環境省ホーム > 政策分野・行政活動 > 政策分野一覧 > 自然環境・生物多様性 > 生物多様性の観点から重要度の高い海域 > 沿岸域 > 13302 和歌山・友が島周辺
| 該当市区町村 | 大阪府岬町、和歌山県和歌山市 |
|---|---|
| 面積(平方キロメートル) | 99 |
基準1、3、7が高く、MARXANにより選定されたため
和歌山川、紀ノ川河口及び友が島周辺を含む海域である。紀ノ川河口、和歌川河口は、豊富なベントス相を呈し、特にシオマネキ、ハクセンシオマネキ、オサガニ、チクゼンハゼの生息数は近畿最大である。ムギワラムシ、ワカウラツボなどの希少種も数多い(環境省, 2001)。友が島は、自然状態の磯や礫浜で縁取られているため、生物多様性が高い。礫浜にはオオミミズハゼが生息し、岩礁にはシロヘリハンミョウが見られる。紀淡海峡は、ワカメ・テングサ場が発達している(環境省, 2001; 和田, 2008)。近年は友が島周辺にスナメリの姿もみられる(平嶋私信)。
| 干潟(平方キロメートル) | 1.4 |
|---|---|
| 藻場(平方キロメートル) | 3.9 |
| サンゴ(平方キロメートル) | |
| 自然海岸の長さ(キロメートル) | 59.7 |
| 自然海岸の占める割合(パーセント) | 38.5 |
| 砂堆(在情報) | |
| マングローブ |
| ■基準1 |
| 【甲殻類等】 |
| シオマネキ |
| 【貝類】 |
| エドガワミズゴマツボ |
| オキシジミ |
| クリイロカワザンショウ |
| シイノミミミガイ |
| タケノコカワニナ |
| ハマグリ |
| ムシヤドリカワザンショウ |
| ヤマトシジミ |
| ヨシダカワザンショウ |
| ■基準2 |
| 【鳥類】 |
| イソヒヨドリ(営) |
| ウミネコ |
| ウミネコ(営) |
| カモメ |
| クロサギ(営) |
| ミサゴ(営) |
| 【魚類】 |
| イカナゴ(産) |
| ブリ(産) |
| マアジ(産) |
| マダイ(産) |
| 【頭足類】 |
| イイダコ |
| マダコ |
| ■基準3 |
| 【魚類】 |
| ウナギ |
| 【甲殻類等】 |
| アカテガニ |
| アシハラガニ |
| シオマネキ |
| チゴガニ |
| ハクセンシオマネキ |
| ヤマトオサガニ |
| 【貝類】 |
| イボウミニナ |
| オキシジミ |
| コゲツノブエガイ |
| タケノコカワニナ |
| タマキビ |
| ハマグリ |
| ミズゴマツボ |
| ワカウラツボ |
| ■基準7 |
| 【甲殻類等】 |
| オサガニ |
| シオマネキ |
| ハクセンシオマネキ |
| ヤマトオサガニ |
| ユウシオガイ |
| 【貝類】 |
| イボウミニナ |
| イボキサゴ |
| オキナガイ |
| タケノコカワニナ |
| ハマグリ |
| ヘナタリ |
| ヤマトクビキレガイ |
| ヤマトシジミ |
| ユウシオガイ |
※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。