福島県の海産種では、平成23年4~6月期には国の基準値100ベクレル/kgを超える割合が57.1%となっていましたが、事故後1年間でその割合は半減しました。平成24年4月以降は、50ベクレル/kg以上の濃度が検出された魚種に調査の重点を置きつつ継続していますが、それでも基準値を超えるものの割合は低下を続け、平成27年4月以降は基準値を超える検体は検出されていません。
なお、福島県では、安全が確認された水産物について試験操業・販売が行われており、平成24年6月開始時点では2漁法3魚種でしたが、その後順次拡大し、現在では底びき網漁業など13漁法94魚種を対象に実施しています。
本資料への収録日:平成26年3月31日
改訂日:平成29年3月31日