認定の対象

環境省と資源エネルギー庁において、燃料蒸発ガスを回収する機能を有すると確認された計量機を設置しているSSが対象となります。
※本認定制度の施行前に、燃料蒸発ガスを回収する機能を有する計量機を設置している場合でも認定対象となります。

認定のメリット

  • 環境省・資源エネルギー庁大気環境配慮型SS普及促進事務局により認定証が交付されます。
  • 認定証とともにロゴマークの使用権が付与されます。店舗や名刺等に表示して環境への貢献をアピールできます。
  • 自動車ユーザーの皆様に大気環境配慮型SSの利用を促進するべく、当ホームページに給油所名、住所、認定ランク等が公表されます。

なお、認定に係る手数料はかかりません。

参考情報

燃料蒸発ガスを回収する機能を有する計量機の導入を促進する制度として、本認定制度以外にも資源エネルギー庁の補助金制度があります。

詳細は、資源エネルギー庁石油流通課(03-3501-1320)にお問い合わせください。

申請から認定まで

1.申請書を作成する

大気環境配慮型SS認定申請書(申請書)を書きましょう。申請書の様式は下にあるダウンロードボタンをクリックするとダウンロードができます。申請書がダウンロードできない場合は 問い合わせ先にある運営機関に連絡してください。なお、認定制度の詳細については、下記認定要領をご覧ください。

申請書は、燃料蒸発ガスを回収する機能を有する計量機の型式や設置年月等を確認しながら記入してください。

☆「認定に伴う回収率の計算例」
 SS全体でガソリン給油3レーン(回収率75%、75%、非対応)を設置している場合
 ⇒ SS全体の燃料蒸発ガス回収率 = (75% + 75%) ÷ 3 = 50%


2.添付資料を用意する

燃料蒸発ガスを回収する機能を有する計量機全ての機器設置証明書を用意します。申請者が、給油所に設置している計量機の製作者に連絡し、機器設置証明書の発行を依頼し、申請書に添付してください。

機器設置証明書の発行は、製作者の各支店、営業所に依頼してください。

支店、営業所が不明の場合等は、各社下記窓口までお問い合わせください。

株式会社タツノ
営業本部 営業部
〒108-8520 東京都港区三田三丁目2番6号
TEL:050-9000-0567(代表)
FAX:03-3452-6125

トキコシステムソリューションズ株式会社
営業本部 エネルギーステーション営業部
〒210-0005 神奈川県川崎市川崎区東田町8番地 パレール三井ビル
TEL:050-3852-5280
FAX:044-222-7155

株式会社トミナガ
営業本部
〒180-0006 東京都武蔵野市中町2丁目6番5号 アルファ武蔵野2 2階
TEL:050-3185-0007
FAX:050-3156-3160


3.申請書を送付する

上記の申請書類及び添付書類を、以下の運営機関宛に郵送またはEメールに添付して送付します。

運営機関:社会システム株式会社
     〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-22 東野又は金澤 宛
     e-as@crp.co.jp


4.認定証等が届きます

認定されると、運営機関から申請者に対して、認定証及びロゴマーク使用規約等が送付されます。認定証が届きましたら認定証に記載されているロゴマークを外から見やすい位置に掲示してください。なお、ロゴマークのデータについては認定証に同封されている使用規約に基づきご利用ください。

認定証のサンプル 認定証サンプル


<認定のランク>

認定ランクSのe→ASロゴマーク ランクS
回収率95%以上のSS

認定ランクAのe→ASロゴマーク ランクA
回収率75%以上のSS

認定ランクBのe→ASロゴマーク ランクB
回収率50%以上のSS

認定ランクCのe→ASロゴマーク ランクC
回収率50%未満のSS
(1機でも導入すれば取得可能)


注意事項

次のいずれかに該当する場合は、事由が発生した日から30日以内に認定要領における様式第4-1、4-2の大気環境配慮型SS認定変更申請書に必要事項を記入して運営機関に送付してください。(燃料蒸発ガスを回収する機能を有する計量機を新規に設置する場合や機種の変更を行う場合にあっては、様式第2の機器設置証明書も添付してください。)

