長野県の代表的な湧水
※アクセス制限の定義
☆:可(目視、近接、触れる)、◎:可(目視、近接)、○:可(目視のみ)、×:不可、―:不明
☆:可(目視、近接、触れる)、◎:可(目視、近接)、○:可(目視のみ)、×:不可、―:不明
市区町村名 | 名称 | ふりがな | 所在地 | 概要等 | アクセス | 湧水保全活動 | 写真等 |
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長野市 | お種池 | おたねいけ | 長野市大岡丙 | 古くから灌漑の種水として、周辺住民の信仰対象になっており、干ばつのときには、人々が雨乞いの祈りに訪れたといわれている。 | ◎ | 神社の総代会が日頃から点検を実施。 お祭りにあわせて清掃や周囲の環境整備等を実施。 |
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松本市 | まつもと城下町湧水群 | まつもとじょうかまちゆうすいぐん | 松本城周辺一帯 | 松本城周辺には自噴井戸、揚水井戸が多数所在しており、上水道が普及した現在も、かけがえのない財産として大事に受け継がれ、市民や観光客に広く親しまれている。 『平成の名水百選』に選定されている。 |
※湧水により異なる | 湧水ごとに、地元町会や有志、個人など市民が自主的に保全活動を実施。 | |
松本市 | 清水川 | しみずがわ | 松本市安曇4468 (上高地) |
シラビソやコメツガに覆われた六百山(上高地南側、標高2,470m)に降った雨が地下水となり湧き出してできた川。抜群の透明度で、上高地の貴重な飲料水源となっている。『信州の名水・秘水』に選定されている。上高地はマイカー規制あり。 | ○ | 「上高地を美しくする会」等が、定期的に上高地全体の清掃を実施。 | |
上田市 | 保命水 | ほめいすい | 上田市柳町 | 元々は、海禅寺境内の湧水を木管で引き、町の人々の生活用水として利用されていた。 | ◎ | 年1回の水質検査を実施。 | 写真 |
上田市 | 修那羅の泉 | しゅならのいずみ | 上田市室賀 | 川西地区、上室賀の大林山のふもとに湧き出る名水。水量豊富。 | ◎ | 年1回の水質検査を実施。 | 写真 |
上田市 | 延命水 | えんめいすい | 上田市野倉 | 女神岳の南側の野倉地区にあり、近くには観光ガイドマップにも掲載されている夫婦道祖神等もある。 | ◎ | 年1回の水質検査を実施。 | 写真 |
上田市 | 福寿の水 | ふくじゅのみず | 上田市武石 | 武石地域で有名な福寿草の群生地にちなんでつけられた名称の湧水。隠れた名水でもある。 | ○ | 年1回の水質検査を実施。 | 写真 |
岡谷市 | 小和田湧水 | こわだゆうすい | 岡谷市御倉町 | 万延元年(1860年)の時代からの清水。当時から地域住民の生活飲料として歴史のある由緒ある水。 | ◎ | 地域住民が周辺美化を実施。 | |
岡谷市 | 鳴沢清水 | なるさわしみず | 岡谷市今井 | 中山道沿いにあり、病気を治すことで有名な石船観音横を流れる。 | ◎ | 地域住民が周辺美化を実施。 | |
岡谷市 | 長命水 | ちょうめいすい | 岡谷市横川山 | 岡谷市「水源の森」である横川山に湧き出る。 | ○ | 市、地域住民等が周辺美化・保全を実施。 | |
岡谷市 | 小田井水源 | おたいすいげん | 岡谷市湊 | 昭和5年8月から取水が始まり、昭和30年10月に湊水道市営水道へ移管された。水道施設のため立入禁止。 | × | 令和元年度から活動休止中。 | 地図・写真 |
岡谷市 | 小坂水源 | おさかすいげん | 岡谷市湊 | 昭和30年2月に小坂水道として整備。昭和53年3月、施設が中央道西宮線工事の支障となり、湧水地を除くすべてが道路公団の補償で移築された。水道施設のため立入禁止。 | × | 令和元年度から活動休止中。 | 地図・写真 |
