国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

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日記

626件の記事があります。

2008年06月04日サツキがみごろです

新宿御苑日記

昨日一日降り続いた雨もあがりました。梅雨入りした東京は、しばらくは雨模様になりそうですが、水分を得た園内の植物たちはいきいきと輝いているようです。




日本庭園でサツキがみごろを迎えています。
池の水面に映り込んだ紅色もきれいです。


新宿門近くのアジサイ(紫陽花)。咲き始めです。
株によっては、ほんのり色づき始めています。
6月中旬にかけて、みごろを迎えそうです。


フランス式整形庭園近くのカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)。こちらも咲き始めです。
葉に切れ込みがあり、柏の葉に似ていることからこの名が付きました。


フランス式整形庭園のバラ花壇。
剪定作業が入り、一時期の華やかさはなくなりましたが、株によってはまだきれいに咲いています。


(ウメモドキの雄花)


(ウメモドキの雌花)

新宿門近くのウメモドキ(梅擬)の花。みごろです。
よく見ると直径3~4mmのとても小さな花をつけています。
ウメモドキは雌雄異株で、新宿御苑には雄木と雌木があるので花の違いを観察することができます。




母と子の森のシモツケ。みごろです。
ピンク色のふわふわした花をたくさんつけています。
シモツケは漢字で「下野」と書き、下野の国(現在の栃木県)で発見されたことが名前の由来です。


フランス式整形庭園のプラタナス並木。
葉が青々と茂り、涼しい風が吹き抜けています。


*現在みごろの花*
 ・サツキ(日本庭園)
 ・バラ(フランス式整形庭園)
 ・アツバキミガヨラン(フランス式整形庭園、中の池近く)
 ・タイサンボク(旧温室前、イギリス風景式庭園)
 ・ニオイウツギ(レストハウス近く)
 ・シモツケ(母と子の森、玉藻池)
 ・ウメモドキ(母と子の森、新宿門付近)

じめじめした梅雨の時期ですが、雨降りの静かな園内を傘をさして散策するのもおすすめです。
みなさまのご来園をお待ちしております。

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2008年06月03日「わたしたちと生きものの未来のために」展

新宿御苑日記

 インフォメーションセンターのアートギャラリーでは「わたしたちと生きものの未来のために」と題して、絶滅危惧植物展を開催しています。

 私たちの身の回りから姿を消してしまいそうな植物を「絶滅危惧植物」といいます。新宿御苑では全国の植物園と協力し、この絶滅危惧植物の保護と栽培を積極的に行っています。


水草の「ガガブタ」と「アサザ」。どちらも準絶滅危惧(生息条件の変化によっては絶滅危惧になってしまう種)です。



小笠原諸島父島の固有種「ムニンノボタン」。ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い‘絶滅危惧ⅠA類’に定義されています。

 新宿御苑で栽培している絶滅危惧植物と、保護の取り組みをわかりやすくご紹介する展示です。
身近な植物を学びながら、私たちと植物の繋がりについて一緒に考えてみませんか。

 開催期間:6月3日(火)~6月8日(日)
      9時~16時30分(入場無料)

 6月は環境月間です。6月7日(土)と8日(日)は無料開園いたします。

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2008年05月29日雨の園内を彩る花々

新宿御苑日記

昨日から降り続く雨が、園内に大きな水たまりをいくつも作っています。


フランス式整形庭園のバラ花壇。みごろです。雨に濡れながらも、色とりどりの花を咲かせています。
6月上旬頃までは華やかな花壇をお楽しみいただけそうです。


バラ花壇の近くで咲くアツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭)。
大きく立ち上がって咲く白い花が目を引きます。明治中期に渡来した北米原産の常緑低木です。




旧温室前のタイサンボク(泰山木)。
5月23日に開花し、少しずつ花数を増やしています。


園内のアジサイ(紫陽花)は、咲き始めです。
6月中旬にかけて、みごろを迎えそうです。


母と子の森のハコネウツギ(箱根空木)。
咲き始めは白色の花が、しだいにピンク色に変化します。
ひとつの木に白、薄桃色、紅色と様々な色の花が咲く様子はとてもにぎやかです。

*現在みごろの花*
 ・バラ(フランス式整形庭園)
 ・アツバキミガヨラン(フランス式整形庭園、中の池近く)
 ・タイサンボク(旧温室前、イギリス風景式庭園)
 ・ハコネウツギ(母と子の森)
 ・シモツケ(母と子の森、玉藻池)
 ・ウメモドキ(母と子の森、新宿門付近)

