熊本県の代表的な湧水
※アクセス制限の定義
☆:可(目視、近接、触れる)、◎:可(目視、近接)、○:可(目視のみ)、×:不可、―:不明
☆:可(目視、近接、触れる)、◎:可(目視、近接)、○:可(目視のみ)、×:不可、―:不明
市区町村名 | 名称 | ふりがな | 所在地 | 概要等 | アクセス | 湧水保全活動 | 写真等 |
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熊本市 | いんの川 | いんのかわ | 熊本市西区松尾町上松尾 | 金峰山山系の湧水の一つ。地域住民が野菜洗いに使う等、生活用水として使用されている。砂を巻き上げながら湧出している。 | ☆ | 地域住民が清掃活動を実施。 | |
熊本市 | 雲巌禅寺 | うんがんぜんじ | 熊本市西区松尾町 | 雲巌禅寺は正平六年(1352)開山の古刹で、平安期の三十六歌仙・清原元輔や女流歌人・桧垣ゆかりの岩戸観音として知られている。境内は県指定史跡及び名勝であり、宮本武蔵が『五輪之書』を著した霊巌洞や五百羅漢などがあることでも有名。由緒ある霊場の水は、寺近くの金峰山山系の湧水である。 | ☆ | ||
熊本市 | 江津湖 | えづこ | 熊本市中央区神水本町ほか | 江津湖は、日量約40万トンの湧出量をもつ本市最大の湧水地である。約600種類の動植物が生息し、環境省の『日本の重要湿地』に選定されている。多くの市民に親しまれる本市の環境のシンボル的存在である。湧出量の減少などで昔の面影が失われつつあり、江津湖の保全は熊本市の大きな課題である。 | ☆ | 様々なボランティア団体や行政が清掃活動を実施。 | |
熊本市 | 延命水 | えんめいすい | 熊本市西区島崎5丁目 | 釣耕園や叢桂園の水口が延命水である。共同の水場で石段があり、地域の人たちが野菜などを洗う姿を見ることができる。生活の結びつきが強い湧水である。 | ☆ | 地域住民が清掃活動を実施。 | |
熊本市 | お手水 | おちょうず | 熊本市西区花園7丁目 | 神武天皇の皇孫・健磐龍命(たけいわたつのみこと)が手水に使ったことに由来。加藤清正や細川家五代藩主綱利も使用した伝承をもつ湧水である。水量が豊富で養鱒場に利用されている。 | ☆ | 養鱒場が管理。 | |
熊本市 | 三賢堂 | さんけんどう | 熊本市西区島崎5丁目 | 石神山の湧水を泉水とした庭園がある。政治家・安達健蔵が市民の精神修養の場として建てた三賢堂には菊池武時、加藤清正、細川重賢の坐像がある。肥後三賢人が見守る、静寂な佇まいの湧水庭園である。 | ☆ | ||
熊本市 | 成道寺 | じょうどうじ | 熊本市西区花園7丁目 | 肥後藩家老沢村大学の菩提寺で、熊本の山水庭園の代表格である。モミジや桜、竹林に囲まれ、清水が注ぐ池と苔むした静寂な庭は、漱石などの文人・画人からも愛された。紅葉の名所としても知られている。 | ◎ | 現在、休園中。 | |
熊本市 | 少年の家跡 | しょうねんのいえあと | 熊本市西区島崎5丁目 | 元は貴族院委員・古荘健次郎氏の別荘で、昭和17年に市に青少年健全育成のための施設として寄贈された。敷地内には湧水を生かした清楚な庭園がある。島崎の数ある湧水のひとつで、地域の人たちが保全・活用している。 | ☆ | ||
熊本市 | 瑞巌寺跡 | ずいがんじあと | 熊本市北区貢町 | 瑞厳寺跡は、江戸時代の庭園が残り、豊かな緑と湧き出した清水が相まって、風光明媚の地をなしている。市指定の名勝・史跡である。瑞厳寺公園はホタルの名所としても知られている。 | ☆ | ||
