新潟県の代表的な湧水
※アクセス制限の定義
☆:可(目視、近接、触れる)、◎:可(目視、近接)、○:可(目視のみ)、×:不可、―:不明
☆:可(目視、近接、触れる)、◎:可(目視、近接)、○:可(目視のみ)、×:不可、―:不明
市区町村名 | 名称 | ふりがな | 所在地 | 概要等 | アクセス | 湧水保全活動 | 写真等 |
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新潟市 | 平沢清水 | ひらさわしみず | 新潟市西蒲区 平沢地内 |
縄文時代の頃からこの清水を使用していたものと思われ、平家との所縁や松尾芭蕉、良寛が訪れたとの伝承がある。立入可能。 | ◎ | ||
新潟市 | 弘法清水 | こうぼうしみず | 新潟市西蒲区 竹野町地内 |
弘法大師が立ち寄った際、良民の快い施しを受けたお礼にと、手にしていた錫杖を土に刺し、これを抜くと水が湧き出して民の窮状を救ったと伝えられる。立入可能。 | ◎ | ||
長岡市 | 杜々の森湧水 | とどのもりゆうすい | 長岡市西中野俣 | 『名水百選』のひとつ。周辺には、名水会館、遊歩道や公園、売店などが整備され、冷たく澄んだ水が人気を博している。 | ☆ | 自治会住民が、年2回の湧水地周辺清掃を実施。 公園管理者が巡回清掃を実施。 |
地図・写真 |
長岡市 | 諏訪清水 | すわしみず | 長岡市小国町七日町 | 水の持ち帰り自由。 | ☆ | 住民が不定期で周辺清掃を実施。 | |
長岡市 | 十二社権現の御神水 | じゅうにしゃごんげんのごしんすい | 長岡市小国町桐沢 | 水の持ち帰り自由。冬季間は積雪のため不可。 | ☆ | 住民が不定期で周辺清掃を実施。 | |
長岡市 | 天神山の岩清水 | てんじんやまのいわしみず | 長岡市小国町山野田 | 水の持ち帰り自由。冬季間は積雪のため不可。 | ☆ | 住民が不定期で周辺清掃を実施。 | |
長岡市 | 高龍神社の水 | こうりゅうじんじゃのみず | 長岡市蓬平町 | 高龍神社の階段を登ったところに湧き出している。 | ☆ | ||
長岡市 | 弘法の清水 | こうぼうのしみず | 長岡市鉢伏町 | 柿小学校近く、鉢伏段丘の坂道途中にある。 | ☆ | ||
長岡市 | 天狗清水 | てんぐしみず | 長岡市栖吉町 | 鋸山登山道入り口(花立コース)近くにある。 | ◎ | ||
長岡市 | 吉原の清水 | よしはらのしみず | 長岡市塚野山 | JR信越線と並行する地点にある。 | ☆ | 地元町内会が、定期的に周辺清掃を実施。 | |
長岡市 | 縄文雪つららの水 | じょうもんゆきつららのみず | 長岡市脇野町2015 | 火焔型土器が発掘された千石原遺跡が位置する『稲葉の山』の東方に湧き出し、縄文の昔から地域住民の渇きを癒してきた湧水である。 | ◎ | 年2回の水質検査を実施。 「株式会社まるや君が代」の職員が、毎日(定休日等を除く)周辺整備・清掃を実施。 |
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長岡市 | 酒屋の清水 | さかやのしみず | 長岡市小島谷 | 醸造会社の裏山に湧き出している。 | × | 年2回の水質検査を実施。 年数回、裏山の草刈・清掃等を実施。 |
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長岡市 | 鹿島神社の水 | かしまじんじゃのみず | 長岡市小島谷 | 神社境内に湧出している。水の持ち帰りは自由。 | ☆ | 氏子が不定期で周辺整備・清掃を実施。 | |
