報道発表資料

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2018年12月03日
  • 地球環境

「エコプロ2018」への環境省ブース出展について

 環境省は、「エコプロ2018」(主催:一般社団法人産業環境管理協会、日本経済新聞社)(12月6日(木)~8日(土))にブースを展開し、植物由来の新素材「セルロースナノファイバー(CNF)」活用の取組、様々な温暖化対策技術の実用化に向けた取組、建築物のZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化推進に向けた取組、J-クレジット制度、地球温暖化対策のための国民運動「COOL CHOICE」、省CO2型リサイクル等設備技術実証事業について各ブースでご紹介します。
 是非、皆様お誘いあわせの上ご来場ください。

1.「エコプロ2018」の概要

【日時】 12月6日(木)~8日(土)10:00~17:00

【場所】 東京ビッグサイト [東1~6ホール](東京都江東区有明3-11-1)

【主催】 一般社団法人産業環境管理協会、日本経済新聞社

※入場無料。詳細は、公式HP<http://eco-pro.com/2018/>を御覧ください。

2.環境省ブースの展開内容

 (各ブースの配置などが記載された会場案内図は、前述の公式HPから入手できます。)

(1)ナノセルロース・ビークル・プロジェクト(NCV)の紹介(地球温暖化対策事業室)

 セルロースナノファイバー(CNF)とは鋼鉄の5分の1の軽さで5倍以上の強度を有する植物由来の次世代素材です。NCV(Nano Cellulose Vehicle)プロジェクトは、CNF複合材料を自動車に搭載し、軽量化によるCO2削減効果等の性能評価及び早期社会実装に向けた導入実証を行うものであり、平成31年度に10%程度の軽量化を目指しています。今回は、部品の試作と評価の最新状況をご紹介します。【東4ホール/4-018】

 なお、12/6(木)14:00から、同ブースにて、プロジェクトリーダー・副リーダーによるプレス向けの成果報告を行います。取材を希望される方は、件名に「エコプロ2018プレス向けNCV成果報告 取材希望」と記入し、平成30年12月5日(水)12 :00までに<CNF-MARKETMECHANISM@env.go.jp>まで電子メールにてお申し込みください。なお、カメラ撮りに際しては、自社腕章の着用をお願いいたします。

 ※CNF関連イベント:隣接エリアで第3回ナノセルロース展を同時開催(特設ホームページ:<http://eco-pro.com/2018/feature/001283.html>)。環境省の取組について受託事業者による講演(12/6(木)11:45-15:20、東4ホール/4-NC01)及びパネルでご紹介します。

(2)地球温暖化対策技術の実用化推進事業/再エネ等を活用した水素社会推進事業の紹介(地球温暖化対策事業室)

 環境省では、地球温暖化対策技術の社会導入を目的として、多くの実用化推進事業を実施しています。これらの事業を通じて実用化された技術が普及することにより、日本の温室効果ガスの排出削減目標の着実な達成を目指します。本展示においては、こうした環境省の事業の中から代表的なものを紹介することとしています。

 今回の展示では、例えば、再エネの中で大きな導入ポテンシャルを有するとされている洋上風力の普及に向けた低炭素化及び施工コスト低減の取り組みのほか、再生可能エネルギー等由来の水素の製造から輸送・貯蔵・利用までの一貫した低炭素水素サプライチェーンの構築実証事業(全国8カ所で実施中)等を紹介します。【東4ホール/4-019】

(3)CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業の紹介(地球温暖化対策事業室)

 環境省では、日本の温室効果ガスの排出削減目標の達成に向けて、多くの地球温暖化対策技術の開発・実証を主導しています。これらの事業では、新たな省エネルギー技術や再生可能エネルギー技術等のCO2排出削減技術の実用化に向けて、環境省が民間企業などに開発や実証の委託・補助を行っています。

 今回の展示では、環境省事業における開発・実証プロジェクトの一部について紹介します。【東2ホール/2-055】

(4)建築物のZEB化推進に向けた取組の紹介(地球温暖化対策事業室)

 建築物の省エネ化・省CO2化が求められている中で、建築物のZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化を促進するため、公共施設のZEB化を予定しているまたは達成した地方公共団体の事例、ZEBプランナー各社による実績のご紹介、並びに国のZEBに関する取組事例を紹介します。【東6ホール/6-019】

(5)J-クレジット制度の紹介(市場メカニズム室)

 「J-クレジット制度」とは、省エネルギー機器の導入、再生可能エネルギーの活用によるCO2などの温室効果ガスの排出削減量や、適切な森林管理による吸収量を「クレジット」として国が認証する制度です。今回の展示では、クレジットをビジネスに活用する事例としてカーボン・オフセットの取組事例を中心に紹介します。【東2ホール/2-049】

(6)地球温暖化対策の国民運動「COOL CHOICE」~賢い選択~の紹介(国民生活対策室)

 低炭素型の「製品」「サービス」「ライフスタイル」など、地球温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動「COOL CHOICE」を、パネルや映像等で紹介するとともに、謎解きラリーやVRコーナーも展開します。また、NPO法人気象キャスターネットワークの会員である気象予報士による「2100年未来の天気予報」の実演イベントも開催します。【東2ホール/2-030】

(7)省CO2型リサイクル等設備技術実証事業の紹介(リサイクル推進室)

 循環型社会と低炭素社会の統合的実現に向けて、低炭素製品のリユース・リサイクル段階での省CO2化を図ることが不可欠であり、「低炭素型3R技術・システム」の普及拡大に向けて有効性を検証することを目的とした実証事業を行っています。今回の展示では、本事業における過去の事業内容を紹介します。【東2ホール/2-047】

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8339
担当 柳川 立樹(内線6795)
   永野 由祐(内線6781)
   青木 竣祐(内線7720)

環境省地球環境局地球温暖化対策課市場メカニズム室
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8354
担当 根岸 華子(内線7743)

環境省地球環境局地球温暖化対策課国民生活対策室
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8341
担当 竹田 智宏 (内線7740)
   安部 加奈子(内線6763)
   山本 拓也 (内線7757)

環境省環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室
代表 03-3581-3351
直通 03-5501-3153
担当 藤木 駿 (内線6805)