自然環境・生物多様性
鳥類等に関する風力発電施設立地適正化のための手引き
環境省では、平成19年度から平成21年度まで実施した「風力発電施設に係る適正整備推進事業」において、風力発電施設における鳥類等の衝突(バードストライク)の各種防止策を検討しその効果の実証を行い、専門家による検討会を開催し、パブリックコメントを行い、その結果を踏まえ、平成23年1月7日に「鳥類等に関する風力発電施設立地適正化のための手引き」を公表しました。
手引きの内容は、計画段階の立地選定時に把握すべき情報(関係法令、渡り鳥の経路、希少鳥類などの鳥類の保護上重要な区域、衝突リスクの高い地形等)を示すとともに、衝突リスクの解析や衝突リスク評価のための鳥類調査手法、保全措置等についてとりまとめています。
鳥類等の生態や、鳥類の風力発電施設設置に対する影響については未解明の部分も多いため、個別の具体的な調査や影響評価等にあたっては、本書を参考にすることに加え、関係する専門家の指導助言や今後得られる最新の知見を踏まえて柔軟に対応を検討していく必要があります。
「鳥類等に関する風力発電施設立地適正化のための手引き」(平成23年1月、平成27年9月修正版)
第1 章 風力発電事業における環境影響評価、対策の基本的な方向 [PDF 1,435KB]
第2 章 鳥類等に係る風力発電施設の環境影響評価の実施のポイント [PDF 553KB]
付表A 2 次メッシュレベルにおけるイヌワシ、クマタカおよび風車の分布 [PDF 58KB]
付表B 2 次メッシュレベルにおける猛禽類の渡り情報[PDF 396KB]
付表C 2 次メッシュレベルにおけるガンカモ類の集結状況[PDF 210KB]
付表D ウィンドプロファイラによる鳥エコー出現状況 [PDF 852KB]
(公表・変更履歴)
平成23年1月 手引きの公表(報道発表資料)
平成24年12月 手引きの一部修正(第5章資料(12))
平成27年9月 手引きの一部修正(第5章資料(12)及び資料(13))[PDF 13KB]