長岡市 | 霊泉 | れいせん | 長岡市両高 | 「霊泉」と刻まれた立て札のある場所に、山からこんこんと湧き出しており、人々は親しみを込めて「井戸神様」と呼んでいる。水の持ち帰りは自由。 | ☆ | 氏子が不定期で周辺整備・清掃を実施。 | |
長岡市 | 樹之下清水 | きのしたしみず | 長岡市川口中山 | 中山神社の階段上がり口に湧出している。水の持ち帰りは自由。 | ☆ | 地域住民が年数回周辺環境の整備・清掃活動を実施。 | |
三条市 | 黄金清水 | こがねしみず | 三条市中浦地内 中浦ヒメサユリ森林公園から車で1~2分 |
重倉山の地下から湧出している。夏は冷たく冬は温かく、地域の人々はこの清水を天水として神の恵みに感謝し、不動様を建てて信仰してきた。 | ◎ | 地元自治会が、年に数回周辺の草刈り・清掃を実施。 | 地図 |
三条市 | 八木ヶ鼻湧水 | やぎがはなゆうすい | 新潟県三条市北五百川37 | 三条市下田地域にある景勝「八木ヶ鼻」の麓に位置する。八木神社境内の手水舎に引かれた湧水である。 | ◎ | 定期的な草刈り、保全活動を実施。 | 写真 |
三条市 | 大久保の清水 | おおくぼのしみず | 新潟県三条市北五百川408 | 『日本の棚田百選』にも選定されている北五百川の棚田に流れ込む、水量豊富な湧水である。 | ◎ | 年1回、清掃活動を実施。 | 写真 |
三条市 | 真木の清水 | まぎのしみず | 新潟県三条市長野1450 | 越後長野温泉「嵐渓荘」の敷地内にある湧水である。水源は嵐渓荘裏手の机山の麓にある。 | ◎ | 定期的な清掃活動等の実施。 | 写真 |
三条市 | 城ノ腰の清水 | じょうのこしのしみず | 新潟県三条市吉ヶ平160 | 水源は守門岳に至る登山道の途中にあり、吉ヶ平自然体感の郷で利用されている湧水である。 | ◎ | 取水施設、導水施設の月1回以上の点検、整備の実施。 | 写真 |
柏崎市 | 大清水観音(大泉寺)の清水 | おおしみずかんのん(だいせんじ)のしみず | 柏崎市米山町 | 水が豊富に湧き出たため、地名が「大清水」、寺号が「大泉寺」になったと言われている。信仰と結びついてとても大切に守られている。 | ◎ | 2ヶ月に1回程度清掃活動を実施。 | |
柏崎市 | 出壺の水 | でつぼのみず | 柏崎市清水谷 | 山の中腹から湧き出しており、豊富な湧水量と清冽さで知られている。 | × | 個人として山道の除草等管理を実施しているが、悪路のため地元の方の同行が必要。 | |
柏崎市 | 治三郎の清水 | じさぶろうのしみず | 柏崎市女谷 | 丘陵地の旧水田脇から湧出している。水質がよく、中越沖地震のときは、上水道が復旧するまで多くの人が利用した。 | ◎ | ||
柏崎市 | 椎谷の御膳水 | しいやのごぜんすい | 柏崎市椎谷 | 明治天皇の北陸東海巡幸の際、献上するお茶の水に利用されたことからお茶の井戸と呼ばれ、古くから名水として親しまれている。 | ◎ | 地域老人組合が年1回、そのほか個人の方が自発的に草刈や清掃を実施。 | |
柏崎市 | きつね塚湧水 | きつねづかゆうすい | 柏崎市谷根 | 米山登山道の途中から湧き出しており、登山客から愛され、谷根地区の農業用水やお茶を淹れる水として利用されている。 | ◎ 冬季は不可 |
きつね塚用水管理組合が草刈や清掃を実施。 | |
新発田市 | やおきの泉 | やおきのいずみ | 新発田市滝谷 | 磐梯朝日国立公園という自然豊かな山岳地に湧き出る水で、登山者に利用されてきた。 | - | 現在、林道封鎖に伴う立入禁止につき、保全活動や一般への開放は行われていない。 | |
