デジタルカメラで夜空の明るさを調査
環境省では、夏と冬の2回、デジタルカメラによる夜空の明るさ調査を行っています。ぜひこの機会に、星を眺めてみませんか? デジタルカメラを使うと、撮影した写真から「夜空の明るさ」を数値で導き出せます。いつもと違った楽しみ方に挑戦してみましょう。
How to
デジカメ観察調査
RAWデータで保存可能な、レンズ交換式デジタル一眼カメラを使用します。2008年以降に発売された機種が推奨です。使用するレンズは「標準レンズ」。また、カメラを固定するため三脚を用意しましょう。 ○レンズ交換式デジタル一眼カメラ ・レンズが交換できるもの ×レンズ一体型のコンパクトカメラ |
カメラのダイヤルを「M(マニュアル)」に合わせます。設定画面から、図を参考に、各項目を設定して下さい。大切なのは、カメラの時計を正確に合わせること。分析の際に使用するので、しっかり確認しましょう。 下記リンクから、メーカー別の https://www.env.go.jp/air/life/hoshizorakansatsu/observe-2.html |
カメラを三脚にセットしたら撮影開始。星は少しずつ位置が動くため、写真にもほんの少しずれて写ります。撮影写真の星が、画面の左から右方向に流れて写っているか確認します。 写真から、「等級(mag/□″)」を単位とする、夜空の明るさを算出することができます。この数値が大きいほど、夜空が暗くて星が見やすいということになります。撮影データを下記のサイトに報告すると、後日環境省のHPに、撮影写真の夜空の明るさの結果が公表されます。 【データ報告サイト】 |
イラスト/中根ゆたか