和歌山県の代表的な湧水

※アクセス制限の定義
 ☆:可(目視、近接、触れる)、◎:可(目視、近接)、○:可(目視のみ)、×:不可、―:不明
市区町村名 名称 ふりがな 所在地 概要等 アクセス 湧水保全活動 写真等
和歌山市 清浄水 しょうじょうすい 和歌山市紀三井寺 吉祥水,楊柳水とともに『紀三井寺の三井水』として『名水百選』に選ばれている。周囲には松尾芭蕉や紀州の俳人の句碑がある。 清掃等維持管理を実施。 写真
和歌山市 吉祥水 きっしょうすい 和歌山市三葛 清浄水,楊柳水とともに『紀三井寺の三井水』として『名水百選』に選ばれている。
「瀧のぼりの清水」として親しまれてきた。
周囲の清掃、献花等維持管理を実施。
山林防火祈願も合わせ、毎年感謝法要例祭を実施。
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和歌山市 楊柳水 ようりゅうすい 和歌山市紀三井寺 清浄水,吉祥水とともに『紀三井寺の三井水』として『名水百選』に選ばれている。病から救って下さるというありがたい水として喜ばれてきた。 清掃等維持管理を実施。 写真
田辺市 野中の清水 のなかのしみず 田辺市中辺路町野中 歴史の道「熊野古道」沿いにあり、地元住民が生活用水に使用している。『名水百選』に選ばれている。    
田辺市 錫杖の水 しゃくじょうのみず 龍神村龍神小森 ブナなどの原生林で涵養された清水が自然ろ過されたもので、良質な自然水となっている。    
田辺市 ふる道の水のみ ふるみちのみずのみ 田辺市秋津川 昔から修験道者、商人など行きかう人の多くが、のどの渇きをいやし休息をとったといわれている。    
田辺市 小々森の清水 こごもりのしみず 田辺市本宮町小々森井戸の岸 昔から飲み水や野菜等の洗い場として利用され、主婦や老人たちの井戸端会議の場所にもなっています。    
紀の川市 花野の弘法井戸 けやのこうぼういど 紀の川市花野253-6地先 諸国行脚の弘法大師が夏の暑さに水を求めたところ、遠くまで水を汲みに行って恵んでくれた老婆の心根に感激し、大師が持っていた錫杖で地面を突くと、不思議にも水が湧き出したという。 清掃・献花等維持管理を実施。 地図写真
紀の川市 お大師さんの井戸 おだいしさんのいど 紀の川市東野103-1 昔、旅のお坊さんが、良い水が出なくて困っている人々を見かねて錫杖で地面を突くと水が湧き出した。人々は「あれは弘法大師に間違いない」と、その後井戸をこう呼んで重宝したという。夏は冷たく冬は暖かく、日照りで字内の井戸が涸れても、この井戸だけは絶対に涸れたことがないという不思議な井戸。 清掃・献花等維持管理を実施。
年1回の水質検査を実施。
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かつらぎ町 大師の井戸 たいしのいど 伊都郡かつらぎ町大字平 槇尾山施福寺で弘法大師が仏法を広める為に旅をしていたところ、村人に飲み水を求めた時、村で暮らしの水に困っていることを知り、杖を岩に三度突き立てたところ、湧水が出たという伝説がある。    
かつらぎ町 冷水井戸 ひやみずいど 伊都郡かつらぎ町大字高田 JR和歌山線西笠田駅から北西に5分ほど歩くと、住宅街の一角に隠れるように冷水(ひやみず)が湧き出している。弘法大師が掘ったという伝説の湧水。    
かつらぎ町 清水井戸 しみずいど 伊都郡かつらぎ町大字短野 葛城山系燈明岳の麓に位置し、弘法大師が掘ったという伝説の湧水で、今でも枯れることはない。    
かつらぎ町 名水紀の一番 めいすいきのいちばん 伊都郡かつらぎ町大字花園中南 高野山系を水源とした自然水で、国道480号線龍神街道沿いに位置している。    
高野町 葵の井戸 あおいのいど 高野町大滝 世界遺産「熊野参詣道小辺路」が通る大滝集落を潤すこの井戸は、江戸時代、その水を紀州徳川家に献上したことにちなみ「葵の井戸」と呼ばれている。 年2回の水質検査の実施。 地図写真
有田川町 弘法井戸 こうぼういど 有田川町徳田 昔は水田、現在はみかん畑や宅地となっているが、その一段下がったところで水が湧き出している。弘法大師の発見とされている。 洗濯などに活用している地元住民が清掃管理を実施。 写真
白浜町 瑠璃光薬師霊泉 るりこうやくしれいせん 白浜町十九渕1116-5 石の透き間から湧き出る水は長期の保存にも腐食せず、旨い水として古くから飲料水などに使用されている。 地域の菩提寺である草堂寺の檀家の方々が管理。  
那智勝浦町 ぶつぶつ川 ぶつぶつがわ 那智勝浦町大字粉白 気泡を伴って清水が沸々と湧き出す様子が名前の由来となっており、長さが13.5mで日本一短い法指定河川となっている。    
古座川町 崩の川の銘水 くえのかわのめいすい 古座川町松根 二級河川古座川最上流域の分水嶺である大塔山(標高1,122m)の南西側、「崩ノ川谷」の林道脇にある自然湧水。 地域住民が時々訪問。