新発田市 | 古所の清水 | こしょのしみず | 新発田市本田 | 昔からの言い伝えで、ある名僧がこの地に立ち寄って昼食を取る際、飲み水が欲しくなり箸をさした所、こんこんと清水が湧き出したと言われている。 | ☆ | 本田財産区による管理。年1回の水質調査を実施。 | 写真・写真 |
小千谷市 | 馬場清水(姥清水) | ばばしみず | 小千谷市時水 | 小千谷市指定文化財に登録されている時水城の登山道登り口に位置し、酒造りに利用される程おいしい水。その昔、「飲めば病気が治る」といわれた程の名水である。 | ◎ | 地元による草刈、トイレ清掃活動の実施。 | |
十日町市 | 庚清水 | こしみず | 十日町市松之山松口地内 | 古くから地元住民に利用されている。清水の上部には、美しいブナ林で有名な「美人林」があり、観光に訪れる人々にも利用されている。 | ☆ | 地域住民が不定期で周辺清掃を実施。 | |
十日町市 | 柳清水 | やなぎしみず | 十日町市松之山地内 | 大棟山美術博物館の入口前に取水場所が整備されている。来館者が喉を潤すほか、水汲みに訪れる人もいる。 | ☆ | 大棟山美術博物館が定期的に清掃を実施。 | |
十日町市 | 深山の清水 | みやまのしみず | 十日町市浦田地内 | ブナの原生林から湧き出している湧水であり、登山者に親しまれている。現在落石のため、通行止めとなっている。 | × | 地域住民が不定期で清掃を実施しているが、現在は落石のため近づくことができず通行止め。保全活動の実施状況は確認できず | |
十日町市 | 実昇清水 | じっしょうしみず | 十日町市室野地内 | 城川ダム近くにある「城の池」の水源となっている。城の池周辺には大地の芸術祭の作品が点在しているが、清水を目当てに訪れる人も多い。 | ☆ | 地域住民が不定期で周辺清掃を実施。 | |
十日町市 | 中手の松荢清水 | なかてのまつおしみず | 十日町市真田地内 | 中手集落の松荢神社にほど近い、県道に面する位置にある。道を挟んで向かいには中手集会所があり、地域の湧水として誰もが利用しやすい環境にある。 | ☆ | 定期的な整備・保全活動の実施。 毎年の水質検査実施。 |
地図 |
見附市 | 太田の湧水 | おおだのわきみず | 見附市太田町地内 | 水の持ち帰りは自由。冬季間は積雪のため立入不可。 | ◎ | 地域住民が不定期で周辺清掃を実施。 | |
村上市 | 吉祥清水 | きちじょうしみず | 村上市大毎 | 吉祥嶽のふもとから湧き出る毎分2トンの湧出量を誇る。大正後期に大毎の人々が飲料用として900mの導水路を整備し、以来、大切に守りはぐくんできている。整備された水飲み場には年間2万人以上が訪れ、清水を活用した様々なイベント、吟醸酒づくりなどが行われている。 | ◎ | 定期的な清掃管理を実施。 | |
村上市 | 鰈山清水 | かれいざんしみず | 村上市大毎 | 大毎から朝日地区高根を結ぶ広域農道山北朝日線の道路脇より湧き出ている。峠付近にあるため環境はよく、手軽に汲める自然に近い清水である。 | ◎ | 定期的な清掃管理を実施。 | |
村上市 | 四十手清水 | しじゅってしみず | 村上市中継 | 出羽街道沿いの中継集落内にある。地元集落づくり委員会が道路のすぐ脇に水汲み場を整備したため、汲みやすい。 | ◎ | 集落で管理し、定期的な清掃管理を実施。 | |
村上市 | ラジウム清水 | らじうむしみず | 村上市小俣 | 珍名「日本国」(標高555m)という山の麓から湧き出ている清水。湧出量は毎分10リットルほど。県道52号線(山北関川線)沿いに位置し、地域住民や登山者に愛されている。 | ◎ | 定期的な清掃管理を実施。 | |
