環境省ホーム > 政策分野・行政活動 > 政策分野一覧 > 自然環境・生物多様性 > 生物多様性の観点から重要度の高い海域 > 沿岸域 > 11503 下北半島沿岸
| 該当市区町村 | 青森県むつ市、佐井村、大間町、東通村、風間浦村 |
|---|---|
| 面積(平方キロメートル) | 258 |
基準2が高く、MARXANにより選定されたため
下北半島の南部牛ノ首岬から大間崎までの西側海岸を経て、北側海岸の野牛川河口あたりまでの海域である。陸奥湾の泥砂底質のアマモ場生態系が優占する生態系とは異なり、海藻藻場が優占する連続した生態系であり生産性が高い。多くの鳥類、魚類の繁殖地、産卵場となっている。下北半島大間崎周辺沿岸にはマコンブ、ホソメコンブ、ガゴメ、ワカメ、アオワカメなど8種類のコンブ目が生育し、また寒流系、暖流系の多様な海藻が豊富である。大間崎地先の生物多様性は特に高い(環境省,2001)。下北半島北部沿岸にはコクガンが渡来する。
| 干潟(平方キロメートル) | |
|---|---|
| 藻場(平方キロメートル) | 42.7 |
| サンゴ(平方キロメートル) | |
| 自然海岸の長さ(キロメートル) | 67.9 |
| 自然海岸の占める割合(パーセント) | 51.5 |
| 砂堆(在情報) | |
| マングローブ |
| ■基準2 |
| 【鳥類】 |
| ウミウ |
| ウミウ(営) |
| オオセグロカモメ |
| オオセグロカモメ(営) |
| オオミズナギドリ |
| オオミズナギドリ(営) |
| クロサギ(営) |
| ミサゴ(営) |
| 【魚類】 |
| イカナゴ(産) |
| クロソイ(産) |
| マガレイ(産) |
| マコガレイ(産) |
| マダラ(産) |
| 【頭足類】 |
| イイダコ |
| マダコ |
| ■基準3 |
| 【鳥類】 |
| ケイマフリ |
| ヒメウ |
| 【魚類】 |
| イトヨ(生態型不明) |
| イトヨ類 |
| カンキョウカジカ |
| マルタ |
| ■基準4 |
| 【鳥類】 |
| オオミズナギドリ |
| ■基準7 |
| 【維管束植物】 |
| オオクグ |
| オオシバナ |
※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。