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G20の特徴

  • 温室効果ガスの排出量の大きい20カ国が集まります。
    (主要排出国20カ国で世界の排出量の約8割を占めます)
  • 中、米など既存枠組みでは排出削減義務を負っていない国々を含みます。
  • 「交渉」ではなく「対話」という形で閣僚レベルでの率直な意見交換を行う場です。

G20開催の背景

G20対話は2005年にイギリスで開催されたグレンイーグルズサミットにおける合意をきっかけに発足した会議です。

G8グレンイーグルズサミットの概要

  • 日時 平成17年7月6~8日
  • 議長国 英国
  • 参加国 G8+新興経済5か国(中国・インド・ブラジル・南ア・メキシコ)
  • 主要議題 「気候変動」と「アフリカ問題」

サミットにおける進展(気候変動関係)

(1)科学についての認識の共有

  • 地球温暖化は現実の問題、人間活動が主因
  • 世界レベルで排出量の増加を減速→抑制→ 減少させるための連携が必要

(2)具体的な行動についての前進

  • 「グレンイーグルズ行動計画」の策定: 省エネ推進、地球観測等

(3)新興経済諸国とのパートナーシップ

  • G8及び新興経済諸国とのパートナーシップ強化へ向けた「対話」の場の形成
    (2008年のG8サミット(日本開催)において進捗状況を報告)
    →10月31日~11月1日、英国にて、対話の推進や行動計画の実施について会合を開催。(第1回G20対話)

→G20プロセスの開始