糸魚川市 | 白山神社 蛇の口の水 | はくさんじんじゃ じゃのくちのみず | 糸魚川市大字能生地内 | 『新潟県の名水』に選定されている。白山神社の境内にあり、神事を行う際に活用されている。 | ◎ | ||
妙高市 | 宇棚の清水 | うだなのしみず | 妙高市大字杉野沢 | 妙高山など、2000m級の山々に囲まれた笹ヶ峰高原に位置し、四季を通じて豊富に湧き出す清水の周辺に多くの高山植物が生育する。 | ◎ | 年1回水質調査を実施。 地元杉野沢区が春秋2回の清掃活動を実施。 |
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妙高市 | 木曽清水 | きそしみず | 妙高市大字上平丸 | 木曾義仲が越後国府を攻める際、山中の道で馬を止め、この清水で喉を潤したと伝えられている。 | ◎ | 「清水を守る会」の人達がボランティアで清掃活動を実施。 | |
妙高市 | 大田切清水 | おおたぎりしみず | 妙高市大字坂口新田 | 年間を通じて水温が変わらず、良好な水質を有する。古くから水質保全の配慮がされてきた。 | ◎ | 個人の方がボランティアで水場周辺の清掃を実施。 | |
妙高市 | 黄金清水 | こがねしみず | 妙高市大字関山 | 妙高山山頂へ向かう登山道沿いにあり、妙高登山を楽しむ人たちにとって絶好の休憩場所として親しまれている。 | ◎ | 市が、登山道整備作業の際、地元の協力を得ながら水場の下草刈り等を実施。 | |
妙高市 | きはだ清水 | きはだしみず | 妙高市大字杉野沢 (笹ヶ峰高原) |
笹ヶ峰ダムの奥、長野県小谷村へ続く林道沿いにあり、古くから林道利用者の休憩場として親しまれている。 | ◎ | 杉野沢区の有志が管理。 | |
五泉市 | 吉清水 | よしみず | 五泉市中川新 (幅地区) |
古来から「良い水」と讃えられた結果、「吉水(よしみず)」となったことが名前の由来と言われている。湧出量は豊富で、水の持ち帰りは自由。 | ☆ | 降雪期を除き毎日、福祉施設の園生による水路及び遊歩道、並びに吉清水湧水の里施設内の簡易な清掃作業を実施。 | 写真 |
五泉市 | 胴腹清水 | どっぱらしみず | 五泉市 (菅名岳登山道途中) |
菅名岳中腹の岩の切れ目から湧き出る軟水で、年間を通して水温は10℃、湧出量は毎分1トンと言われている。地酒「菅名岳」の仕込み水を汲むイベント「寒九の水汲み」には、県内外から400人を超える参加者が集まる。 | ○ | ||
上越市 | 養爺清水 | ようやしみず | 上越市五智3丁目 五智国分寺内 |
『新潟県の名水』に選定されている。親鸞聖人もこの清水を飲み、食事や墨をするのに使用したといわれている。 | ◎ | 五智国分寺や地域住民による環境整備。 | |
上越市 | 横清水 | よこしみず | 上越市下正善寺字横清水1741 | 『新潟県の名水』に選定されている。「砦乃名水」と記されていて、戦国時代に宇津尾砦の兵士のための飲料水として利用されていたといわれている。 | ◎ | 町内会による環境整備。 | |
上越市 | 御前清水 | ごぜんしみず | 上越市中屋敷大手通入り口 | 『新潟県の名水』に選定されている。清水の付近は上杉謙信公の居城として知られる春日山城があり、清水は謙信公が出陣の際に飲用されたと伝えられている。 | ◎ | 地元有志による環境整備。 | |