みなさまのご来園をお待ちしております。

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2008年05月27日アートギャラリーでバードカービング展を開催中です

新宿御苑日記

 インフォメーションセンターのアートギャラリーでは「野鳥を知る バードカービング展」(財団法人日本鳥類保護連盟、鳥の工房つばさ主催)を、5月27日(火)から6月1日(日)まで開催します。



野鳥をバードカービングやウッドカービングで表現します。羽の細部まで精密に作られたカービングで、野鳥を間近に観察することができます。

 特別展示として、絶滅危惧に瀕する南西諸島の野鳥のカービングも展示します。

 開催期間:5月27日(火)~6月1日(日)
         9時~16時30分(入場無料)
 ※最終日は15時30分に閉展します。

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2008年05月25日バラのガイドウォークを開催

新宿御苑日記

フランス式整形庭園のバラ花壇では
バラのガイドウォーク
を開催しています。植栽管理をしているボランティアグループ「グリーンアカデミークラブ」のバラチームの皆さんが、品種や歴史、香り、栽培の苦労話など、バラの楽しみ方をご紹介します。

ガイドに参加された方には、バラの系譜と新宿御苑のバラ植栽図の資料が配られました。資料を見ながら、名前の由来や殿堂入りの経緯など詳しい説明を聞きます。



ダブル・デライトという四季咲き大輪の品種。色も香りも楽しめることから名付けられました。この品種は世界バラ会連合の世界大会で選ばれ殿堂入りしています。


中輪の花が房咲きに咲くフロリバンダ系のバラたち。他にもハイブリッドティーやシュラブなどの系統があります。



オールドポートという品種。花弁が外から芯に向かって小さくなり、花が全体的に平らになるロゼット咲きのバラです。



ゴールドバニーという品種。きれいな黄色です。淡い香りがあります。

香りがあるものと無いもの、花びらが反ったり先が尖ったりするもの、一重咲きのものなど、様々なバラの品種に驚かされるガイドウォークです。ぜひご参加下さい。

◇今後の実施日
 5月25日(日)
 5月31日(土)
 6月1日(日)

◇開始時間
(1)10:30から
(2)13:30から
それぞれ1時間程度

◇当日受付・小雨決行
フランス式整形庭園バラ花壇に開始時間までにお集まりください
*バラ花壇まで
新宿門から徒歩10分
大木戸門から徒歩5分
千駄ヶ谷門から徒歩7分

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2008年05月22日バラが満開です

新宿御苑日記

今日は緑の樹々が輝くような快晴です。遠足の子供たちが芝生の上を元気に走り回っています。



フランス式整形庭園のバラ花壇。

約100種500株のバラが植栽されており、どの株もみごろです。大輪もの、中輪房咲きのもの、ミニバラ、つるバラ、枝垂れて咲くバラなどがあります。

6月上旬頃までは華やかな花壇をお楽しみいただけそうです。





日本庭園楽羽亭横のカルミアが咲き始めました。カルミアは、日本ではアメリカシャクナゲとも呼ばれる北米原産の常緑低木です。うっすらとピンクがかった白い花びらの内側に濃い紅色の斑点があります。陽光を受けて白く輝くようすはまるで小さな日傘のようです。

*現在みごろの花*
 ・バラ(フランス式整形庭園)
 ・ホオノキ(イギリス風景式庭園)
 ・カラタネオガタマ(フランス式整形庭園)
 ・ガマズミ(母と子の森)
 ・シラン(管理事務所前)
 ・ユリノキ(イギリス風景式庭園)

みなさまのご来園をお待ちしております。

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2008年05月21日アートギャラリー「都道府県別日本産スミレ絶滅危惧種写真展」開催

新宿御苑日記

 インフォメーションセンターのアートギャラリーでは、「都道府県別日本産スミレ絶滅危惧種写真展」(主催:すみれの集い)を開催しています。



 絶滅危惧種として定められている日本産のスミレの紹介です。自然保護の大切さを身近に感じることができます。

 開催期間:5月20(火)~5月25日(日)
         9時~16時30分(入場無料)
 ※最終日は13時に閉展いたします。

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2008年05月19日ロハスデザイン大賞2008新宿御苑展が開催されました

