岡山県の代表的な湧水

※アクセス制限の定義
 ☆:可(目視、近接、触れる)、◎:可(目視、近接)、○:可(目視のみ)、×:不可、―:不明
市区町村名 名称 ふりがな 所在地 概要等 アクセス 湧水保全活動 写真等
津山市 洗顔清水 せんがんしみず 津山市種地内
県道449号線沿い
昔から絶えることなく湧き出している。後醍醐天皇が隠岐へ配流された際に立ち寄り、洗顔したことから「洗顔清水」と呼ばれるようになった。 地元町内会が定期的に清掃活動を実施。 写真写真
玉野市 硯井の井戸 すずりいのいど 玉野市八浜町大崎33204-1 菅原道真が硯の水を海辺に湧き出す清水から取ったという伝説が残っている。周りに井桁が整備され、現在でも残っている。   地図
新見市 夏日の極上水 なつひのごくじょうすい 新見市大佐上刑部566-2 大佐山の北側山麓から湧き出している。『平成の名水百選』に選定された。 月1回の水質検査を実施。  
備前市 地蔵清水 じぞうしみず 備前市三石 昭和59年、『岡山県の名水』に指定された。 不明。  
赤磐市 山鳥水源 やまどりすいげん 赤磐市是里1551 山鳥山の北東山腹にあり、水量は日量約3トンと多くはないが、周りが渇水のときでも涸れることなく一定量を保ち湧き出している。地元では、平賀弾正忠の居城である山鳥城の重要な水汲み場であったと伝えられている。 地元住民が年1回の落ち葉清掃を実施。  
真庭市 塩釜の冷泉 しおがまのれいせん 真庭市蒜山下福田 中蒜山の登山口に湧き出していて、『名水百選』に選定されている。この水は市の簡易水道にも使用されており、一般観光客の取水は禁止されている。 地元に「塩釜奉賛会」があり、名水を守っていく行事が毎年開催される。
簡易水道の水源であるため、市の担当者が定期的に水質検査を実施。
 
真庭市 津黒泉水 つぐろせんすい 真庭市蒜山下和
字野邉奥1705-166
津黒山から湧き出す中和の名水。 平成28年度から、中和地域自主組織が水汲み場を整備。  
真庭市 塩川の泉 しおかわのいずみ 真庭市上中津井地内
(平田地区)
岩の元から流れ出す水量豊富な泉で、地元中津井小学校校歌にもうたわれている。北房町史には「古は間歇冷泉として一日数回湧出した」とある。 平成28年度から、地元有志の「塩川の泉を守る会」が発足し、周辺を整備。  
美作市 愛の水 あいのみず 美作市後山 美作市(旧東粟倉村)後山の麓にある湧水。ミネラル分を多く含みアトピーに効能があると言われており、「愛の水」と呼ばれ、多くの人に親しまれている。 住民が湧水地周辺の清掃等を実施。  
美作市 一貫清水 いっかんしみず 美作市宮本 宮本武蔵の里、美作市(旧大原町)宮本から釜坂峠に向かう峠道沿いにある湧水。「旅人の乾きを癒すこの水は銭一貫の価値がある」という意味から名づけられている。 住民が湧水地周辺の清掃等を実施。