上越市 | 観音清水 | かんのんしみず | 上越市大島区牛ケ鼻 | 『新潟県の名水』に選定されている。大島区の中でも特に有名で、地域の人々に親しまれている。 | ◎ | 町内会による環境整備。 | |
上越市 | トコロテンの水 | ところてんのみず | 上越市大島区下達460-2 | 『新潟県の名水』に選定されている。所有者は湧水を利用しトコロテン屋を経営し、草刈り等の保全活動も行っている。この湧水を求めて、トコロテンを味わうとともに水を汲みにくる人も多い。 | ◎ | 所有者による環境整備。 | |
上越市 | 弘法清水 | こうぼうしみず | 上越市牧区棚広2329 | 『新潟県の名水』に選定されている。弘法大師が全国行脚のおり、この地の庭先にあった大木の根本を杖で一突きすると不思議なことに清水が湧き出て、その後当地に暮らす人々は水の不便から救われたとの言い伝えがある。 | ◎ | 町内会による環境整備。 | |
上越市 | 大出口泉水 | おおでぐちせんすい | 上越市柿崎区東横山 | 『平成の名水百選』(環境省)および『輝く名水』(新潟県)に選定されている。緑豊かな尾神岳の中腹にあり、一日約4,000トンの豊富な水が一年を通して涸れることなく湧き出している。湧水までは遊歩道により誰でも気軽に近づき、直接、水に触れることができる。周辺は木立に囲まれているため夏でも涼しく、正面には頸城平野、日本海の大パノラマが一望できる環境となっている。 | ◎ | 町内会による環境整備。 | |
上越市 | どんどの池 | どんどのいけ | 上越市大潟区九戸浜 | 『新潟県の名水』に選定されている。池の敷地内には弁天様が祀られており、昔から神聖な場所として大切に保存されてきた。今も残るすり減った石井戸は、往時の人々の水との関わりの大きさを教えてくれる。 | ◎ | 水道組合による環境整備。 毎年7月2日に祭りを実施。 |
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上越市 | 小出口湧水 | こでぐちゆうすい | 上越市吉川区坪野 | 『新潟県の名水』に選定されている。夏の大干ばつにも涸れることなく、地域のかんがい用水として利用されている。 | ◎ | 町内会による環境整備。 | |
上越市 | 延命清水 | えんめいしみず | 上越市板倉区東山寺 | 『新潟県』の名水に選定されている。山岳仏教の拠点である山寺薬師の脇から湧き出てきており、水の湧き出し口の上には石仏が祀られ、周辺にはいくつもの祠が並んでいる。清水は、薬師堂の下を通ってこんこんと湧き出ていて、どんな日照りでも、どんな大雨の時でも水量は常に一定だといわれている。 | ◎ | 町内会による環境整備。 | |
阿賀野市 | 薬師の清水 | やくしのしみず | 阿賀野市村杉温泉 | 五頭温泉郷村杉温泉の共同浴場・露店風呂の脇にある湧水。湯上りに飲用する人が多い。 | ◎ | 年1回の水質調査を実施。 | |
阿賀野市 | 優婆尊御霊水 | うばそんごれいすい | 阿賀野市羽黒 | 安産、無病延命の仏様として信仰を集める優婆尊の境内にある湧水。優婆尊の信仰とともに愛飲されている。 | ◎ | 年1回の水質調査を実施。 | |
阿賀野市 | 出湯歓迎塔の清水 | でゆかんげいとうのしみず | 阿賀野市出湯 | 五頭温泉郷の入口にある歓迎塔にある消雪用井戸から自噴している湧水。冬期間は利用できない。 | ◎ | 年1回の水質調査を実施。 | |
阿賀野市 | 木田橋の清水 | きだはしのしみず | 阿賀野市湯沢 | 地元自治会で管理。山仕事の際にヤカンで汲み帰り、飲み水やお茶用に使用している。 | ◎ | 年1回の水質調査を実施。 | |
