環境省ホーム > 政策分野・行政活動 > 政策分野一覧 > 自然環境・生物多様性 > 生物多様性の観点から重要度の高い海域 > 沿岸域 > 11505 小老部川河口周辺
| 該当市区町村 | 青森県東通村 |
|---|---|
| 面積(平方キロメートル) | 10 |
MARXANにより選定されたため
小老部川河口周辺の海域である。尻屋半島周辺(11504)と同様に、砂浜沿岸は多くの海跡湖の点在する広大な砂丘地帯で、海跡湖やその周辺は、湿原植物や水生昆虫類(コウベツブゲンゴロウ、オオヒメゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、ゲンゴロウ、エゾゲンゴロウモドキなど)の宝庫となっている。また、砂丘ではさまざまな海浜昆虫(オオマキバサシガメ、カワラハンミョウ、ヤマトヌスミベッコウ、ニッポンハナダカバチ、ヤスマツムカシハナバチが)の生息が確認されている(環境省,2001)。この一帯は、歴史的に何度も津波を受けて、潟や海跡湖の自然が維持されてきており、長期的スケールで維持されている砂浜生態系として貴重である。
| 干潟(平方キロメートル) | |
|---|---|
| 藻場(平方キロメートル) | 1.2 |
| サンゴ(平方キロメートル) | |
| 自然海岸の長さ(キロメートル) | 6.6 |
| 自然海岸の占める割合(パーセント) | 86.6 |
| 砂堆(在情報) | |
| マングローブ |
| ■基準2 |
| 【魚類】 |
| イカナゴ(産) |
| クロソイ(産) |
| 【頭足類】 |
| マダコ |
| ■基準3 |
| 【魚類】 |
| イトヨ類 |
| カンキョウカジカ |
| スミウキゴリ(汽水型) |
| ■基準7 |
| 【魚類】 |
| ミミズハゼ |
※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。