環境省ホーム > 政策分野・行政活動 > 政策分野一覧 > 自然環境・生物多様性 > 生物多様性の観点から重要度の高い海域 > 沿岸域 > 11502 陸奥湾沿岸
| 該当市区町村 | 青森県むつ市、横浜町、青森市、平内町、野辺地町 |
|---|---|
| 面積(平方キロメートル) | 487 |
基準2、5、8が高く、MARXANにより選定されたため
陸奥湾沿岸(うち、野辺地湾と青森湾の東部)沿岸の海域である。閉鎖性海域でもある陸奥湾の沿岸は全体に砂浜海域(砂泥域)が優占する海岸であり、底生生物群集の多様性が高く、生産性も高い。青森湾の東側沿岸はアマモ、コアマモ、タチアマモ、スゲアマモの生育地であり、野辺地湾でも青森湾から引き続きスゲアマモが生育する。陸奥湾南部はウミヒルモの離れた北限であり、重要である(桐原ら,2005)。また、青森湾の原別海岸、大湊湾、小湊浅所海岸はオオハクチョウ、コクガンなど渡り鳥の飛来地でもある。ホタテガイ、アカガイなども豊富である(環境省,2001)。
| 干潟(平方キロメートル) | 0.9 |
|---|---|
| 藻場(平方キロメートル) | 57.2 |
| サンゴ(平方キロメートル) | |
| 自然海岸の長さ(キロメートル) | 58.9 |
| 自然海岸の占める割合(パーセント) | 29.6 |
| 砂堆(在情報) | |
| マングローブ |
| ■基準1 |
| 【貝類】 |
| オキシジミ |
| クリイロカワザンショウ |
| 【維管束植物】 |
| スゲアマモ |
| ■基準2 |
| 【鳥類】 |
| ウミウ |
| ウミウ(営) |
| ウミネコ |
| ウミネコ(営) |
| オオセグロカモメ |
| オオセグロカモメ(営) |
| ハヤブサ(営) |
| ミサゴ(営) |
| 【魚類】 |
| イカナゴ(産) |
| クロソイ(産) |
| マガレイ(産) |
| マコガレイ(産) |
| マダラ(産) |
| 【頭足類】 |
| イイダコ |
| マダコ |
| ■基準3 |
| 【魚類】 |
| カワヤツメ |
| カンキョウカジカ |
| シロウオ |
| スミウキゴリ(汽水型) |
| 【甲殻類等】 |
| アリアケモドキ |
| ヤマトオサガニ |
| 【貝類】 |
| タマキビ |
| ■基準7 |
| 【魚類】 |
| カワヤツメ |
| 【甲殻類等】 |
| ヤマトオサガニ |
| 【貝類】 |
| ヤマトクビキレガイ |
| 【維管束植物】 |
| アマモ |
| オオクグ |
| ■基準8 |
| 【特別天然記念物】 |
| 小湊のハクチョウおよびその渡来地 |
※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。