国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑

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2008年07月23日「“どんぐりの会”風景画展」開催中

新宿御苑日記

インフォメーションセンターのアートギャラリーでは、どんぐりの会による「“どんぐりの会”風景画展」を開催しています。


どんぐりの会は、日本の自然に親しみ、楽しみながら絵を描くグループです。今回は、新宿御苑を中心とした各地の自然風景を柔らかな色彩で表現した作品を展示しています。




展示期間:
 7月23日(火)~7月27日(日)
 9時~17時30分(展示最終日は17時終了)

皆様のご来場をお待ちしております。

**お知らせ**
皆さんもご自分の作品を新宿御苑アートギャラリーで展示してみませんか?
現在、平成21年度の利用団体を募集しています。第1回説明会は9月7日です。 詳しくは募集についてをご覧下さい。

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2008年07月22日夏の花 みごろ情報

新宿御苑日記

大暑(たいしょ)の節気を迎えいよいよ暑さも増してきました。青い空と白い雲の対比が鮮やかになる時節です。




三角花壇、フランス式整形庭園でアメリカフヨウがみごろです。アオイ科ハイビスカス属の植物で別名をクサフヨウともいい、25cmにもなる大きな花を咲かせます。白、ピンク、紅の色とりどりの大花は見応えがあります。


フランス式整形庭園のミナヅキ。旧暦の水無月に咲くことが名の由来です。
枝先にかたまった緑色のつぼみが開くと、その花の重さで枝が弓なりにしなります。白い花が、晴れた夏空に映える、アジサイの仲間です。




パイナップルリリー。アフリカ原産のユリ科の植物です。花が穂状に咲く様子と頂点の葉の形状がパイナップルの実に似ていることから名づけられました。
六花弁の花一つ一つは、星のような形をしています。


日本庭園のヤブミョウガ。花びらが透き通っているようにみえました。茎が長く、少しの風でもゆらゆら揺れています。

近くに寄ると、直径5mmほどのつややかな実がたくさん付いていました。

実は若いうちは緑色ですが、熟すにしたがって褐色、藍紫色へと変色します。秋になると実は破れ黒い種子が落ちて繁殖します。

*現在見ごろの花*
・アガパンサス(管理事務所近く、レストランゆりのき近く)
・アベリア(大木土門近く、千駄ヶ谷門外)
・オニユリ(西休憩所)
・キキョウ(新宿門近く)
・キョウチクトウ(芝生広場、千駄ヶ谷休憩所)
・サルスベリ(下の池)
・ギボウシ(管理事務所近く)
・バラ(フランス式整形庭園)
・ハンゲショウ(母と子の森)
・ヒメヒオウギズイセン(丸花壇)
・ムクゲ(千駄ヶ谷休憩所、フランス式整形庭園近く)
・ヤブミョウガ(日本庭園、下の池など)

日中は、園内のバケツでカラスが行水するほどの暑さです。日中最高気温が30℃を超えると熱中症患者数が増加しはじめ、35℃を超すと急増するそうです。日常生活の中でも、高温多湿で風のないときや急に気温が上がった場合には、体温調節がうまくできずに熱中症を起こしやすくなりますので、園内散策の際も適度に休息をとり、こまめに水分や塩分を摂取しましょう。
万一めまいや頭痛などの症状が出てしまったら、涼しい木陰や建物に入り、濡れタオルなどで首や脇の下などを冷やします。横になるときは足を高くして休んで下さい。

国立環境研究所の発表では、地球温暖化による熱中症の増加が危惧されています。
新宿御苑では、夕方の時間を冷房に頼らず涼しく過ごしていただくことで、地球温暖化防止に少しでも役立てようと、8月末まで開園時間を1時間延長しています。
涼しい風の通る新宿御苑の木陰で、御苑の夏ならではのクールアイランドの効果をお楽しみ下さい。
みなさまのご来園をお待ちしております。

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2008年07月17日「国際サンゴ礁年2008写真展 ~サンゴ礁の世界へようこそ!~」

新宿御苑日記

インフォメーションセンターのアートギャラリーでは、国際サンゴ礁年2008推進委員会が主催する「国際サンゴ礁年2008写真展 ~サンゴ礁の世界へようこそ!~」展を開催しています。






森と海が豊かな自然を残す沖縄本島大浦湾。そこに暮らすサンゴ礁の生きものたちの紹介です。写真は約400枚あります。




サンゴ礁保護活動をしているアーティストたちの作品や、水中写真家・中村征夫さんの写真、そしてサンゴ礁保護の取り組みを紹介するパネルも展示します。

海でサンゴ礁を守ることは陸上で森林を守ることと同じように、地球の温室効果を阻止するために大切なことです。海の生態系におけるサンゴ礁の重要性を伝えます。

展示開催期間:
7月15日(火)~7月18日(金)午前9時~午後4時30分
7月19日(土)~7月20日(日)午前9時~午後5時30分
7月21日(月祝・最終日)午前9時~午後3時30分

