環境省ホーム > 政策分野・行政活動 > 政策分野一覧 > 自然環境・生物多様性 > 生物多様性の観点から重要度の高い海域 > 沿岸域 > 13501 赤穂・千種川河口周辺
該当市区町村 | 岡山県備前市、兵庫県たつの市、赤穂市、相生市、姫路市 |
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面積(平方キロメートル) | 150 |
基準1、2、3、7が高く、MARXANにより選定されたため
揖斐川河口や新舞子海岸、千種川河口、鹿久居島などを含む海域である。新舞子海岸の前浜干潟には、全国的に少なくなった二枚貝のマテガイ、カニ類のウモレマメガニが多産する。千種川河口には河口干潟や塩性湿地が広がっており、マテガイ、寄生性のマゴコロガイといった希少二枚貝やハクセンシオマネキ、ウモレベンケイガニ、ヒモイカリナマコも普通に産する(環境省, 2001)。日本固有種である可能性が高いヨシダカワザンショウなども生息する( 日本ベントス学会,2012)。
干潟(平方キロメートル) | 1.7 |
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藻場(平方キロメートル) | 1.3 |
サンゴ(平方キロメートル) | |
自然海岸の長さ(キロメートル) | 115.1 |
自然海岸の占める割合(パーセント) | 58.9 |
砂堆(在情報) | |
マングローブ |
■基準1 |
【魚類】 |
チクゼンハゼ |
【貝類】 |
エドガワミズゴマツボ |
オキシジミ |
クリイロカワザンショウ |
ツブカワザンショウガイ |
ハマグリ |
ムシヤドリカワザンショウ |
ヤマトシジミ |
ヨシダカワザンショウ |
■基準2 |
【哺乳類】 |
スナメリ |
【鳥類】 |
イソヒヨドリ(営) |
ウミネコ |
ウミネコ(営) |
オオセグロカモメ |
オオセグロカモメ(営) |
カモメ |
カワウ(営) |
クロサギ(営) |
コチドリ(営) |
セグロカモメ |
ハヤブサ(営) |
ミサゴ(営) |
ユリカモメ |
【魚類】 |
イカナゴ(産) |
ヒラメ(産) |
マコガレイ(産) |
【頭足類】 |
イイダコ |
マダコ |
■基準3 |
【鳥類】 |
カンムリカイツブリ |
コアジサシ |
【魚類】 |
エドハゼ |
キセルハゼ |
クボハゼ |
タビラクチ |
チクゼンハゼ |
【甲殻類等】 |
アカテガニ |
アシハラガニ |
クシテガニ |
チゴガニ |
ハクセンシオマネキ |
ヤマトオサガニ |
【貝類】 |
イボウミニナ |
オキシジミ |
タマキビ |
ハマグリ |
【その他無脊椎動物】 |
ムギワラムシ |
【維管束植物】 |
ヒロハマツナ |
■基準7 |
【魚類】 |
イドミミズハゼ |
【甲殻類等】 |
オサガニ |
ハクセンシオマネキ |
ヤマトオサガニ |
【貝類】 |
イボウミニナ |
ハマグリ |
ヒロクチカノコ |
フトヘナタリ |
ヘナタリ |
ヤマトクビキレガイ |
ヤマトシジミ |
【維管束植物】 |
ウラギク |
シバナ |
ヒロハマツナ |
フクド |
※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。