環境省ホーム > 政策分野・行政活動 > 政策分野一覧 > 自然環境・生物多様性 > 生物多様性の観点から重要度の高い海域 > 沿岸域 > 12101 犬吠埼周辺
| 該当市区町村 | 茨城県神栖市、千葉県銚子市 |
|---|---|
| 面積(平方キロメートル) | 53 |
基準2が高く、MARXANにより選定されたため
太平洋に突き出した犬吠埼を中心とした海域である。利根川下流部を含む北部の波崎の砂浜には、チュウシャクシギ、ツルシギ、ミユビシギ、キョウジョシギ、ミヤコドリが数多く分布する。犬吠埼周辺沿岸はエビアマモの生育地であり、その他コンブ目やホンダワラ科主体の海藻群落(寒流系海藻の分布の南限域)が広がる(環境省,2001)。犬吠埼周辺海域は、直接的に黒潮と親潮がぶつかり合う地域で、特に、沿岸域の外周域には固有と思われるような貝類もある(奥谷,2000)などの特色がある。
| 干潟(平方キロメートル) | 2.5 |
|---|---|
| 藻場(平方キロメートル) | 2.1 |
| サンゴ(平方キロメートル) | |
| 自然海岸の長さ(キロメートル) | 14.1 |
| 自然海岸の占める割合(パーセント) | 19.0 |
| 砂堆(在情報) | |
| マングローブ |
| ■基準1 |
| 【貝類】 |
| ヤマトシジミ |
| ■基準2 |
| 【哺乳類】 |
| スナメリ |
| 【鳥類】 |
| イソヒヨドリ(営) |
| ウミウ |
| ウミウ(営) |
| ウミネコ |
| ウミネコ(営) |
| クロサギ(営) |
| コアジサシ |
| コアジサシ(営) |
| コチドリ(営) |
| セグロカモメ |
| ヒメウ |
| ヒメウ(営) |
| 【魚類】 |
| イカナゴ(産) |
| イトヒキダラ(産) |
| マコガレイ(産) |
| ヤナギムシガレイ(産) |
| ウナギ(※) |
| 【頭足類】 |
| ホタルイカ |
| ヤリイカ |
| ■基準3 |
| 【鳥類】 |
| コアジサシ |
| ヒメウ |
| ■基準7 |
| 【貝類】 |
| ヤマトシジミ |
※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。