熊本市 | 水前寺成趣園 | すいぜんじじょうじゅえん | 熊本市中央区水前寺公園 | 藩主細川忠利公の命でお茶屋が造られ、さらに水前寺が建立されたのがはじまり。「水前寺のお茶屋」は後に大規模な大名庭園となり、「成趣園」と名づけられ、今の水前寺成趣園となっている。清らかな地下水が湧き出す池を配した桃山式の回遊式庭園は、素晴らしい眺めである。園内には細川家ゆかりの出水神社があり、境内に「長寿の水」がある。熊本の代表的な観光地。 | ☆ | ||
熊本市 | 鑪水 | たたらみず | 熊本市西区河内町船津 | 樹齢600年以上というイチョウの根元から湧き出る清水で、古名は「轟水」といい、『肥後國誌』では熊本の三轟のひとつに数えられる。製鉄を意味する鑪(たたら)の名を冠し、その昔製鉄に使われた歴史を物語る湧水である。 | ☆ | 地域住民が清掃活動を実施。 | |
熊本市 | 太郎迫神社の湧水 | たろうさこじんじゃのゆうすい | 熊本市北区立福寺町 | 立福寺町にある太郎迫神社の境内から清水が湧き出し、神社入口に湧水を集めた水場がある。地域住民が今も利用している湧水である。 | ☆ | 地域住民が清掃活動を実施。 | |
熊本市 | 長命水 | ちょうめいすい | 熊本市西区島崎4丁目 | その昔、茶の湯に重宝された名水とされ、明治の中ごろまではこの水を樽に入れて市街地に売りに行く人もいた。現在ほとんど湧水はないが、地域の人が美しく維持している。『肥後國誌』が「長命の水」と伝える歴史ある水場である。 | ☆ | 地域住民が清掃活動を実施。 | |
熊本市 | 天水湖 | てんすいこ | 熊本市西区河内町白浜 | 明治5年(1872)、明治天皇の熊本行幸のとき献上された水で、この水を「天長水」、湧水池を「天水湖」と呼ぶようになったという由緒ある湧水。 | ☆ | ||
熊本市 | 天福寺 | てんぷくじ | 熊本市西区花園7丁目 | 1678年、肥後藩主細川綱利の発願により開山された。背後の山には湧水があり、境内の手水に引いている。 | ☆ | ||
熊本市 | 鳴岩の湧水 | なりわのゆうすい | 熊本市西区花園7丁目 | 『肥後國誌』で流水の音がすると伝える鳴岩は、高い岩壁の下から湧出している。水を汲みに訪れる人がいたが、令和元年8月頃から湧出が止まっている。 | ☆ | ||
熊本市 | 八景水谷 | はけのみや | 熊本市北区八景水谷1丁目 | 八景水谷の地名は、谷水が出る「吐け(ハケ)」という地名に、五代藩主細川綱利公がお茶屋をつくり八景を詠んだことが重なったことに由来する。熊本市上水道発祥の地として、水源地、水道記念館、水の科学館など水道関連施設があり、本市の水の歴史を語る上で欠かせない存在である。水と緑の公園として、今も市民に親しまれている。 | ☆ | ||
熊本市 | 上川床の湧水 | かみかわどこのゆうすい | 熊本市西区河内町岳 | 金峰山カルデラ内の湧水。みかん栽培の用水などに利用されている。バームクーヘンのような地層が露出したところから、清水が湧き出している。 | ☆ | ||
熊本市 | 平山北の湧水 | ひらやまきたのゆうすい | 熊本市西区松尾町平山 | みかん畑に囲まれた平山地区の生活を支えてきた湧水で、近くに「平山南の湧水」もある。湧水地には揚水ポンプの吸い込み口のパイプが何本も入っていて生活感が漂う。地域の湧水として親しまれている。 | ☆ | 地域住民が清掃活動を実施。 | |