飯田市 | 観音霊水 | かんのんれいすい | 飯田市南信濃和田1188 | 450年以上前、戦国時代に整備され一度も枯渇することなく湧き出ている。日本では珍しい硬水だが、くせは無く非常に飲みやすい。 | ◎ | 地元住民が湧水地周辺及び水汲み場周辺の清掃を実施。 年1回の水質検査を実施。 |
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飯田市 | 猿庫の泉 | さるくらのいずみ | 飯田市上飯田6997-1 | 古くから茶の湯に適した名水として知られている。休日には保存会による野点が行われている。 | ◎ | 地元住民が年数回の清掃活動を実施。 | |
諏訪市 | 阿弥陀寺 | あみだじ | 諏訪市上諏訪 | 寺の奥から湧出している。 | ◎ | ||
須坂市 | ごとごと清水 | ごとごとしみず | 須坂市田の神町5 | 昔から湧水があったところを団地建設のおり親水公園化し、ホタル池とした。カワモズク、スギナモなどが生息している。 | ☆ | 町が年2回の清掃を実施。 | 写真 |
須坂市 | 須坂市大字幸高 | すざかしおおあざこうたか | 須坂市大字幸高1569-3先 | 須坂の扇状地の末端にあり、周辺水路のいたるところに湧水が見られる。 | - | 年2回の清掃を実施。 | |
須坂市 | くるま清水 | くるましみず | 須坂市南小河原町 | 小河原氏居館跡の西側の畑の中にある。昔は菜っ葉洗い等住民に活用されていたが、現在は湧出量は少ない。 | × | ||
須坂市 | 塩川中央清水 | しおがわちゅうおうしみず | 須坂市塩川町 | 古村落のなかの湧水である。 | - | ||
須坂市 | 清水端 | しみずばた | 須坂市塩川町 | 水量が多く、近辺にはスギナモが多く生育している。現在は金網が張られている。 | ○ | 写真 | |
須坂市 | 新十郎清水 | しんじゅうろうしみず | 須坂市高梨町 | 古い湧水が新住宅地の中にある。スギナモなどが生育している。 | ○ | 写真 | |
須坂市 | 境沢清水 | さかいざわしみず | 須坂市大字小山字境沢 | 果樹園内にあり、人工マスで整備されている。 | × | ||
須坂市 | 中堰清水 | なかせぎしみず | 須坂市大字小山字中堰 | 中堰にはいたるところに湧水があり、田畑に利用されている。また、この湧水を利用したワサビ田もある。 | ○ | 写真 | |
須坂市 | 九反田 | くたんだ | 須坂市九反田町 | 旧屋代線下の石垣の下から湧き出している。 | - | ||
須坂市 | 幸高Y家清水 | こうたかわいけしみず | 須坂市幸高町 | 民家の庭先で、大きな池として利用されている。 | × | ||
須坂市 | 土栗とくあん清水 | つちぐりとくあんしみず | 須坂市井上町 | 昔は湧水の中でもとても澄んでいて、お茶をたてるのに使われていた。 | ○ | ||
須坂市 | 井上浄運寺池 | いのうえじょううんじいけ | 須坂市井上町 | 井上山浄運寺入り口付近にある大きな池。 | ◎ | ||
須坂市 | 前山薬師庵清水 | まえやまやくしあんしみず | 須坂市下八町 | 前山薬師庵内にある庭の池。 | - | ||
須坂市 | 栃倉の清水 | とちくらのしみず | 須坂市栃倉 | 山の上から湧き出している。 | - | ||
須坂市 | 池森の湧水と湯端 | いけもりのゆうすいとゆばた | 須坂市仁礼町 | 高仁神社北側に湧出する。湯端と呼ばれた西隣の水槽は水温約20℃で、その昔学校に引かれ冬の雑用水に重宝された。 | - | ||
須坂市 | 鷹清水 | たかしみず | 須坂市仁礼町 | 仁礼福沢地区の崖錐末端にあり、祠のすぐ下に湧き出している。 | - | 写真 | |
須坂市 | 豊丘の穴水 | とよおかのあなみず | 須坂市豊丘県道346号線沿 | うっそうとした森の中、巨大な岩壁から水がしたたり、洞窟の奥からも湧出している。須坂藩主が鷹狩りの際に利用するなど、古くから大切に守られてきた。『信州の名水・秘水』に選定されている。 | ○ | 写真 | |
