保健・化学物質対策

平成25年度化学物質の内分泌かく乱作用に関する公開セミナー(EXTEND2010) 開催報告

日時  平成25年12月13日(金)13:00~16:30
会場  東京国際交流館 プラザ平成3階 国際交流会議場
    東京都江東区青梅2-2-1
主催  環境省

1. 開催目的

 化学物質の内分泌かく乱作用(いわゆる「環境ホルモン」)については、平成22年7月に環境省が「化学物質の内分泌かく乱作用に関する今後の対応― EXTEND2010 ―」を取りまとめました。これに基づき、現在試験法の開発、評価の枠組みの確立、作用・影響評価の実施、野生生物への影響等に関する研究などを進めています。
 「化学物質の内分泌かく乱作用に関する公開セミナー」は、これまでに実施してきた化学物質の内分泌かく乱作用に関する調査研究の成果等について、専門家や市民の方々へ広くお知らせすることを目的として、平成22年度より開催してきました。
 今回の公開セミナーでは、欧州における化学物質の内分泌かく乱作用に関する検討の状況や日英共同研究における研究成果等について、英国の専門家による講演を行うとともに、国内で進めている関連研究の成果を報告します。

2. 参加者数

一般傍聴者:92名
会場の様子

3. プログラム

13:00-13:10 環境省 開会挨拶

牧谷 邦昭(環境省環境保健部環境安全課長)
環境省

13:10-13:30 化学物質の内分泌かく乱作用に関する環境省の検討状況について

山崎 邦彦(環境省環境保健部企画課)
講演資料のダウンロード[PDF 2,536KB]

13:30-14:10 潜在的内分泌かく乱化学物質の取扱いについて-欧州における規制の進展

Dr. Mike Roberts(Department for Environment, Food & Rural Affairs(英国))
Dr. Robertsの御講演
講演資料のダウンロード[PDF 3,837KB]

14:10-14:50 魚類における内分泌かく乱作用の重要性について理解する

Prof. Charles Tyler(University of Exeter(英国))
Prof.Tylerの御講演
講演資料のダウンロード[PDF 3,401KB]

14:50-15:10 休憩

15:10-15:50 ミジンコにおける内分泌かく乱作用メカニズムの解析-たかが微塵子されどミジンコ ミジンコ類の環境依存性 性決定・性分化

井口 泰泉(大学共同利用機関法人 自然科学研究機構)
井口先生の御講演
講演資料1/5のダウンロード[PDF 3,412KB]
講演資料2/5のダウンロード[PDF 4,147KB]
講演資料3/5のダウンロード[PDF 3,579KB]
講演資料4/5のダウンロード[PDF 4,388KB]
講演資料5/5のダウンロード[PDF 1,494KB]

15:50-16:30 多動性に関わる内分泌系因子の同定とかく乱物質の影響に関する研究

鯉淵 典之(国立大学法人 群馬大学大学院医学系研究科)
鯉淵先生の御講演
講演資料のダウンロード[PDF 4,251KB]

16:30 環境省 閉会挨拶

山崎 邦彦(環境省環境保健部企画課)