報道発表資料

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2016年04月26日
  • 自然環境

「海ワシ類の風力発電施設バードストライク防止策の検討・実施手引き」の策定に関する意見の募集(パブリックコメント)について(お知らせ)

「海ワシ類の風力発電施設バードストライク防止策の検討・実施手引き」を策定するため、その案をとりまとめました。本案について広く国民の皆様から御意見をお聞きするため、平成28年4月26日(火)から5月25日(水)までの間、意見を募集いたします。

1.概要

 風力等を活用した再生可能エネルギーは、地球温暖化対策に大きく貢献すると言われており、その導入を最大限推進することが国の目標とされている一方で、風力発電施設については、風車への衝突(バードストライク)をはじめとする鳥類への影響等もあることから、導入には自然環境保全との両立が必要です。

 しかし、風力発電施設におけるバードストライク防止に関する知見は未だ十分ではなく、依然としてオジロワシ等の希少な海ワシ類のバードストライクが発生しています。今後、風力発電施設建設計画がさらに増加することが確実であることから、円滑に風力発電施設が建設されるためにも、効果的なバードストライク防止策が明らかにされることが、喫緊の課題です。

 そこで、既に公表されている「鳥類等に関する風力発電施設立地適正化のための手引き」(https://www.env.go.jp/nature/yasei/sg_windplant/guide/post_91.html)に記載された内容のうち、特に保全措置に関して、最新の知見を加えて、特に事故のリスクが高い海ワシ類を中心として 再構成したものを、環境省が「海ワシ類の風力発電施設バードストライク防止策の検討・実施手引き」をとりまとめるにあたり、意見を募集いたします。

2.意見募集要項

(1)問い合わせ先

  環境省自然環境局野生生物課

   東京都千代田区霞が関1-2-2/電話03-5521-8282

(2)意見募集対象

  「海ワシ類の風力発電施設バードストライク防止策の検討・実施手引き」(案)

(3)資料の入手方法

 「海ワシ類の風力発電施設バードストライク防止策の検討・実施手引き」(案)」は添付資料に掲載するとともに、(1)の問い合わせ先で閲覧・入手することができます。

 郵送を希望の方は、140円分の切手を添付した返信用封筒(A4版が入るもの)を同封して、環境省自然環境局野生生物課まで郵送でお申し込みください。

(4)意見提出期間

  平成28年4月26日(火)から平成28年5月25日(水)までの30日間

(5)意見提出先

  環境省自然環境局野生生物課

(6)意見提出方法

 意見は別添様式による文書で、必要項目(氏名、住所、電話番号、該当箇所、意見の内容等)を記入して、郵送、ファックス又は電子メールで、平成28年5月25(水)まで(必着)に下記の宛先まで提出してください。

 なお、電子メールで意見提出を行う方は、ホームページ上にある様式ファイルを利用し、添付ファイルとして提出してください(メールの件名は「バードストライク防止策の検討・実施手引き(案)に対する意見」としてください。)。

<宛先>

住所:〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2

                環境省自然環境局 野生生物課

 ファックス:03-3581-7090

 電子メールのアドレス:shizen_yasei@env.go.jp

(7)留意事項

 意見の提出にあたっては、次の点について御了承願います。

・ 必要項目の記載がない意見については、無効とさせていただきます。

・ 電話での意見はお受けしかねますのであらかじめ御了承ください。

・ 頂いた意見については、個人の氏名、住所及び電話番号を除き公表される場合があります。

・ 頂いた意見に対する個別の回答はいたしかねます。

(8)提出された意見の取扱い

 提出された意見につきましては、その概要とそれに対する対応方針を取りまとめて公表します。

(添付資料)

・海ワシ類の風力発電施設バードストライク防止策の検討・実施手引き(案)[PDF4.6KB]

・意見提出様式[DOC25KB]

※添付資料については環境省HP(https://www.env.go.jp/press/index.php)を御参照下さい。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
直通:03-5521-8282
代表:03-3581-3351
課  長:奥 田 直 久(6460)
課長補佐:中 島 慶 次(6465)
係  長:有 山 義 昭(6670)

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