環境省ホーム > 政策分野・行政活動 > 政策分野一覧 > 自然環境・生物多様性 > 生物多様性の観点から重要度の高い海域 > 沿岸域 > 13007 伊勢湾南部(宮川)周辺
該当市区町村 | 三重県伊勢市、松阪市、津市 |
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面積(平方キロメートル) | 63 |
基準3が高く、MARXANにより選定されたため
伊勢湾南部の雲出川、櫛田川、愛宕川、金剛川、祓川河口周辺を含む海域である。雲出川河口はシギ・チドリ類と渡来地となっており、秋の渡り期の種数・個体数が比較的多く、キアシシギ、ハマシギでは最小推定個体数の1%以上、ミヤコドリでは最小推定個体数の0.25%以上が記録され、ホウロクシギ、オオジシギも記録されている。櫛田川、愛宕川、金剛川、祓川の河口周辺は、塩性湿地が豊富で、地形的にも多様である。塩性湿地固有の豊富な巻貝類(オカミミガイ、ウスコミミガイ、クリイロコミミガイ、ヒロクチカノコなど)が生息する。このため、愛宕川河口〜櫛田川河口の干潟はシギ・チドリ類の渡来地となっており、春秋の渡り期の種数・個体数が比較的多く、キアシシギ、チュウシャクシギでは最小推定個体数の1%以上、ハマシギでは最小推定個体数の0.25%以上が記録されている。また、ホウロクシギ、アカアシシギが記録されている(環境省, 2001)。
干潟(平方キロメートル) | 8.2 |
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藻場(平方キロメートル) | 5.7 |
サンゴ(平方キロメートル) | |
自然海岸の長さ(キロメートル) | 1.5 |
自然海岸の占める割合(パーセント) | 2.7 |
砂堆(在情報) | |
マングローブ |
■基準1 |
【甲殻類等】 |
ウモレマメガニ |
【貝類】 |
オキシジミ |
クリイロカワザンショウ |
ハマグリ |
マテガイ |
ムシヤドリカワザンショウ |
ヤマトシジミ |
ヨシダカワザンショウ |
■基準2 |
【哺乳類】 |
スナメリ |
【鳥類】 |
カワウ(営) |
コアジサシ |
コアジサシ(営) |
コチドリ(営) |
シロチドリ(営) |
【魚類】 |
イカナゴ(産) |
マアジ(産) |
【頭足類】 |
イイダコ |
マダコ |
■基準3 |
【鳥類】 |
コアジサシ |
【魚類】 |
ウナギ |
【昆虫類】 |
カワラハンミョウ |
【甲殻類等】 |
アシハラガニ |
ウモレベンケイガニ |
ウモレマメガニ |
クシテガニ |
チゴガニ |
ヤマトオサガニ |
【貝類】 |
イボウミニナ |
オカミミガイ |
オキシジミ |
カワアイ |
キヌカツギハマシイノミガイ |
クリイロコミミガイ |
サキグロタマツメタ |
タマキビ |
ハマグリ |
ワカウラツボ |
【その他無脊椎動物】 |
ニンジンイソギンチャク |
ムギワラムシ |
■基準7 |
【甲殻類等】 |
オサガニ |
ヤマトオサガニ |
【貝類】 |
イボウミニナ |
ハマグリ |
フトヘナタリ |
ヘナタリ |
ヤマトシジミ |
【維管束植物】 |
ウラギク |
シバナ |
フクド |
※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。