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地球上の資源()()られているのに、人間が豊かな()らしを送るために資源()を使いすぎてしまい、その大切な資源()()われつつあります。
わたしたちが目指すのは、地球の資源()を大切に使い、できるだけ環境()にやさしい社会をつくること。
資源()をなるべく使わないようにするにはどうしたらいいでしょうか。
視点()()えれば、わたしたちが毎日()てている「ごみ」も大切な資源()になります。
ごみを()てる社会から、ごみを再利用()してむだにしない社会へ()えていく。
そのためには、ふだんからごみを出さないようにすることはもちろん、くり返して使うことや、()び使えるようにすることが大切です。
たとえば、「食品ロス」。家庭やお店での食べ()しや売れ()りが原因()で、まだ食べられるはずの食べものがごみになってしまう問題があります。
なんと日本では、1年間に472万トンの食べものが()てられているのです。
食品ロスは、見方を()えると資源()を使いすぎているともいえます。
できるだけ食品ロスが()るように工夫()したり、見直したりすることは、資源()を守ることにもつながります。
それでもどうしても食品ロスは出てしまいます。そこでわたしたちは、出てしまったごみを飼料()肥料()燃料()としてリサイクルする仕組みづくりを進めています。
また、みなさんの生活には()かせないプラスチックも大切な資源()です。
プラスチックを再利用()すれば、原料()である石油の使用()製品()をつくるときに必要()となるエネルギーの使用()()り、資源()を守ることができます。
環境()のことを考えてつくられたプラスチック製品()()び、使うプラスチックを()らして、使ったプラスチックはきちんと分別()してリサイクルすることで、環境()にやさしい社会を実現()できるのです。
環境省()では、エコなプラスチック製品()をつくることを()びかけたり、お店やホテルなどで使い()てのプラスチックを使わないようにする仕組みをつくったり、プラスチックの再利用()・リサイクルへの取組に力を入れています。
リサイクルの仕組みをつくることは、実は意外なところで役に立ちます。
たとえば、地震()や台風などの自然()災害()が起きると、一度にたくさんのごみが集まります。
持ちこまれるごみの()が多すぎて、ごみ処理場()がパンクしてしまい、なかなか災害()ごみを処理()できないといったことも起こります。
ふだんからごみを少なくするように、そしてリサイクルしていれば、災害()が起きたときにも処理場()によゆうができて、他の地域()災害()ごみを受け入れることもできます。
また、災害()ごみの中にはリサイクルできるものもあり、ごみを再利用()してむだにしない社会に一歩近づくこともできます。
そういった大きな災害()にも()えたごみを処理()するための仕組みを、地域()といっしょにつくっていくのも環境省()の大切な仕事のひとつです。
ペットボトル 写真
()ぜればごみ、分ければ資源()
ごみを減らし再利用()して、むだにしない社会へ

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