一 ベンゼン(濃度が体積百分率60パーセント以上のものに限る。以下同じ。)を蒸発させるための乾燥施設であって、送風機の送風能力が1時間当たり1,000立方メートル以上のもの |
溶媒として使用したベンゼンを蒸発させるためのものに限定。
- 既設:
- 200 mg/m3N(排ガス量 1,000 m3/h以上 3,000 m3/h未満)
100 mg/m3N(排ガス量 3,000 m3/h以上)
- 新設:
- 100 mg/m3N(排ガス量 1,000 m3/h以上 3,000 m3/h未満)
50 mg/m3N(排ガス量 3,000 m3/h以上)
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二 原料の処理能力が1日当たり20トン以上のコークス炉 |
装炭時の装炭口からの排出ガスで装炭車集じん機の排出口から排出されるものに対して適用。
- 既設:
- 100 mg/m3N(特殊構造炉の適用除外あり)
- 新設:
- 100 mg/m3N
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三 ベンゼンの回収の用に供する蒸留施設(常圧蒸留施設を除く。) |
溶媒として使用したベンゼンの回収の用に供するものに限定。
- 既設:
- 200 mg/m3N(排ガス量 1,000 m3/h以上)
- 新設:
- 100 mg/m3N(排ガス量 1,000 m3/h以上)
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四 ベンゼンの製造の用に供する脱アルキル反応施設(密閉式のものを除く。) |
フレアスタックで処理するものを除外。
- 既設:
- 100 mg/m3N
- 新設:
- 50 mg/m3N
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五 ベンゼンの貯蔵タンクであって、容量が500キロリットル以上のもの |
浮屋根式のものを除外。また、基準はベンゼンの注入時の排出ガスに対して適用。
- 既設:
- 1,500 mg/m3N(容量 1,000 kl 以上)
- 新設:
- 600 mg/m3N
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六 ベンゼンを原料として使用する反応施設であって、ベンゼンの処理能力が1時間当たり1トン以上のもの(密閉式のものを除く。) |
フレアスタックで処理するものを除外。
- 既設:
- 200 mg/m3N(排ガス量 1,000 m3/h以上 3,000 m3/h未満)
100 mg/m3N(排ガス量 3,000 m3/h以上)
- 新設:
- 100 mg/m3N(排ガス量 1,000 m3/h以上 3,000 m3/h未満)
50 mg/m3N(排ガス量 3,000 m3/h以上)
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