須坂市 | 上米子の湧水「井戸端」 | かみよなこのゆうすい「いどばた」 | 須坂市大字米子 | 白髭神を祀る上米子の湧水で、昔から住民に生活用水として利用されてきた。水量は豊富で水質は良質である。 | ○ | 写真 | |
須坂市 | 柳清水 | やなぎしみず | 須坂市大字仁礼 | 国道406号線沿い、標高1,200mのところにある柳清水の湧水は、昔から冷たく良水といわれている。 | ◎ | ||
小諸市 | 弁天清水 | べんてんしみず | 小諸市大字諸 | 水量が安定しており、上水道・生活用水・農業用水等様々な用途に利用されてきた。 | ◎ | 地域住民等が周辺美化・保全を実施。 | 写真 |
中野市 | 滝の沢の湧水 | たきのさわのわきみず | 中野市大字柳沢 | 水量に変化なく、水温は冷たい。周囲に桜や杉林が整備されている。 | ◎ | 写真 | |
中野市 | - | 中野市大字間長瀬 | 30年近く前から一度も枯れたことがない自噴井戸で、農業などに利用されている。 | ◎ | 写真 | ||
中野市 | 大熊の名水 | おおくまのめいすい | 中野市大字三ツ和 | 地元に親しまれた湧水。地域住民が取水場所を整備した。 | ◎ | 写真 | |
中野市 | 中原の水 | なかはらのみず | 中野市大字永江 | この清水を求め、市外からもたくさんの人が訪れる。 | ◎ | 写真 | |
中野市 | 高社山の弁天水 | こうしゃさんのべんてんすい | 中野市大字赤岩 | 配水池の余水(塩素殺菌後の水)を下流の旧配水池のタンクで一時貯留したもので、若干塩素濃度が低いものになっている。 | ◎ | 写真 | |
大町市 | 弘法大師の硯水 | こうぼうだいしのすずりみず | 大町市大町 | 県道脇の湧水。伝承を伝える看板あり。 | ◎ | ||
大町市 | 居谷里一番水 | いやりいちばんすい | 大町市大町 | 県天然記念物「居谷里湿原」を形成する湧水のひとつ。 | ◎ | ||
飯山市 | 腹薬清水 | はらぐすりしみず | 飯山市寿(顔戸地区) | 飯山市の西部、黒岩山の山麓から湧出している。水量豊富で、夏でも水温は10℃を越えない。昔、旅人の腹痛を治したと伝えられていることから、この名称が付いた。 | ◎ | 地域住民が保全管理を実施。 | |
茅野市 | 北大塩大清水 | きたおおしおおおしみず | 茅野市 | 霧ヶ峰に降った雨が伏流水として湧き出ており、茅野市の水道水源になっているほか、農業用水や生活用水として利用されている。 | ☆ | ||
塩尻市 | 雷鳥公園横の姥ヶ池 | らいちょうこうえんよこのうばがいけ | 塩尻市大門二番町266-1 | ケヤキの根元から湧き出しており、公園とともに住民の憩いの場となっている。 | ◎ | ||
塩尻市 | 強清水 | こわしみず | 塩尻市上西条969-1 | 上西条神社境内に湧き出しており、生活用水とともに憩いの場となっている。 | ◎ | ||
塩尻市 | 三嶽神社の水と姥ヶ池 | みたけじんじゃのみずとうばがいけ | 塩尻市中西条292-ロ | 境内に湧き出す御手洗と姥ヶ池が住民の憩いの場となっている。 | ◎ | ||
塩尻市 | 南熊井・中挟ミニ公園の自噴水 | みなみくまい・なかばさみみにこうえんのじふんすい | 塩尻市片丘10261-2 | 地下50mから自噴しており、周りの公園とともに住民の憩いの場となっている。 | ◎ | ||
塩尻市 | 湯の氣の湧水 | ゆのきのわきみず | 塩尻市広丘郷原1272-1 | 桔梗が原から湧き出している。また、桔梗が原の合戦で敗れた宗良親王が身を忍ばせたといわれているところでもある。 | ◎ | ||
塩尻市 | 長興寺参道の湧水 | ちょうこうじさんどうのわきみず | 塩尻市洗馬3392先 | 洗馬村時代には小学校の水道として利用された湧水で、長興寺と共に憩いの場となっている。 | ◎ | ||
塩尻市 | 堂平公園町沢の湧水 | どうひらこうえんまちざわのわきみず | 塩尻市洗馬4077-51 | 町沢から湧き出しており、公園と共に憩いの場となっている。 | ◎ | ||