  • 申請書の申請者欄及び記載内容に変更が生じた場合
  • 設置している計量機の回収性能が維持できなくなった場合
  • 給油所を廃業又は合併する場合

認定制度のパンフレット

認定制度のパンフレットは、以下からダウンロードできます。

Stage2対応計量機一覧

番号 製作者 製品名 型式 備考
TA-1 タツノ Xシリーズ(サニーX タワーX)D100 MAA、MBA、MAB、MBB、MAT、MBT
(型式20桁中の9桁目「J、K、L、M」)
 
TA-2 タツノ NXシリーズ(サニーNX タワーNX)D70 TAA、TBA、TAB、TBB、TAT、TBT
(型式20桁中の9桁目「Q、R、S、T」)
 
TA-3 タツノ Xシリーズ(サニーX)D70S
NXシリーズ(サニーNX タワーNX)D70S
MAA、MAB、MBA、MBB(型式20桁中の9桁目「W、X」)
TAA、TBA、TAB、TBB、TAT、TBT(型式20桁中の9桁目「W、X、Y、Z」)
 
TA-4 タツノ Xシリーズ(サニーX タワーX)オプション
NXシリーズ(タワーNX)オプション
MAA、MBA、MAB、MBB、MAT、MBT、TAT、TBT
(型式20桁中の9桁目「C、D、F、H」)
下記の型式も同仕様の蒸気回収を対象とする。
ニューマルチ、アルファ、ブライトマルチ、ロープロファイル:EAAT、EATT、CAAT、CATT、EAWT
:GAA、GBA、GAB、GBB、GAT、GBT、GAW、GBW
ニューマルチXシリーズ:KAB
※EAWT(ロープロファイル型)計量機は、型式20桁中の9,10,11桁目のいずれかに「F」があれば対象とする。
TA-5 タツノ NXシリーズ(サニーNX タワーNX)D100R TAA、TBA、TAB、TBB、TAT、TBT
(型式20桁中の9桁目「K、L、M、N」)
 
TA-6 タツノ SN-08NXシリーズ SNA08
(型式の6桁目「P、Q、R」)
 
HI-1 トキコシステムソリューションズ 液化回収(DBシリーズ、BLシリーズ) DB、BL
(型式の8桁目「G」、例:DB26LAQG)
 
HI-2 トキコシステムソリューションズ 蒸気回収(DBシリーズ、BLシリーズ、GAシリーズ、GLシリーズ) DB、BL、GA、GL
(型式の8桁目「V、F」、例:DB26LAQF)
下記の型式も同仕様の蒸気回収を対象とする。
TB、AB、BB、TL、ALシリーズ
(型式の8桁目「V、W、F」、例:TB26LAQF)
HI-3 トキコシステムソリューションズ 液化回収(DBシリーズ、BLシリーズ、GAシリーズ、GLシリーズ) DB、BL、GA、GL
(型式の8桁目「H」、例:DB26LAQH)
HI-4 トキコシステムソリューションズ 液化回収(DBシリーズ、BLシリーズ、GAシリーズ、GLシリーズ) DB、BL、GA、GL
(型式の8桁目「L」、例:DB26LAQL)
HI-5 トキコシステムソリューションズ SEMY-TFシリーズ SESMY-TF、SEWMY-TFA、SEWMY-TFB、SESHMY-TF
TO-1 トミナガ ACEMULTI D(AAXC6263Dシリーズ、ABXC6263Dシリーズ)
ALUNAMULTI D (CBXC6263Dシリーズ、CBXC4242Dシリーズ、CAXC6263Dシリーズ、CAXC4242Dシリーズ)
AAXC6263A■▲(10桁目の■は111/112/121/122のいずれか、11桁目の▲はD・A・C・Y3の組み合わせ)
AAXC4242A■▲(10桁目の■は111/112/121/122のいずれか、11桁目の▲はD・A・Cの組み合わせ)
ABXC6263A■▲(10桁目の■は111/112/121/122のいずれか、11桁目の▲はD・A・O・Z3の組み合わせ)
ABXC4242A■▲(10桁目の■は111/112/121/122のいずれか、11桁目の▲はD・A・O・Z3の組み合わせ)
CBXC6263C■▲(10桁目の■は111/112/121/122のいずれか、11桁目の▲はD・O・Z3の組み合わせ)
CBXC4242C■▲(10桁目の■は111/112/121/122のいずれか、11桁目の▲はD・O・Z3の組み合わせ)
CAXC6263C■▲(10桁目の■は111/112/121/122のいずれか、11桁目の▲はD・C・Y3の組み合わせ)
CAXC4242C■▲(10桁目の■は111/112/121/122のいずれか、11桁目の▲はD・C・Y3の組み合わせ)
 