皆様のご来場をお待ちしております。

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2008年07月16日夏の花みごろ情報

新宿御苑日記

 気がつけば7月も中盤。関東の梅雨明けはまだですが、雲の間から太陽が顔を出し、じりじりとした夏の日射しを注いでいます。





 管理事務所近くのアガパンサス。咲き始めです。
南アフリカ原産のユリ科の花です。紫色の花色から、ムラサキクンシラン(紫君子蘭)の別名があります。


 大木戸門近くのアベリア。みごろです。
ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)とも呼ばれ、その名は、花のあと果実の先に残る5枚のがく片が、お正月あそびのはねつきの「衝羽根」に似ていることから付いたものです。
大正末期に渡来し、公園などに広く植えられています。


 アベリアの横の、丸い実をたくさん付けた木はハクウンボク(白雲木)。まん丸の実が連なって付いている様子はかわいらしく、まるでブドウのようにも見えます。




 芝生広場のキョウチクトウ(夾竹桃)。みごろです。
赤花と白花が並んできれいに咲いています。




 千駄ヶ谷休憩所近くのムクゲ(木槿)。みごろです。
ムクゲの花は一日花で、朝開いた花びらも、夜にはしぼんでしまいます。


*現在見ごろの花*
・サンゴシトウ(中の池)
・キョウチクトウ(芝生広場)
・タイサンボク(レストハウス近く、温室前など)
・バラ(フランス庭園)
・ヤブミョウガ(日本庭園)
・アベリア(大木戸門近く、千駄ヶ谷門近く)
・アガパンサス(管理事務所近く)
・ムクゲ(千駄ヶ谷休憩所近く、フランス式整形庭園近く)
・リョウブ(ツツジ山)


 高温・多湿の環境で長時間過ごすことで、「熱中症」になる危険性があります。園内を歩く際は水やスポーツドリンクを持ち歩き、適度な休息を取るように心がけましょう。

みなさまのご来園をお待ちしております。

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2008年07月04日初夏の花みごろ情報

新宿御苑日記

 昨夜から降り続いた雨もあがり、夏本番を思わせる暑さです。蝉の鳴き声も聞こえてきます。




 中の池のアメリカデイゴ(アメリカ梯梧)とサンゴシトウ(珊瑚刺桐)。鮮やかな赤い花が夏の雰囲気によく似合います。


 ギボウシ(擬宝珠)。つぼみの形が橋の欄干などの柱頭につける飾り「擬宝珠」に似ていることから付けられた名前です。葉の模様も美しく、ガーデニングにも用いられます。
 写真は日本庭園のものですが、管理事務所近くと中の池にもあります。


 日本庭園のヤブミョウガ(藪茗荷)。林の中などに生える多年草。
「ミョウガ」と名がついていますが、ヤブミョウガはツユクサ科で、ショウガ科で天ぷらなどにして食べる「ミョウガ」とは別物です。


 フランス庭園近くのムクゲ(木槿)。咲き始めです。花がハスに似ていることから、ハスの古名である「ハチス」とも呼ばれています。


 場所によりアジサイがまだきれいに咲いています(写真は新宿門付近)。

*現在見ごろの花*
・アメリカデイゴ(中の池)
・サンゴシトウ(中の池、管理事務所近く)
・アジサイ(母と子の森、新宿門近く、モミジ山外周など各所)
・キョウチクトウ(芝生広場)
・タイサンボク(レストハウス近く、温室前など)
・バラ(フランス庭園)
・ギボウシ(管理事務所近く)
・ヤブミョウガ(日本庭園)
・ヤエクチナシ(千駄ヶ谷休憩所近く)


 高温・多湿の環境で長時間過ごすことで、「熱中症」になる危険性があります。園内を歩く際は水やスポーツドリンクを持ち歩き、適度な休息を取るように心がけましょう。

みなさまのご来園をお待ちしております。

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2008年06月28日夏の花が咲き始めています

新宿御苑日記

 曇り空が広がり、園内はしっとりしています。


 中の池のアメリカデイゴ(アメリカ梯梧)。ブラジル原産のマメ科の植物で、鹿児島県の県花として親しまれています。



 中の池のサンゴシトウ(珊瑚刺桐)。枝先の鮮紅色の花がサンゴに似ていて、茎にトゲがあることが名前の由来です。



 中の池のコクチナシ。ヤエクチナシより小ぶりの八重咲きの花です。よい香りを漂わせています。



 レストハウスに近い中の池でスイレンが数輪咲いていました。中の池は昨年、浚渫工事をしてヘドロを取り除き水質を良くしました。この工事のために、ほとんどのスイレンの葉を切りましたが、根は水底に残してありますので、来年にはもう少し花数を増やしたスイレンの様子をご覧いただけるかもしれません。