阿賀野市 | 権現山霊水湧水 | ごんげんさんれいすいゆうすい | 阿賀野市折居 | 地元自治会の歴史研究仲間が水場や水源地を整備。飲料水が上水道となった今でも炊事、お茶用に汲みに来る人がいる。 | ◎ | 年1回の水質調査を実施。 | |
阿賀野市 | 岩瀬の清水 | いわせのしみず | 阿賀野市山崎 | 昔は小学校の飲料水として利用され、地域の人や子ども達によって大切に守られてきた。古くから「越後三清水」の一つと数えられ、多くの人がこの水を汲みに来ている。 | ◎ | 年1回の水質調査を実施。 | |
阿賀野市 | 秋取の清水 | あきとりのしみず | 阿賀野市畑江 | 地元ペンションの敷地内井戸からの湧水を一般の方にも提供している。 | ◎ | 年1回の水質調査を実施。 | |
佐渡市 | 大清水湧水 | おおしょうずゆうすい | 佐渡市戸地地内 | 元和4年(1618年)に佐渡奉行が発見したと伝えられている。天候に左右されない豊富な水量を有し、水質も良好なことから、周辺3集落の上水道に使用されている。 | ◎ | 上水道の水源地は市が管理。 その下に湧水の取水口は、地区で保全管理を実施。 |
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佐渡市 | 鰐清水 | わにしみず | 佐渡市三川地内 | 水の出口が鰐の形をした岩だったのでその名があるが、今は岩が欠けて鰐の形は見られない。水源からはきれいな水が絶えることなく流れ出している。 | ◎ | 地区の水利組合が4月と8月に清掃活動を実施。 | |
佐渡市 | 箱根清水 | はこねしみず | 佐渡市羽吉地内 | 水量が豊富で、どんな渇水でも枯れたことがないと伝えられ、周辺集落の農業用水、生活用水などに利用され、一部は、羽黒神社鳥居脇へ配管で送られている。羽黒神社のやぶさめ神事(県指定無形民俗文化財)で身を清める沐浴場として、平成14年まで利用されていた。 | ◎ | 地区の簡易水道組合が8月に清掃活動を実施。 毎月、貯水槽の清掃を実施。 |
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魚沼市 | 折立釈迦堂の疣水 | おりたてしゃかどうのいぼみず | 魚沼市 下折立字小沢93-2 |
その昔、釈迦堂の庵主を務める美しい尼僧がいた。見目麗しい姿は村人たちの尊敬を集めていたが、この尼僧の手首や顔には疣があった。そこで釈迦堂に湧く清水で毎日身を清めたところ半年足らずで疣が消えた。それ以来、霊験あらたかな「いぼみずの霊水」として伝えられている。 | ◎ | 地元住民が自主的に保全活動を実施。 | |
魚沼市 | 鎮守様の清水 | ちんじゅさまのしみず | 魚沼市下倉地内 | 旧会津街道沿いにあって、戦国武将も喉を潤したと思われる。 | ○ | 住民による管理。 | |
魚沼市 | 宮原大清水 | みやばらおおしみず | 魚沼市須原 守門神社境内 |
宮原地区の裏山から湧出る清水で、昔から地区の水道水源として利用されてきた。 | ○ | 住民による管理。 | |
魚沼市 | 大平の清水 | おおひろのしみず | 魚沼市東野名地内 | 守門岳の伏流水で、年間を通じて水温も水量も安定している。 | ○ | 住民による管理。 | |
魚沼市 | 岩清水 | いわしみず | 魚沼市渋川地内 | 国道252号と国道290号JR只見線上条駅前交差点脇に位置する。 | ○ | 所有者による管理。 | |
魚沼市 | 上条清水 | かみじょうしみず | 魚沼市長鳥地内 | 昔から利用されていており、市道の道路改良により現在の場所に設置された。 | ○ | 住民による管理。 | |
