支援ツール 自治体職員・相談員用
放射線に関する『よくある質問』

健康影響
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- 吸入の内部被ばくについて、線量換算係数が作業者と公衆で異なるのはなぜですか。
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- 吸入する粒子径によって呼吸器官の各部位についての沈着割合が異なるので、線量も変わってきます。
- この粒子径について、作業者については作業場の代表値として、5μmが選ばれています(Publ.68、p.3)。粒子径は空気力学的中央径(AMAD)で表しています。ただし、作業環境によってAMADは異なるので、最も適切な値を用いるべきとして、ICRP Publ.68には様々な粒子径について線量換算係数が示されています。
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一方、公衆については1μmが選ばれています(ATOMICAの記載を参照)。公衆については、Publ.56から72まで5冊にわたり年齢群別の線量換算係数を出版しています。
空気中濃度から線量への換算においては呼吸率についても作業者と公衆では異なる値を用いています。
参考リンク
- 甲状腺検査の二次検査において良性と判断された方へ次回の検査の案内は届きますか。
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二次検査で良性と判定されて経過観察になった方にも、一次検査の案内は送付しています。
保険診療に移行しても対象者からは除外せず、検査の案内は送り続けています。
ただし、本人から案内を送ってこないでほしいとの要請があれば別とのことです。参考リンク