*現在見ごろの花*
・アジサイ(母と子の森、新宿門近く、モミジ山外周など各所)
・イトラン(下の池近く)
・キョウチクトウ(芝生広場)
・ザクロ(中の池)柵内のため至近距離では見られませんが、遠目にオレンジの花が見えます
・タイサンボク(レストハウス近く、温室前など)
・バラ(フランス庭園)
・ビヨウヤナギ(新宿門近く、千駄ヶ谷門近く)
・ギボウシ(管理事務所近く)

みなさまのご来園をお待ちしております。

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2008年06月20日緑風吹き渡る園内

新宿御苑日記

 園内の緑は湿り気を帯び、花も清々しく咲いています。


 新宿門近くのアジサイ。アジサイは外周ほか園内各所で株により見ごろとなっています。


 フランス式整形庭園近くのカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)。葉に切れ込みがあり、形がカシワの葉に似ていることから名が付きました。花は円錐状に長くて大きく穂のように咲きます。


 下の池近くのイトラン(糸蘭)が咲き始めました。淡いクリーム色の釣鐘形の花が咲きます。葉の縁からねじれた繊維が糸状に伸びているのが名前の由来です。

〔現在みごろの花〕
・サツキ(日本庭園)
・バラ(フランス式整形庭園)
・タイサンボク(旧温室前、イギリス風景式庭園)
・アジサイ(外周路など園内各所)
・ナツツバキ(千駄ヶ谷門近く)
・キョウチクトウ(芝生広場)白花のほかピンク、紅花も咲き始め
・ムラサキシキブ(西休憩所近く)

〔咲き始め〕
・ビヨウヤナギ(新宿門近く、千駄ヶ谷門近く)


・ギボウシ(管理事務所近く)



みなさまのご来園をお待ちしております。

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2008年06月17日アートギャラリー「絶滅危惧線上の生きものたち」展開催中

新宿御苑日記

 インフォメーションセンターのアートギャラリーでは「絶滅危惧線上の生きものたち/日本PARTⅢ」展を開催しています。主催は日本ワイルドライフアート協会です。

 絶滅危惧種及び希少種を主とした野生生物や自然を、油絵、水彩画、ペーパークラフト、押し花などでさまざまに表現しました。

作品を通して野生の生きものの美しさなどを伝えます。

 開催期間:6月17日(火)~6月22日(日)
        9時~16時30分(入場無料)
        最終日は15時00分に閉展します

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2008年06月11日初夏の花咲き始めました

新宿御苑日記

梅雨の晴れ間だった昨日は、久しぶりの太陽の光をうけて、みどりがキラキラ輝いていました。






千駄ヶ谷門近くのナツツバキ。咲き始めです。
葉の形がインド原産の常緑高木・サラソウジュの葉に似ていることから、シャラノキまたはシャラとも呼ばれます。


ツツジ山で、アメリカキササゲが咲き始めました。
白いフリルのような花を咲かせています。
つぼみをたくさんつけていますが、花期が短いのでご覧になりたい方はお早めにどうぞ。




フランス式整形庭園のバラ花壇。
剪定作業が入り、一時期の華やかさはなくなりましたが、株によってはまだきれいに咲いています。




芝生広場のキョウチクトウ(夾竹桃)。
白花のほうはみごろを迎えています。
花期が長く、8月頃までお花を楽しむことができます。


園内のアジサイは、株によりみごろです。
ほんのり色づいた花は、くもりの日のやさしい光がよく似合います。


*現在みごろの花*
 ・サツキ(日本庭園)
 ・バラ(フランス式整形庭園)
 ・タイサンボク(旧温室前、イギリス風景式庭園)
 ・アジサイ(外周路など園内各所)
 ・ナツツバキ(千駄ヶ谷門近く)
 ・アメリカキササゲ(ツツジ山)
 ・キョウチクトウ(芝生広場)
 ・ムラサキシキブ(西休憩所近く)

梅雨の時期ですが、雨降りの静かな園内を傘をさして散策するのもおすすめです。
みなさまのご来園をお待ちしております。

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2008年06月09日アートギャラリーで「森は海へ ~繋がり~」展を開催中

新宿御苑日記

 インフォメーションセンターのアートギャラリーでは「森は海へ ~繋がり~」展を開催しています。主催はJUON(樹恩)NETWORKと、ウーマンズフォーラム魚(WFF)です。

 森林ボランティア、間伐材利用、魚の食育、環境教育活動について紹介するとともに、現在日本の森林と漁業が抱える問題について私たちが参加できる解決方法を紹介します。


 開催期間:6月10日(火)~6月15日(日)
      9時~16時30分(入場無料)
       最終日は15時30分に閉展します

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