メニューをスキップします

環境省ホーム政策分野・行政活動政策分野一覧自然環境・生物多様性生物多様性の観点から重要度の高い海域沿岸域 > 14405 種子島南部

 

沿岸域 14405 種子島南部

基本情報 別ウィンドウが開きます出典

該当市区町村 鹿児島県中種子町、南種子町
面積(平方キロメートル) 138

選定理由 別ウィンドウが開きます抽出基準

MARXANにより選定されたため

特徴 別ウィンドウが開きます出典

種子島南部の海域である。熊野浦のサンゴ類は希少種を多く含む重要な海域である(環境省, 2001)。大浦川河口域には河口干潟が広がり、マングローブ林が発達しメヒルギが生育する。マングローブ樹種の希少分布地でマングローブ林の地理的希少分布地でもある(環境省, 2001)。種子島南端(本村から竹崎)の長浜海岸は大規模な砂丘を従えた砂浜海岸になっており、砂浜生態系を代表する生物相(海浜植物群落と、海浜性昆虫群集、そして砂浜の生物群集)を擁している。砂浜には、コウボウムギ、ハマオグルマ、ハマヒルガオ、ハマエンドウ、ハマゴウが多く、人工物のないその景観は特筆に値する。砂浜には非常に多くの貝殻が打ち上がり、シマワスレやワカカガミなどが多い。この海岸は、日本で最も自然状態のままで残っている砂丘地形と考えられる(加藤、私信)。チョウセンハマグリも豊産し、貝類の多様性も高い。また、アカウミガメの重要な産卵地の前の海域につき重要な海域でもある(亀崎直樹.2007)。

環境情報 別ウィンドウが開きます出典

干潟(平方キロメートル) 0.2
藻場(平方キロメートル)  
サンゴ(平方キロメートル)  
自然海岸の長さ(キロメートル) 49.0
自然海岸の占める割合(パーセント) 79.6
砂堆(在情報)  
マングローブ 種子島(湊川)

生物情報の例(別ウィンドウが開きます出典

■基準1
【甲殻類等】
コブシアナジャコ
【貝類】
クリイロカワザンショウ
タケノコカワニナ
【サンゴ類】
ハナサンゴモドキ
■基準2
【鳥類】
アマツバメ(営)
クロサギ(営)
シロチドリ(営)
ベニアジサシ
ベニアジサシ(営)
ミサゴ(営)
【魚類】
カタクチイワシ(産)
ゴマサバ(産)
ブリ(産)
マアジ(産)
マイワシ(産)
マサバ(産)
■基準3
【鳥類】
エリグロアジサシ
ベニアジサシ
【昆虫類】
イカリモンハンミョウ
【甲殻類等】
アシハラガニ
コブシアナジャコ
【貝類】
カワアイ
タケノコカワニナ
ミズゴマツボ
■基準7
【貝類】
タケノコカワニナ
フトヘナタリ
ヘナタリ

※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。

 

 

このページのトップへ戻る