大気汚染に関する協力
大気環境の改善に向けて
○大気汚染に関する日中韓政策対話
北東アジア地域におけるPM2.5等の越境的な大気汚染に対し、政策等の共有による各国の大気汚染対策の推進や、科学的知見の共有による汚染メカニズムの解明等を目的に協力を推進するものです。2013年の第15回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM15)において、大気汚染に関する日中韓政策対話の設置に三ヵ国が合意し、2014年より毎年1回、政策対話が開催されています。「第5回大気汚染に関する日中韓政策対話」は、2018年2月に韓国・ソウルにて開催されました。
また、2015年のTEMM17において、政策対話の下に二つのワーキンググループ(WG1:対策に関する科学的な研究、WG2:大気のモニタリング技術及び予測手法)を設置し、協力を強化することが合意されました。これを受け、2018年には、政策対話の前日に各ワーキンググループ会合がそれぞれ開催されました。
第5回大気汚染に関する日中韓政策対話
(2018年2月 韓国・ソウル)
第1回
2014.3(中国・北京)
・国・地方レベルの取組、モニタリング・予報警報、自動車排出ガス対策等について意見交換。
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第1回大気汚染に関する日中韓三カ国政策対話の結果について(お知らせ)
第2回
2015.3(韓国・ソウル)
・揮発性有機化合物(VOC)対策、オフロード自動車からの排ガス対策等について意見交換。
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第2回大気汚染に関する日中韓三カ国政策対話の結果について(お知らせ)
第3回
2016.2(日本・東京)
・PM2.5に関する現状及び取組状況について意見交換。
・2つのWGの活動計画(2015-2019)を策定。
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第3回大気汚染に関する日中韓三カ国政策対話の結果について(お知らせ)
第4回
2017.2(中国・杭州)
・VOC対策のための経済的手法、石油化学産業におけるVOC対策について意見交換(WG1)。
・PM2.5・オゾンの測定方法や精度管理、シミュレーションモデルの整備状況等について意見交換(WG2)。
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第4回大気汚染に関する日中韓三カ国政策対話の結果について(お知らせ)
第5回
2018.2(韓国・ソウル)
・印刷・塗装分野におけるVOC汚染管理の経験、VOC排出インベントリの研究と適用(WG1)。
・PM2.5・オゾンのデータ公開・管理、自動車以外の移動発生源(オフロード車等)の排出インベントリ策定手法(WG2)。
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第5回大気汚染に関する日中韓三カ国政策対話の結果について(お知らせ)
(参考)大気汚染に関するこれまでの協力
光化学オキシダントに関する研究協力: http://www.env.go.jp/earth/coop/temm/project/ox.html