魚沼市 | 弥右エ門屋敷の湧水 | やえもんやしきのしみず | 魚沼市芋鞘新田地内 | 市道沿いの山すそにある。昔、近くにあった屋敷の名がついた。 | ○ | 住民による管理。 | |
魚沼市 | 荒沢岳湧水群どんぐり清水 | どんぐりしみず | 魚沼市銀山平地内 | 荒沢岳の伏流水を敷地まで引き込んである。豊富な湧出量がある。 | ○ | 所有者による管理。 | |
魚沼市 | 荒沢岳湧水群伝之助清水 | でんのすけしみず | 魚沼市銀山平地内 | 登山者の水場として知られる。また、日本酒の仕込み水としても利用されている。水車が目印。 | ○ | 住民による管理。 | |
魚沼市 | 荒沢岳湧水群白銀清水 | しろがねしみず | 魚沼市銀山平地内 | 荒沢岳の伏流水を駐車場まで引き込んである。 水温が9℃と低いのが特徴。 |
○ | 特になし | |
南魚沼市 | 大崎滝谷の清水 | おおさきたきやのしみず | 南魚沼市大崎 | 通称「滝谷」と呼ばれる地点の随所から湧き出ている。湧水地点近くの大前神社境内に水飲み場がある。 | ☆ | 有志が年1~2回の清掃活動を実施。 | |
南魚沼市 | 金剛霊泉 | こんごうれいせん | 南魚沼市大崎 (八海山登山道2合目付近) |
八海山登山道二合目付近に湧き出ており、登山者・信者から「命の水」とされ、この水を携えて山を登る。 | ☆ | 山開きの登山道整備に伴い、年1回の周辺整備を実施。 | |
南魚沼市 | 雷電様の水 | らいでんさまのみず | 南魚沼市藤原 | トチの大樹が目印。地酒「八海山」の源水として利用されている。 | ☆ | ||
南魚沼市 | 地蔵清水 | じぞうしみず | 南魚沼市浦佐 | JR浦佐駅西口から車で2,3分の場所に位置する。昔から伝わる湧水で、かつては地域の社交の場としても利用されていた。その名のとおり、傍らにお地蔵様が2体祀られている。 | ☆ | 住民が管理。 定期的に水質検査を実施。 |
地図・写真 |
胎内市 | 胎内縄文の清水 | たいないじょうもんのしみず | 胎内市熱田坂地内 | 市指定史跡「分谷地A遺跡」周辺から自噴しており、およそ4,000年前の縄文時代から枯れることなく湧き出ていると言い伝えられている。 | ◎ 冬期間不可 |
地元の有志が周辺環境の整備を実施。 | |
胎内市 | どっこん水 | どっこんすい | 胎内市乙地内ほか | 市内の乙地区、大出地区、地本地区の複数箇所で自噴している湧水群。弘法大師が独鈷杵(とっこしょう)という仏具を使い、「聖地に清水のわき出ずる」と唱えたところ自噴したとされることから、独鈷水(とっこすい)と呼ばれ、現在の「どっこんすい」の呼び名に変わった。定期検査はしていないが、常連客も多い。 | ◎ | ||
胎内市 | 地本の水芭蕉 | じもとのみずばしょう | 胎内市地本595 | 湧水の影響により、低地にもかかわらず高山植物である水芭蕉が群生している。また、新潟県の絶滅危惧種に指定されているイバラトミヨの生息地にもなっている。 | ◎ | 地元の有志(イバラトミヨ水芭蕉の会)が周辺環境の整備を実施。 | |
弥彦村 | 南沢の水 | みなみざわのみず | 弥彦村大字麓 | 蛇崩の山腹から湧出している名水。かつては麓一区住民の「末期の水」であった。明治天皇北陸巡幸の際、献上された水である。 | ◎ | ||
弥彦村 | 子は清水 | こはしみず | 弥彦村大字麓 | 旧北国街道沿いに湧き出ている名水。かつては麓二区住民の「末期の水」であった。水の神を祀る石祠があり、『子は清水伝説』をつたえる。 | ◎ | ||