TO-2 トミナガ 蒸気回収Vシリーズ(AAXC6263Vシリーズ、ABXC6263Vシリーズ) AAXC6263A■▲(10桁目の■は111/112/121/122のいずれか、11桁目の▲はV・C・Y3の組み合わせ)
AAXC4242A■▲(10桁目の■は111/112/121/122のいずれか、11桁目の▲はV・Cの組み合わせ)
ABXC6263A■▲(10桁目の■は111/112/121/122のいずれか、11桁目の▲はV・O・Z3の組み合わせ)
ABXC4242A■▲(10桁目の■は111/112/121/122のいずれか、11桁目の▲はV・O・Z3の組み合わせ)
下記の型式も同仕様の蒸気回収を対象とする。
型承計量機:DXE6263Vシリーズ
IT計量機:GXC6263Vシリーズ

認定の対象となる計量機の詳細については、計量機の製作者にお問い合わせ下さい。

事前に認定ランクを知りたい場合には、運営機関までお問い合わせ下さい。


認定ランクシミュレーション

認定ランクをシミュレーションすることができます。

総レーン数(Stage2対応を問わず給油所に設置している全てのガソリン給油レーン数)及び対象機種(Stage2対応計量機一覧参照)のレーン数を入力し、「認定ランクを計算」ボタンをクリックして下さい。

なお、本シミュレーションはあくまで目安であり、実際の認定ランクと異なることがあります。

総レーン数

TA-1 レーン
TA-2 レーン
TA-3 レーン
TA-4 レーン
TA-5 レーン
TA-6 レーン

HI-1 レーン
HI-2 レーン
HI-3 レーン
HI-4 レーン
HI-5 レーン

TO-1 レーン
TO-2 レーン

認定ランク:

給油レーン数の考え方

  • ガソリン給油可能なレーン数を対象とし、軽油専用計量機及び灯油専用計量機は対象外とします。
  • 1機の計量機で2台の車両にガソリン給油が可能な場合には2レーンと数えます。
  • 下図の場合、全レーン数6レーン、Stage2 A 2レーン、Stage2 B 2レーンになります。

レーンの考え方

Q&A

  • 認定制度
  • 申請手続き
  • 変更申請
  • ロゴマーク
  • その他
Q1
認定されるメリットは何ですか?
環境省及び資源エネルギー庁が、ホームページにて認定された給油所の店名、住所等について公表するとともに、チラシ・ポスター等により自動車ユーザーに対し、大気環境配慮型SSの利用を呼び掛けることとしています。また、ロゴマークの使用権が付与されますので、店舗や名刺等に表示することにより、企業としての環境への貢献をアピールすることができます。

Q2
認定ランクはどのように決まるのですか?
認定ランクは、給油所全体における燃料蒸発ガスの回収率によって決定します。(大気環境配慮型SS認定要領第4条第2項参照)

Q3
申請すると必ず認定されますか?
燃料蒸発ガス回収性能を有する計量機の設置確認等の審査を行い、認定基準を満たす場合に認定されます。(大気環境配慮型SS認定要領第4条第3項参照)

Q4
認定には有効期限がありますか?
認定の有効期限はありませんが、設置している燃料蒸発ガス回収性能を有する計量機の廃棄等を行った場合には、認定取消しとなる場合があります。(大気環境配慮型SS認定要領第8条参照)

Q5
申請手続きは、計量機製作者が代行して行うことができますか?
原則として、申請手続きは、認定の取得を希望するSSの事業者の方に行って頂きます。

Q6
申請手続きに手数料はかかりますか?
申請手続きに手数料はかかりませんが、申請書を送付する際の送料はご負担ください。

Q7
大気環境配慮型SS認定申請書等に記載した内容はどのように利用されるのでしょうか?
認定するための審査に使用する他、給油所名、住所等は、本ホームページの「e→AS一覧」に表示されます。また、当該一覧にある情報は、カーナビ等における地図情報にも利用される予定です。

