報道発表資料

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2006年10月31日
  • 総合政策

環境技術開発等推進費における平成19年度の新規課題募集について

持続可能な社会の構築、環境と経済の好循環に向けて、環境研究・技術開発は重要な要素のひとつです。
 このため、本推進費では広く産学官などの英知を活用した研究開発の提案を募り、優秀な提案のあった応募者が所属する試験研究機関等に当該研究開発を委託して実施することにより、環境研究・技術開発の推進を図ります。
 公募の対象とする研究開発領域は、(1)次世代の環境技術の基礎となる「基礎研究開発」、(2)実用化が急がれる環境技術の開発を行う「実用化研究開発」(地域の独自性・特性を活かした研究開発課題枠を含む。)、(3)複数の環境問題を統合的に扱うことにより、ベストミックスの効果が期待される技術分野を対象とする「統合型研究開発」、(4)40歳以下の若手研究者による「フィージビリティスタディ研究」を予定しています。
 公募の期間は、10月31日から11月30日までです。

1.公募の対象

 公募の対象とする研究開発領域及びその技術分野は、次表に掲げるものとする。

研究開発領域技術分野
基礎研究開発
[1]
次世代型環境リスク評価技術等分野
[2]
良効率環境修復技術等分野
[3]
健全な生態系保全及び自然とのふれあいに関する技術等分野
[4]
その他の未解明な現象の解明等に資する技術等分野
実用化研究開発
[1]
自然共生技術開発分野
[2]
環境負荷低減技術分野
[3]
環境改善・修復分野
[4]
健全な生態系の維持・再生分野
[5]
環境監視計測・高度情報化分野
統合型研究開発 複数の環境問題を統合的に扱うことにより、ベストミックスの効果が期待される技術分野(項1又は項2の技術分野が対象とする環境問題を少なくとも1つ扱うものに限る。)
フィージビリティスタディ研究 項1及び項2の全ての技術分野
(注1)
実用化研究開発の技術分野については、地域の独自性・特性を活かした研究開発課題枠を設定する。
(注2)
全ての技術分野において、ナノテクノロジーを効果的に活用・開発する研究等環境とナノテクノロジーとの融合領域を扱う課題については、採択に当たって考慮する。
(注3)
上記に掲げられた公募の対象は、大気環境、水環境、土壌環境、化学物質等のリスク、生態系及び都市・生活環境に係る環境行政に資するものとする。地球環境研究総合推進費(https://www.env.go.jp/earth/suishinhi/index.htm)、廃棄物処理等科学研究費補助金(https://www.env.go.jp/recycle/waste_tech/kagaku/index.html)及び地球温暖化対策技術開発事業(https://www.env.go.jp/earth/ondanka/koubo_7/index.html)における対象技術分野に該当する研究開発課題は、公募の対象としない。

2.今後のスケジュール(予定)

11月30日(木) 公募締切
1月中旬  書面評価結果の通知
1月下旬~2月上旬 ヒアリング評価の実施、結果の通知

3.公募の詳細

 公募の詳細については、「公募要領」を参照して下さい。公募要領及び応募様式は 環境省のホームページからダウンロードして御利用下さい。
 ホームページのアドレス・・・https://www.env.go.jp/policy/tech/suishin.html

 なお、公募要領等の郵送を希望する場合は、下記連絡先にA4用紙が入る返信用 封筒(200円切手を貼付し郵送先を明記)を同封の上、郵送にて請求して下さい。

提出及び問い合わせ先
〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館25階11号室
環境省総合環境政策局総務課環境研究技術室 「環境技術開発等推進費」係
電話 03-3581-3351(代表) 内線6246
直通 03-5521-8239
e-mail : so-suishin@env.go.jp(問い合わせ専用アドレス)
連絡先
環境省総合環境政策局総務課総合環境政策局総務課環境研究技術室
室長:室石 泰弘(内6241)
 係長:山添 泰一(内6245)
 主査:吉村 晃一(内6246)
 担当:錦織 善隆(内6246)