塩尻市 | 一の木戸聖泉とその周辺 | いちのきどせいせんとそのしゅうへん | 塩尻市洗馬4077-51先 | 木曽義仲の馬の足跡といわれる岩場がある清流「小曽部川」と山腹からの湧水があり、地域に親しまれている。 | ◎ | ||
塩尻市 | 太田の清水 | おおたのしみず | 塩尻市洗馬728先 | 木曽義仲が馬を休めたという伝説が残る湧水で、住民の生活用水にも利用されている。 | ◎ | ||
塩尻市 | 邂逅の清水 | あふたのしみず | 塩尻市宗賀2997-2 | 邂逅(あふた)の清水として、木曽義仲にまつわるいわれがある湧水。住民の生活用水として利用されている。 | ◎ | ||
塩尻市 | 建(武)の御膳水 | たけのごぜんすい | 塩尻市北小野1022 | 日本武尊(やまとたけるのみこと)伝説が残る湧水で、北小野地区の名勝・旧跡のひとつとして親しまれている。 | ◎ | ||
塩尻市 | 矢彦神社の御手洗 | やひこじんじゃのおみたらし | 塩尻市北小野 | 境内に湧き出している。御手洗としてもつかわれ、多くの人に親しまれている。 | ◎ | ||
塩尻市 | 古町清水端 | ふるまちしみずばた | 塩尻市北小野2679 | 地区にある湧水で、住民の日常生活に利用され共同で管理されている。 | ◎ | ||
塩尻市 | 大清水 | おおしみず | 塩尻市北小野76-ロ | 桐訪山(きりとうやま)の伏流水で、戦前は近隣の製糸工場の用水として利用され、地域住民に親しまれている。 | ◎ | ||
塩尻市 | 米山の清水 | こめやまのしみず | 塩尻市北小野2672-3 | 米山の湧水で、水量も安定。区が非常用水として管理している。 | ◎ | ||
塩尻市 | 勝弦の清水 | かっつるのしみず | 塩尻市北小野1616-1 | 勝弦地区唯一の湧水で、マレットゴルフ場と共に憩いの場となっている。 | ◎ | ||
塩尻市 | 平出の泉 | ひらいでのいずみ | 塩尻市宗賀1027 | 鍾乳洞の出口から湧き出している。水量豊富で、太古より生活用水として利用されてきた。 | ◎ | 年3回の水質検査を実施。 | |
佐久市 | 五斗水(長者原)水源 | ごとみず(ちょうじゃはら)すいげん | 佐久市前山立科国有林117に林小班 | 蓼科山の山中の湧水(五斗水水源)を水源とし、その水を春日村地先で取水し、そこから約20kmの用水路を開削して矢嶋原(のちの五郎兵衛新田)まで引いており、現在もりようされている。 | ○ | 年1回の水質検査を実施。 年2回の清掃を実施。 |
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千曲市 | 郡頭無し | こおりかしらなし | 千曲市大字八幡 | 名所「姨捨」の山中にあり、市営水道の水源である。地元の人々や遠方の方が、飲用に持ち帰っている。 | ◎ | 市が年1回の水質調査を実施。 地元区が維持管理。 |
地図 |
千曲市 | 縄文の名水 | じょうもんのめいすい | 千曲市大字倉科 | 地元有志が看板を設置し、塩ビ管を敷設した。 | ◎ | 市が年1回の水質調査を実施。 | 地図 |
千曲市 | こわ清水 | こわしみず | 千曲市大字羽尾 | 石組み・樋を地元区で整備し、地元の人々や遠方の方が、飲用に持ち帰っている。 | ◎ | 市が年1回の水質調査を実施。 地元区が維持管理。 |
地図 |
東御市 | 針ノ木沢湧水 | はりのきざわゆうすい | 東御市県182 | 厳島社境内に湧出し、「田中御膳水」とも呼ばれている。明治天皇北陸巡行の際、御膳水として利用された。平成2年4月に、市指定天然記念物に指定。 | ◎ | 周辺を公園として整備。 地元住民が湧水池周辺の清掃を実施。 市が年1回の水質調査を実施。 |
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東御市 | 片羽八幡水 | かたははちまんすい | 東御市滋野乙・片羽2984 | 八幡神社境内に湧出し、「八幡清水」とも呼ばれている。明治天皇北陸巡行の際、御膳水として利用された。昭和59年3月に、市指定天然記念物に指定。 | ◎ | 周辺を神社として整備。 地元住民が湧水池周辺の清掃を実施。 市が年1回の水質調査を実施。 |
