻類等】 |
オサガニ |
【貝類】 |
カノコガイ |
タケノコカワニナ |
ハマグリ |
フトヘナタリ |
ヘナタリ |
ヤマトシジミ |
ユウシオガイ |
※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。