長距離自然歩道を歩こう!

千葉県地図

千葉県のコースは、佐原市の水郷大橋で茨城県から引き継ぎ、史跡や文化財の多い北総、中央地帯、そして大平洋の荒波寄せる外房の海岸線、また、房総丘陵の自然林や人工林を通って東京湾に達する延長約300km、29コースが設定されています。
1~26番は本線コース、27~29番の3コースは部分的に本線から離れ、本線で拾い得ない魅力のある地域へ迂回するための支線コースとなっています。

モミ・ツガのみち

東大演習林をとおり元清澄山山頂まで登る山道の多い健脚向きコース。元清澄山一帯はモミ・ツガの原生林などにおおわれ、野鳥のさえずりを楽しみながら歩くみち。
〈距離〉13.5km 〈所要時間〉4時間30分 〈難易度〉3靴3つ
〈区間〉清澄山 ~ 元清澄山 ~ 金山ダム
撮影スポット〉金山ダム路傍休憩所

滝のみち

自然豊かな房総丘陵に広がる清和県民の森を訪れるみち。県民の森の遊歩道を進むと大滝を見ることができる。
〈距離〉8.5km 〈所要時間〉2時間35分 〈難易度〉2靴2つ
〈区間〉香木原 ~ 大滝 ~ ロッジ村 ~ 豊英湖 ~ 下の台
撮影スポット〉大滝

ニホンザルと出会うみち

高宕山山頂まで登る山みち。高宕山山頂の展望はすばらしく遠く富士山、筑波山などを望む。石射太郎(いしいたろう)山では野生のニホンザルに出会うこともある。
〈距離〉9.0km 〈所要時間〉3時間25分 〈難易度〉3靴3つ
〈区間〉下の台 ~ 高宕山 ~ 高宕観音 ~ 石射太郎山 ~ 植畑
撮影スポット〉高宕山観音

九十九谷をたどるみち

千葉県コースの中で最も距離が長く、山間部を歩く健脚向きコース。白鳥神社には房総丘陵の山並みが幾重にも連なる九十九谷を一望できる展望園地がある。
〈距離〉17.4km 〈所要時間〉5時間45分 〈難易度〉3靴3つ
〈区間〉植畑 ~ 石射太郎山 ~ マザー牧場 ~ 神野寺 ~ 白鳥神社(九十九谷展望園地)
撮影スポット〉鹿野山神野寺仁王門

東京湾を望むみち

深い森が続き、豊富な自然を楽しみながら山歩きができる。途中には圧倒されそうな石切場の跡や、鋸山の展望台からは東京湾、保田の町並みを眺めることができる。
〈距離〉8.4km 〈所要時間〉4時間20分 〈難易度〉3靴3つ
〈区間〉浜金谷駅 ~ 観月台 ~ 石切場跡 ~ 展望台 ~ 鋸山 ~ 林道口 ~ 保田駅
撮影スポット〉鋸山の解説標識

川と沼をつなぐみち

本線コース『No.3古墳をたずねるみち』と一部重複するが、支線コースとして『No.28沼めぐりのみち』とあわせて利根川と印旛沼をつなぐコース。
〈距離〉14.2km 〈所要時間〉3時間30分 〈難易度〉1靴1つ
〈区間〉滑河観音 ~ 利根川堤(新川水門)~ 麻生 ~ 八坂神社 ~ 浅間山古墳 ~ 安食駅
撮影スポット〉新川水門

沼めぐりのみち

支線コースの『No.27川と沼をつなぐみち』と接続し、本線コースである『No.4水鳥のみち』に合流する。小鳥のさえずりを聞きながら印旛沼のほとりを歩くみち。
〈距離〉8.3km 〈所要時間〉2時間05分 〈難易度〉1靴1つ
〈区間〉安食駅 ~ 長門川 ~ 酒直水門 ~ 印旛沼畔(水鳥のみち合流点)~ 甚兵衛渡し跡
撮影スポット〉印旛沼の案内標識

城跡をたずねるみち

県立九十九里自然公園の飛び地でもある成東城跡公園を訪れるコース。本線コースである『No.7伊藤左千夫のみち』に合流する支線コースになっている。
〈距離〉7.3km 〈所要時間〉2時間20分 〈難易度〉1靴1つ
〈区間〉成東駅 ~ 光明寺 ~ 浪切不動・石塚の森 ~ 成東城跡公園 ~ 姫島
撮影スポット〉成東城跡公園の解説標識

基本情報 -首都圏自然歩道(関東ふれあいの道)-千葉県

お問い合わせ先

千葉県環境生活部自然保護課
電話:043-223-2971

地図の配布

配布場所

  • 千葉県文書館 郵送対応可

料金

有償(1,000円)※郵送の場合は別途送料要

地図情報のお問い合わせ先

千葉県環境生活部自然保護課自然公園班
電話:043-223-2971
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※ 所要時間:平地1km約15分、山地1km約20~30分を目安にした歩行時間。
※ コースの難易度:靴のマークの数が多い程、難易度がアップします。
※ 歩行時間、難易度は天候・グループ構成によって異なります。無理のないペースで歩いてください。
※ ⇒は、本ルートから分岐するバリエーションコースとして紹介しました。

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