放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料
(平成28年度版、 HTML形式)

第6章 事故の状況
6.1 福島第一原発事故の状況

原子力発電所の事故状況

原子力発電所の事故状況
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地震当時、運転中であった東京電力福島第一原子力発電所の1~3号機は、地震とその後の津波により、その全てで交流電源が喪失し、冷却システムが停止したことから、原子炉が冷却できなくなり、最終的に燃料の溶融に至りました。燃料の溶融の過程で、大量の水素ガスが発生し、原子炉建屋内にその水素ガスが滞留した1号機、3号機では、12日(1号機)と14日(3号機)に水素爆発が起こりました。また、3号機に隣接する4号機でも3号機から流れ込んだとみられる水素ガスにより水素爆発が発生しました。

本資料への収録日:平成25年3月31日

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