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東御市 | 玉の井霊泉 | たまのいれいせん | 東御市下之城1341 | 天正の文書にも記されているという古くからの湧水であり、一帯の地名を「清水」という。昭和42年12月に、市指定史跡に指定。 | ◎ | 地元住民が湧水池周辺の清掃を実施。 市が年1回の水質調査を実施。 |
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安曇野市 | 安曇野わさび田湧水群 | あづみのわさびだゆうすいぐん | 安曇野市豊科・穂高 | 日量70万トンを誇る一大湧水群は、真夏でも水温が15℃を越えることは無く、冷たく清澄である。 | ○ | 安曇野わさび田湧水群のうち2ヵ所において、地下水位を通年観測。 | |
軽井沢町 | 白糸の滝 | しらいとのたき | 軽井沢町小瀬 | 湯川の水源にあるこの滝は、高さ3m、幅70mの岩肌より数百条の地下水が白糸のごとく落下している。この伏流水は浅間山に降った雨が6年かけて流れ出したものと言われている。 | ◎ | 軽井沢町、草軽交通、白糸ハイランドウェイが清掃活動を実施。 | |
軽井沢町 | 御膳水 | ごぜんすい | 軽井沢町旧軽井沢 | 江戸時代より水質が良く、湧き出る水が豊富で「お水端」と呼ばれ、軽井沢宿を往還する旅人や宿場の人々、本陣等に宿泊する武家諸大名・宮公家門跡の御膳に使用する御膳水として活用された。明治11年に明治天皇が軽井沢宿本陣敷地内に新設された「御昼行在所」にて昼食をとられた時もこのお水端の湧水が御前水として選定され使用された。ここから流れ出た湧水は雲場川となり、それをせき止め造られたのが、スワンレイクとも呼ばれる「雲場池」である。 | ◎ | 「ホテル鹿島の森」が管理。 | |
御代田町 | 濁川源泉 | にごりがわげんせん | 北佐久郡御代田町 大字御代田字血の池 |
浅間山の中腹より湧出する。湧出時は清澄であるが、多量の硫化鉄や遊離炭酸を含むため、すぐに褐色に変じる。 | ○ | ||
御代田町 | 大沼池 | おおぬまいけ | 北佐久郡御代田町 大字塩野字大沼142-1 |
町の龍神伝説に纏わる池の湧水であり、寺の境内に湧出し水量も豊富である。 | ◎ | ||
御代田町 | 湧玉源泉 | わくたまげんせん | 北佐久郡御代田町 大字塩野字湧玉 |
農業用水の水源であり、水量は豊富である。 | ◎ | ||
長和町 | 星降る里の「黒耀の水」 | ほしふるさとのこくようのみず | 長和町和田男女倉 | 太古の昔(旧石器時代)、原始人が黒耀石を求めて、日本各地からこの地にやってきた頃から、和田峠の地底深くよりひと時の絶え間なく湧き出している。黒耀石の間を通ってくるためか、とてもきれいな清水である。 | ◎ | 年1回、水質調査を実施。 | 写真 |
長和町 | 滝ノ沢権現水 | たきのさわごんげんすい | 長和町古町滝ノ沢 | 滝ノ沢権現水は上滝・下滝と呼ばれる二つの湧水からなる。昔から西向き斜面の山腹に広がる肥沃な田畑を潤しており、貴重な滝ノ沢地区の農業用水と水道水源としても利活用されている。水質がよく、大雨・長雨でも濁ることなく、強い日差しの年でも水量は変わらず、ひと時の絶える間もなく湧き出している。 | ◎ | 年1回、水質調査を実施。 | |
辰野町 | 徳本水 | とくほんすい | 上伊那郡辰野町今村 | 徳本上人の遺跡にあるこの湧水は、井戸水より冷たく、味噌の仕込みに使うと味噌がかびない、飲むと歯痛が治るといった評判がある。。 | ☆ | ||
箕輪町 | 木下水源 | きのしたすいげん | 箕輪町大字中箕輪12886-2 | 「飲用不可」の表示あり。湧水の周囲はバラ線で囲まれている。 | × | 年1回、水質調査を実施。 | |
