放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料
(平成28年度版、 HTML形式)

第8章 食品中の放射性物質
8.1 食品中の放射性物質対策

基準値の計算の考え方(2/2)

基準値の計算の考え方(2/2)
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基準値に対する考え方として、年齢を考慮した区分ごとに線量の限度を割り出そうという考え方があります。
一般食品に割り当てられる許容線量は飲料水の割り当て分を引いた約0.9ミリシーベルトです。
年齢区分別に、年間の摂取量と各年齢区分に相当する実効線量係数を基に求められた値が限度値(ベクレル/kg)として表に示されています。
その結果、年齢が13~18歳までの男性の限度値が最も厳しい「120ベクレル/kg」という値になりました。
基準値の設定において、どの年齢層の人でも安全が確保されるために、120ベクレル/kgを安全側に切り下げた「100ベクレル/kg」に設定されました。

本資料への収録日:平成25年3月31日

改訂日:平成28年1月18日

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