地球環境・国際環境協力

セルロースナノファイバー(CNF:Cellulose Nano Fiber)

Last update 2022.4.13(令和3年度事業報告書を掲載)

環境省では、植物由来の素材で鋼鉄の5分の1の軽さで5倍の強度等の特性を有するセルロースナノファイバー(以下CNFという。)に着目し、さまざまな製品等の基盤となる樹脂材料をCNFで補強した活用材料(複合樹脂等)を使用することで、CO2の効果的な削減を図ることを目的とした、CNF性能評価モデル事業を推進しています。本事業では、CNF活用材料で部品等を試作し、実機に搭載することで製品としての信頼性、CO2削減効果等の性能評価を実施するとともに、早期社会実装に向けた導入実証を行っています。また、そうしたCNFの早期社会実装を見据えて、CNF活用材料(複合樹脂等)を製造する段階での易リサイクル性、リサイクル材料の性能評価の実証を行い、課題を明らかにし、課題解決に係る実証を行っています。

Topics 2021.4.26 New

■セルロースナノファイバー(CNF)とは

■国家戦略、関係省庁の連携、産官学の連携の動き

■プロモーション動画など

■その他ニュース

  • NCVプロジェクトの試験走行結果の公表

    環境省は、植物由来の次世代素材「セルロースナノファイバー(CNF)」を用いて自動車の軽量化を目指す「NCV(Nano Cellulose Vehicle)プロジェクト」の成果として、これまでに実用性を検証した技術を用いて既存車を軽量化した場合、約10 %の燃費改善効果があることを試算により確認しました。また、東京モーターショー2019 に出展したコンセプトカーについて、100 km/h での試験走行を行いましたので、併せてご報告します。

  •  CNF 活用による自動車の燃費改善効果試算結果およびコンセプトカーの試験走行についてのご報告 [PDF 480KB]

■令和3(2021)年度CNF関連事業

■令和2(2020)年度CNF関連事業

■環境省事業成果報告書

モデル事業の推進計画等の策定 (平成27(2015)-平成29(2017)年度)

地域における低炭素なセルロースナノファイバー用途開発FS委託業務 (平成27(2015)年度)

セルロースナノファイバー 製品製造工程の低炭素化対策の立案事業委託業務 (平成27(2015)-平成29(2017)年度)

セルロースナノファイバー活用製品の性能評価事業委託業務 (平成27(2015)-平成31/令和元(2019)年度)

セルロースナノファイバ-リサイクルの性能評価等事業委託業務 (平成29(2017)-平成31/令和元(2019)年度)

セルロースナノファイバー適用部材拡大のための課題解決支援事業委託業務(通称NCM事業) (令和2(2020)年度)
脱炭素革新素材セルロースナノファイバー普及のための課題解決支援事業(通称NCP事業) (令和3(2021)年度)

セルロースナノファイバー利活用ガイドライン作成事業委託業務 (令和2(2020)年度)

  • 成果報告書 [PDF 17,387KB]
  • 巻末資料1(ガイドライン本編。本ページ上部をご参照ください)
  • 巻末資料2(ガイドライン日本語要約版。本ページ上部をご参照ください)
  • 巻末資料3(ガイドライン英語要約版。本ページ上部をご参照ください)
  • 巻末資料4 [PDF 2,213KB]

■セルロースナノファイバー(CNF)のLCA評価

■関連リンク