箕輪町 | 十沢地蔵尊延命水 | とざわじぞうそんえんめいすい | 箕輪町大字東箕輪1175-6周辺 | 町内外にかかわらず、飲料水として利用する人が多い。 | ◎ | 地域住民が周辺環境を整備。 | |
南箕輪村 | 神子柴水道水源 | みこしばすいどうすいげん | 上伊那郡南箕輪村 神子柴 |
大清水川沿いの沢にあり、簡易水道水源となっている。立入不可。 | × | ||
南箕輪村 | 半沢 | はんざわ | 上伊那郡南箕輪村田畑 | 田畑神社北の半沢川上流に湧水となって流れ出ている。ホタルの会によって保護活動が行われていて、夏にはホタルが多く見られる。 | ○ | ホタルの里として保全活動を実施。 | |
南箕輪村 | 不死清水 | しんずらしみず | 上伊那郡南箕輪村南殿 | 「しんずらしみず」と呼ばれ、村の伝説が残る湧水。 | ◎ | ||
南箕輪村 | 北殿湧水地 | きたとのゆうすいち | 上伊那郡南箕輪村北殿 | 昔から清澄な湧水が多く、中井沢川の源流となっている。 | × | 立入禁止を呼びかけ。 | |
南箕輪村 | 塩ノ井湧水地 | しおのいゆうすいち | 上伊那郡南箕輪村 塩ノ井 |
× | |||
松川町 | 峠の湧水 上段 | とうげのわきみず じょうだん | 松川町生田 | この湧水はボーリングを行ってこの場所に引いている。水道がない頃に利用されていた。 | ☆ | ||
阿智村 | 一番清水 | いちばんしみず | 阿智村清内路平瀬 | 飯田と木曽を結ぶ国道256号沿いにあり、昔から旅人の喉を潤してきた。 | ◎ | 「一番清水の会」が毎月環境整備作業を実施。 水質検査を毎年実施。 |
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根羽村 | 矢作川の源流 | やはぎがわのげんりゅう | 下伊那郡根羽村3370-28 | 茶臼山の麓に湧き出している。立入可能。 | ◎ | 矢作川の源流として、上下流域間の交流を実施。 | 地図 |
売木村 | 名称不明 | 2650-98 県道大平山松葉線 |
県道沿いに湧出しており、県外から水を汲みに来る人がいる。 | ◎ | 森林整備活動を実施。 | ||
売木村 | 名称不明 | 2653-24 県道阿南根羽線 |
県道沿いに湧出しており、県外から水を汲みに来る人がいる。 | ◎ | 公団造林整備活動を実施。 | ||
上松町 | 和水 | なごみ | 木曽郡上松町荻原2033 | 風越山の湧水であり、浄化も消毒もしていない。水質検査は実施済み。昭和30年頃から平成18年までの51年間、荻原地区の生活用水として使われていた。 | ☆ | 荻原地区住民で組織される「和水を守る会」が、清掃と維持管理を実施。 | 地図・写真 |
王滝村 | 里宮御神水 | さとみやごしんすい | 木曽郡王滝村3315 | 御嶽神社里宮の境内脇の断崖からの湧水。 | ◎ | 御嶽神社及び御嶽教信者が保全活動を実施。 | |
大桑村 | 阿寺渓谷「美顔水」 | あてらけいこくびがんすい | 大桑村阿寺国有林内3315 | 森林奥の岩間から湧出し、水量も豊富。昔、山を管理する尾張藩の役人の奥方がこの冷水で洗顔したところ、皆、色白の美人になって帰ったことからこの名がついた。平成22年3月、『信州の名水・秘水』に選定。 | ◎ | 年1回の水質検査を実施。 | |
山形村 | さわら清水 | さわらしみず | 山形村本沢 | × | |||
白馬村 | 姫川源流 | ひめかわげんりゅう | 北安曇郡白馬村 大字神城佐野 |
信濃川水系に属する青木湖と分水嶺を隔てた山あいの小さな平坦部から、清冽な水が湧き出している。この湧水を源として「姫川」が始まる。川の始まりを平坦部で直接見られる、全国的にも珍しい湧水。 | ○ | 源流一帯は、長野県自然環境保全条例に基づく「自然環境保全地域」に指定されているとともに、遊歩道が整備され、遊歩道以外への立入りを制限することにより保全を図っている。 | |
白馬村 | 大出の湧水 | おおいでのゆうすい | 北安曇郡白馬村 大字北城大出 |