Q8
計量機製作者による機器設置証明書はどこで入手できますか?
計量機の製作者に連絡し、計量機製作者による「機器設置証明書」の発行を依頼してください。(大気環境配慮型SS認定要領第3条参照)

Q9
計量機製作者による機器設置証明書が入手できない場合、添付資料はどうすればよいですか?
運営機関に電話又はメールでお問い合わせください。連絡先は本ホームページの「問い合わせ先」をご覧ください。

Q10
メールによる電子申請は可能ですか?
メールによる申請が可能です。 e-as@crp.co.jp宛に申請書をご提出ください。

Q11
大気環境配慮型SS認定申請書の記入例を見ても不明な点がある場合には、どこに問い合わせをしたらよいでしょうか?
運営機関に電話又はメールでお問い合わせください。連絡先は本ホームページの「問い合わせ先」をご覧ください。

Q12
認定対象の計量機について、燃料蒸発ガスを回収する性能が維持できなくなった場合や廃棄した場合は、どうすればよいですか?
事由が発生した日から30日以内に、認定変更申請書を運営機関まで提出してください。(大気環境配慮型SS認定要領第9条参照)

Q13
認定された後、大気環境配慮型SS認定申請書の内容に変更が生じた場合、どうすればよいですか?
事由が発生した日から30日以内に、認定変更申請書を運営機関まで提出してください。(大気環境配慮型SS認定要領第9条参照)

Q14
大気環境配慮型SS認定変更申請書を提出すべきか判断できない場合、どうすればよいですか?
運営機関に電話又はメールでお問い合わせください。連絡先は本ホームページの「問い合わせ先」をご覧ください。

Q15
大気環境配慮型SS認定変更申請を行った場合、新たに大気環境配慮型SS認定証が交付されるのでしょうか?
従前の大気環境配慮型SS認定証の記載事項に変更がある場合には、新たに認定証を交付します。

Q16
申請した「店舗名」の標記を変更したいのですが、「変更申請書」は必要ですか?
店舗名に変更がなく、本ホームページにおける「店舗名」を変更する場合は、運営機関に電話又はメールでお問い合わせください。連絡先は、本ホームページの「問い合わせ先」をご覧ください。

Q17
ロゴマークの入手先はどこですか?
大気環境配慮型SS認定証の交付時に、ロゴマークの入手方法を別途お知らせします。

Q18
ロゴマークはどのような使い方がありますか?
店舗や名刺等に表示してご使用ください。

Q19
ロゴマークは必ず表示しないといけないのでしょうか?
必ずしも表示する必要はありませんが、本認定制度の自動車ユーザーへの認知度向上のためにも、目につく場所へ掲示をお願いします。

Q20
ロゴマークを入手したのですが、開く事ができません。
お手元に「大気環境配慮型SSロゴマーク使用規約」が届きましたら、2ヶ月以内にダウンロードして解凍してください。時間が経過しますと解凍できなくなります。その場合、運営機関に電話又はメールでお問い合わせください。連絡先は本ホームページの「問い合わせ先」をご覧ください。

Q21
ロゴマークをSSだけではなく、本社等で利用しても大丈夫でしょうか。
ロゴマークは運営者、経営者、相互で利用して頂いて構いません。「大気環境配慮型SSロゴマーク使用規約」に基づきご利用ください。

Q22
大気環境配慮型SSロゴマーク使用規約に「認定制度共通ロゴマーク」がありますが、使用することは可能でしょうか?
「大気環境配慮型SSロゴマーク使用規約」に基づき、ご利用ください。認定制度共通ロゴマークの配布をご希望される場合には、本ホームページの「問い合わせ先」までメールにてご連絡をお願いします。

Q23
SSを宣伝するためにe→ASのホームページやチラシのダウンロードURLを使用することはできますか。
本ホームページやチラシのURLのリンクを貼ることは可能です。

問い合わせ先

ご質問、ご不明の点がございましたら下記までお問い合わせください。

運営機関:社会システム株式会社
     〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-22
     03-5791-1133(10~18時(土日祝、年末年始を除く) 東野又は金澤 宛)
     e-as@crp.co.jp