弥彦村 | 桜井 | さくらい | 弥彦村大字麓 | 雨乞山水系の伏流水で、弥彦大神が野積から今の弥彦神社に移る途中滞留した地で、かたわらの清涼な泉でみそぎをしたといわれている。 | ◎ | ||
弥彦村 | 御神水 | ごしんすい | 弥彦村大字弥彦 | 弥彦山登山道脇から湧出しており、登山者ののどを潤している。 | ◎ | ||
弥彦村 | 聖人清水 | しょうにんしみず | 弥彦村大字弥彦 | この一帯は岩盤地帯で水が出なかったが、親鸞聖人が弥彦神社を参拝し、門前町の林部宅に泊まった際、水不足に悩む家人を哀れみ、裏の竹林の一隅を持参の杖で突いたところ、たちまち水が湧き出したという伝説が残っている。 | ◎ | ||
弥彦村 | 大清水 | おおしみず | 弥彦村大字上泉 | 不明。 | ◎ | 不明 | |
弥彦村 | 山崎消雪井戸 | やまさきしょうせついど | 弥彦村大字山崎 | 平成元年に消雪用の井戸を掘削した際、地下55~69mの帯水層から自噴した。現在は開放されており、周辺住民の野菜洗い等に利用されている。沸かしてお茶を入れるとおいしい。 | ◎ | 平成25年3月に井戸洗浄を実施し、ケーシング管の錆を除去。 | |
田上町 | 甘露清水 | かんしろしみず | 南蒲原郡田上町 大字羽生田乙1019付近 |
不明。 | ◎ | ||
阿賀町 | 土佐清水 | とさしみず | 阿賀町日野川丙 | 後白河天皇の第2王子である高倉宮似仁王が、平家の追っ手を逃れて隠れ住んだとされる「高井山嶺寒寺」の下に湧き出ている。 | ◎ | ||
阿賀町 | 中道清水 | なかどうしみず | 阿賀町 (旧上川村 県道柴倉・津川線の途中) |
湧出量は豊富で、水の持ち帰りは自由。 | ◎ | ||
阿賀町 | 金鉢清水 | かなばちしみず | 阿賀町津川 (津川インター交差点から200m程度) |
湧出量は豊富で、町外からの利用者が多い。水の持ち帰りは自由。 | ◎ | ||
阿賀町 | 琴平清水 | こんぴらしみず | 阿賀町津川 (きりん橋交差点から新発田津川線へ400m程度) |
かつては、酒の仕込み水として利用されていた。水の持ち帰りは自由。 | ◎ | ||
阿賀町 | 縄文清水 | じょうもんしみず | 阿賀町日出谷 (国道459号沿い) |
湧水の付近で縄文時代の遺跡が発掘されたことから、「縄文清水」と呼ばれている。 | ◎ | ||
阿賀町 | 桂清水 | かつらしみず | 阿賀町石間 国道49号釣浜橋石間側橋詰付近 |
町外から多くの人々が清水を求めてやってくる。水の持ち帰りは自由。 | ◎ | ||
阿賀町 | 薬師清水 | やくししみず | 阿賀町岩谷 (国道49号道の駅みかわ) |
平等寺薬師堂にちなんで名付けられた。 | ◎ | ||
津南町 | 龍ケ窪の水 | りゅうがくぼのみず | 中魚沼郡津南町 大字谷内地内 |
『名水百選』、および新潟県の『輝く名水』に選定されている龍ケ窪の池。集落の飲料水や、一円の生活農業用水として活用されている。立入可能。 | ◎ | 湧水保全活動実施状況記載済み。 | |
津南町 | 山伏山水源 | やまぶしやますいげん | 中魚沼郡津南町 大字上郷寺石丙地内 |
霊峰山伏山の裾野からの湧水で、薬師湖に注ぎ込んでおり、付近に風穴がある。立入可能。 | ◎ | 借受者が水源地周辺の草刈等の作業を実施。 | |
関川村 | 滝神社の清水 | たきじんじゃのしみず | 関川村大字鮖谷 | 『新潟県の名水』に選定されている。鮖谷(かじかだに)集落の中央のお宮様登り口にあり、冷たくてうま味のある水は地元民をはじめ旅人達に喜ばれた。 | ◎ | 地域住民が大切に管理。 |