保健・化学物質対策

平成27年度化学物質の内分泌かく乱作用に関する公開セミナー(EXTEND2010)開催報告

日時  平成27年8月20日(木)13:00~16:40
会場  東京国際交流館 プラザ平成3階 国際交流会議場
    東京都江東区青海2丁目2番地1号
主催  環境省

1. 開催目的

 化学物質の内分泌かく乱作用(いわゆる「環境ホルモン」)については、平成22年7月に環境省が「化学物質の内分泌かく乱作用に関する今後の対応― EXTEND2010 ―」を取りまとめました。これに基づき、現在試験法の開発、評価の枠組みの確立、作用・影響評価の実施、野生生物への影響等に関する研究などを進めています。
 「化学物質の内分泌かく乱作用に関する公開セミナー」は、我が国及び海外での化学物質の内分泌かく乱作用に関する研究や規制の動向を広くお知らせすることを目的として、平成22年度より開催してきました。
 今回の公開セミナーでは、米国から2人の講師をお招きして、化学物質の内分泌かく乱作用に関する検討の状況等について、専門的な観点から講演いただくとともに、欧州や国内で進めている取組についても報告しました。

2. 参加者数

一般傍聴者:120名
会場の様子

3. プログラム

13:00-13:05 環境省 開会挨拶

立川 裕隆(環境省環境保健部環境安全課長)
環境省

13:05-13:55 DOHaD:人生のよきスタートは生涯に渡って影響する

Dr. Linda Birnbaum(米国環境健康科学研究所(NIEHS))
Dr. Birnbauの御講演
講演資料1/6のダウンロード[PDF 4,058KB]
講演資料2/6のダウンロード[PDF 4,473KB]
講演資料3/6のダウンロード[PDF 3,643KB]
講演資料4/6のダウンロード[PDF 3,773KB]
講演資料5/6のダウンロード[PDF 3,859KB]
講演資料6/6のダウンロード[PDF 4,590KB]

14:55-14:45 米国環境保護庁による近年の内分泌かく乱化学物質(EDCs)に関するいくつかの主要な研究の概要

Dr. James M. Lazorchak(米国環境保護庁(US EPA)国立ばく露研究所)
Dr. Lazorchakの御講演
講演資料1/2のダウンロード[PDF 3,971KB]
講演資料2/2のダウンロード[PDF 1,732KB]

14:45-15:05 休憩

15:05-15:55 「シグナル毒性」の概念の、内分泌攪乱化学物質問題や関連する「低用量、早期暴露-遅発影響」型の毒性の研究計画への導入について

菅野 純(国立医薬品食品衛生研究所)
菅野先生のご講演
講演資料1/5のダウンロード[PDF 4,198KB]
講演資料2/5のダウンロード[PDF 4,018KB]
講演資料3/5のダウンロード[PDF 3,997KB]
講演資料4/5のダウンロード[PDF 4,002KB]
講演資料5/5のダウンロード[PDF 825KB]

15:55-16:25 内分泌かく乱化学物質を同定するためのクライテリア及び波及する諸影響に関する欧州連合会議

川嶋 之雄(日本エヌ・ユー・エス株式会社)
JANUS
講演資料1/2のダウンロード[PDF 4,075KB]
講演資料2/2のダウンロード[PDF 1,672KB]

16:25-16:40 化学物質の内分泌かく乱作用に関する環境省の検討状況について

加藤 拓馬(環境省環境保健部環境安全課)
環境省
講演資料のダウンロード[PDF 1,256KB]

16:40 閉会