新宿御苑日記

 新宿御苑において、5月15日(木)から18日(日)まで「ロハスデザイン大賞2008新宿御苑展」(主催:有限責任法人ロハスクラブ、共催:チーム・マイナス6%(環境省))が開催されました。



 
ロハスとは「持続可能で、健やかなライフスタイル」の略です。地球温暖化や生物多様性の保全といった課題を踏まえ、地球にも自分にも持続可能で健康的な暮らしをつくっていく方法を考えて、ヒト・モノ・コトの部門ごとにさまざまな技術や知識の展示がありました。




展示をご覧になった方は、気に入った展示に大賞への一票を投じていました。
大賞は6月5日(木)環境の日に ロハスクラブのホームページ で発表予定です。





イギリス風景式庭園では他にも、ラジオの公開収録やエコバッグの草木染め、社会や地球に貢献するショッピングイベントが催されていました。


6月は環境月間として6月7日(土)、8日(日)が無料開園日となります。通常一般200円、小・中学生50円の入園料が無料になります。
みなさまのご来園をお待ちしております。
 入園時間 9:00~16:00
 閉園時間 16:30

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2008年05月13日バラがみごろを迎えています

新宿御苑日記

フランス式整形庭園で、バラがみごろを迎えています。色とりどりの花がつぼみを開き、ロマンチックな雰囲気です。

新宿御苑のバラ花壇には約100種500株のバラが植栽されています。
6月上旬頃までは華やかな花壇をお楽しみいただけそうです。

大輪のバラがきれいに咲いています。

辺りにはバラの甘い香りが漂っています。





イギリス風景式庭園のユリノキ。みごろです。
薄緑色のチューリップに似た花をたくさんつけています。





母と子の森のエゴノキ。咲き始めです。
雑木林などに普通に生える落葉高木で、小さくかわいらしい花をたくさんつけます。
果実の皮には麻酔効果があるため、すりつぶして川に流し、魚取りに使われることがあります。


*現在みごろの花*
 ・バラ(フランス式整形庭園)
 ・トチノキ(母と子の森)
 ・ベニバナトチノキ(千駄ヶ谷門近く外周)
 ・ユリノキ(イギリス風景式庭園)
 ・ホオノキ(イギリス風景式庭園)
 ・カラタネオガタマ(フランス式整形庭園)
 ・ミズキ(母と子の森)
 ・シラン(管理事務所前)

なお、新宿御苑では5月15日(木)~18日(日)に
「第3回ロハスデザイン大賞2008新宿御苑展」を実施いたします。
詳しくはこちらのHPにてご確認ください。
ロハスクラブホームページ

みなさまのご来園をお待ちしております。

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2008年05月07日バラが咲きはじめています

新宿御苑日記

 青々とした芝生が広がる園内。5月の風が、花の香りを運んできます。


フランス式整形庭園で、バラが咲き始めています。ピンクや黄色のバラの花がつぼみを開き、甘い香りを漂わせています。
新宿御苑のバラ花壇には約100種500株のバラが植栽されています。
全体的には今月中旬にかけてみごろを迎えそうです。




旧温室前のユリノキ。みごろです。
近くでよく見ると、薄緑色のチューリップに似た花をたくさんつけています。
今月中旬頃まではきれいな花をご覧いただけそうです。




母と子の森のハリエンジュ(別名:ニセアカシア)。
木が大きく至近距離では見られませんが、白く小さな花をたくさんつけています。
花には蜜があり、近くを通るといい香りがします。




管理事務所前のシラン(紫蘭)。みごろです。
日当たりのよい草地に生える自生ラン。
準絶滅危惧種に指定されています。




フランス式整形庭園、プラタナス並木近くのカラタネオガタマ(唐種招霊)。
咲き始めです。
中国南部原産の常緑小高木で、トウオガタマとも呼ばれます。江戸時代に渡来し、神社などに植えられています。
花はバナナのような甘い香りがします。



*現在みごろの花*
 ・フジ(日本庭園)みごろはあと2~3日となりそうです
 ・トチノキ(母と子の森)
 ・ユリノキ(イギリス風景式庭園)
 ・ホオノキ(イギリス風景式庭園)
 ・ベニバナトチノキ(千駄ヶ谷門近く外周)
 ・ハリエンジュ(母と子の森)
 ・ミズキ(母と子の森、上の池近く)
 ・コデマリ(下の池近く)散り始めです
 ・シラン(管理事務所前)


みなさまのご来園をお待ちしております。

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