大出区内で人家に隣接する場所で湧水がみられる。区民により祠が祀られ、湧水に対する思いが感じられる。時期によっては、農業用水が湧水地に流入している。 | ○ | 大出区の区民が、草刈等を実施。 | |
白馬村 | 楠川の湧水 | くすがわのゆうすい | 北安曇郡白馬村 大字北城切久保 |
人家と道路から離れた場所に位置し、水道水として使用されている。 | × | 新田区の区民が、草刈等を実施。 | |
小谷村 | 栂池自然園銀命水 | つがいけしぜんえんぎんめいすい | 北安曇郡小谷村 栂池自然園内 |
栂池自然園内にある湧水。水量は豊富。 | ○ | 園内ボランティア等が、制限範囲の設定や定期的な清掃等を実施。 | |
小谷村 | 弘法の清水 | こうぼうのしみず | 北安曇郡小谷村 栂池高原 |
栂池高原の塩の道内に湧き出しており、誰でも立ち入ることができる。 | ◎ | 地元住民が周辺の草刈、修繕活動を定期的に実施。 | |
坂城町 | 桜馬場 | さくらばば | 坂城町南条入横尾 | 虚空蔵山の麓あたりに湧き出している。 | ◎ | 地域住民が環境美化活動を実施。 | |
坂城町 | 九竜池 | くりゅういけ | 坂城町上平 | 湧水が池を形成している。 | ○ | 地域住民が環境美化活動を実施。 | |
小布施町 | 御霊泉 | ごれいせん | 上高井郡小布施町雁田676 | 雁田山の豊かな森林と土壌が育んだ「御霊泉」は雁田薬師堂の下から湧出し、雨が降ったあと白く濁ることから「白清水」とも呼ばれる。 | ◎ | 水質検査等を実施。 | |
小布施町 | 弁天池 | べんてんいけ | 上高井郡小布施町雁田615 | 湧水は炭酸分が多く、胃腸にも良い。 | ◎ | 水質検査等を実施。 | |
木島平村 | 龍興寺清水 | りゅうこうじしみず | 木島平村大字穂高1282-4 | 『平成の名水百選』に選定されている。 | ◎ | 定期的な水質検査の実施。 | |
野沢温泉村 | 赤滝神社 | あかたきじんじゃ | 野沢温泉村前坂 | 尾根山麓からの湧水で、利用箇所まで導水しているため、時々飲用不可。 | ◎ | 年1回の水質調査を実施。 | |
野沢温泉村 | 中尾 八幡清水 | なかお はちまんしみず | 野沢温泉村豊郷中尾 | 尾根山麓からの湧水で、飲用可能。 | ◎ | 年1回の水質調査を実施。 | |
野沢温泉村 | 六軒清水 | ろっけんしみず | 野沢温泉村豊郷松葉 | スキー場ゲレンデ付近からの湧水で、飲用可能。 | ◎ | 年1回の水質調査を実施。 | |
野沢温泉村 | 坪山 湧水 | つぼやま ゆうすい | 野沢温泉村坪山 | 尾根山麓からの湧水で飲用可能。湧出量も多い。 | ◎ | 年1回の水質調査を実施。 | |
野沢温泉村 | 虫生 湧水 | むしゅう ゆうすい | 野沢温泉村虫生 | 集落上部からの湧水で、飲用可能。 | ◎ | 年1回の水質調査を実施。 | |
野沢温泉村 | 東大滝 湧水 | ひがしおおたき ゆうすい | 野沢温泉村東大滝 | 尾根山麓からの湧水で、飲用可能。 | ◎ | 年1回の水質調査を実施。 | |
飯綱町 | 小玉山湧水群 | こだまやまゆうすいぐん | 飯綱町大字小玉 (一部大字黒川を含む) |
通称「小玉山」の数ヵ所に存在する湧水群。 | ○ | 湧水の一部は自家用水であり、施設の清掃等のほか周辺整備を実施。 | |
栄村 | 北野天満温泉湧水 | きたのてんまんおんせんゆうすい | 下水内郡栄村 大字堺14655番地 |
温泉掘削時に偶然湧出した。毎分約6トンの大量の水が自噴している。飲用可能で、湧水堂で見学できる他、水汲み場も設置されている。『信州の名水・秘水』のひとつ。 | ◎ | 年1回の水質検査を実施。 地元有志の会で水を使ったイベント等を実施。 |
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栄村 | ドロの木平水場 | どろのきだいらみずば | 下水内郡栄村 大字堺字和山 |
百名山苗場山からの湧水で、登山道脇にあることから登山者の利用が多い。 | ◎ |