環境と経済と社会は、おたがいに結び付き、それぞれの問題が関係していて、さらに各地域に住む人たちの生活に大きな影響をあたえています。
都市と地方が、それぞれの特性を生かし、それぞれに提供し合い、助け合うことで、おたがいの環境と経済がうまく作用し合い、暮らしやすい社会をつくっていくことができます。
たとえば、美しい里山や河川などの緑豊かな自然にめぐまれた地方。
緑豊かな自然を保護し、これから先ずっと保持していくには、実はとてもお金がかかります。里山や河川を保全するためには、人や設備が必要です。しかし、地方には、保全するためのお金が足りません。
一方で、都市には、人口も多く、仕事もたくさんあり、お金によゆうはあるけれど、緑豊かな自然自体が少なく、自然にふれる機会が少ないといえます。
そこで、地方のさまざまな人たちがアイデアを出し合って、自然環境や歴史・文化など、地方固有のみりょくを観光客に伝えることで、その価値や大切さが理解され、環境や文化の保全につながっていくことを目指す「エコツーリズム」という仕組みを活用します。
エコツーリズムで、その地方を訪れた観光客(ほかの地域から来た都市や地方の人)にお金を使ってもらい、その地方は、そのお金で里山を保全したり、きれいな空気や豊かな水などの自然のめぐみを生かした新しい商品やサービスのために人をやとったり、設備を整えたりできます。
また地方では、地域内で作られた太陽光や風力などの再生可能エネルギーが、必要とするエネルギーの量を上回れば、地域外にエネルギーを売ることができます。地域の自治体や会社、住民が協力して、再生可能エネルギーを供給することで、地域の経済を元気にすることができるのです。
そして、都市では、地方から再生可能エネルギーを買うことで、火力発電所で燃やす石油や石炭などの化石燃料を減らすことができ、二酸化炭素を減らす「脱炭素社会」に一歩近づくことができます。
都市も地方も、自然や文化を守り、未来への財産として引きついでいく、活力あるずっと続けられる地域づくりを目指していきます。
環境で地域を元気にしていく、また持続可能な地域づくりを背負って立つ人を育てるのも、環境省の大切な役割です。
都市と地方が、それぞれの特性を生かし、それぞれに提供し合い、助け合うことで、おたがいの環境と経済がうまく作用し合い、暮らしやすい社会をつくっていくことができます。
たとえば、美しい里山や河川などの緑豊かな自然にめぐまれた地方。
緑豊かな自然を保護し、これから先ずっと保持していくには、実はとてもお金がかかります。里山や河川を保全するためには、人や設備が必要です。しかし、地方には、保全するためのお金が足りません。
一方で、都市には、人口も多く、仕事もたくさんあり、お金によゆうはあるけれど、緑豊かな自然自体が少なく、自然にふれる機会が少ないといえます。
そこで、地方のさまざまな人たちがアイデアを出し合って、自然環境や歴史・文化など、地方固有のみりょくを観光客に伝えることで、その価値や大切さが理解され、環境や文化の保全につながっていくことを目指す「エコツーリズム」という仕組みを活用します。
エコツーリズムで、その地方を訪れた観光客(ほかの地域から来た都市や地方の人)にお金を使ってもらい、その地方は、そのお金で里山を保全したり、きれいな空気や豊かな水などの自然のめぐみを生かした新しい商品やサービスのために人をやとったり、設備を整えたりできます。
また地方では、地域内で作られた太陽光や風力などの再生可能エネルギーが、必要とするエネルギーの量を上回れば、地域外にエネルギーを売ることができます。地域の自治体や会社、住民が協力して、再生可能エネルギーを供給することで、地域の経済を元気にすることができるのです。
そして、都市では、地方から再生可能エネルギーを買うことで、火力発電所で燃やす石油や石炭などの化石燃料を減らすことができ、二酸化炭素を減らす「脱炭素社会」に一歩近づくことができます。
都市も地方も、自然や文化を守り、未来への財産として引きついでいく、活力あるずっと続けられる地域づくりを目指していきます。
環境で地域を元気にしていく、また持続可能な地域づくりを背負って立つ人を育てるのも、環境省の大切な役割です。

環境にやさしい、自然の風の力を
利用した風力発電です
利用した風力発電です