熊本市 | 平山南の湧水 | ひらやまみなみのゆうすい | 熊本市西区松尾町平山 | みかん畑に囲まれた平山地区の生活を支えてきた湧水で、近くに「平山南の湧水」もある。湧水地には揚水ポンプの吸い込み口のパイプが何本も入っていて生活感が漂う。地域の湧水として親しまれている。 | ☆ | 地域住民が清掃活動を実施。 | |
熊本市 | 五丁の妙見さん | ごちょうのみょうけんさん | 熊本市北区貢町 | 地域共同の水場として古くから地域の暮らしを支えてきた湧水である。木立の陰にひっそりと佇む水場だが、東側には井芹川沿いに田畑が明るく開けていて、牧歌的な里の雰囲気を感じさせてくれる。 | ☆ | ||
熊本市 | 前川の井川端 | まえかわのいがんはた | 熊本市西区花園7丁目 | 地域の人が、「イガワさん」と呼ぶ水場。水道が普及して今は生活に利用されていないが、昔は炊事や洗濯をしていた。「寒い日でも湧水だから温かかった。」と近所の人は昔のことを懐かしむ。今もきれいに保たれている。 | ☆ | ||
熊本市 | 叢桂園 | そうけいえん | 熊本市西区島崎5丁目 | 代々医学者の家として知られる村井家の別荘だった。肥後藩の医学校再春館を開設(1756年)することを藩主細川重賢に勧めたことで知られる村井見朴(初代の師役)の長男琴山(医師)が庭を造ったと伝えられている。今は住む人はいないが、江戸時代の名園の面影が残っている。釣耕園から清水が流れ込み、樹木に覆われた曲水をつくっている。頼山陽が村井蕉雪を訪ねたときに、一日中庭づくりを手伝ったというエピソードが残っている。 | ◎ | ||
熊本市 | 釣耕園 | ちょうこうえん | 熊本市西区島崎5丁目 | 江戸時代中ごろに造られた細川藩のお茶屋の一つで、三代藩主・綱利が紙屋川の上手に八橋を、下手に釣耕園を造った。重臣の続弾右衛門に与えられ、以来続家が守り続けている。「釣耕園」の名は、六代藩主・重賢のころ米田松洞(細川藩中老職、漢詩人)がここに遊び、庭の風情を「耕雲釣月」と詠じたことに由来するという。石楠花(しゃくなげ)が群生し、花をつける春季は見事な景観である。飛石を配した広い池を持つ庭は、江戸時代の雰囲気をそのまま残している。現在は、だれも住んでいないが、続家の好意で、庭を見学することができる。 | ◎ | ||
熊本市 | メリ穴 | めりあな | 熊本市南区城南町藤山 | 阿蘇火砕流堆積物が湧き水により侵食されてできた洞窟で、その奥の天井近くから勢いよく水が流れている。住民は昔からこの水の神を祀っていて、「参り穴」から「メリ穴」と呼ばれるようになったとされる。 | × | ||
熊本市 | 小野の泉水公園 | おののせんすいこうえん | 熊本市北区植木町小野 | 平安時代の絶世の美女「小野小町」が、誕生時ここの泉の水を産湯に使ったという伝説が残る。池内では岩の隙間や池底から湧出する様子がみられ、ホタルの生息地としても親しまれている。 | ☆ | ||
熊本市 | 健軍水源地 | けんぐんすいげんち | 熊本市東区水源1丁目 | 熊本市最大の水道水源地で、市全体の1/4をまかなう。 11本ある井戸のうち、7本が自噴しており、中でも5号井は日量約15,000トンの地下水がしぶきを上げて湧き出している。 |
◎ | 熊本市上下水道局が管理。 | |
熊本市 | 旧砂取邸庭園 | きゅうすなとりていていえん | 熊本市中央区出水2丁目 | 江戸時代に整備したとされる、藩主細川家のお茶屋の庭園である。湧水を活かした造りになっており、かつては水前寺成趣園と並び称された美しい庭園であった。 | ☆ | ||
熊本市 | 神水苑 | しんすいえん | 熊本市中央区神水本町 | 元は細川刑部邸の別荘で、庭園中心に造られたものをいう。湧水の池泉を配した回遊式庭園は、明るく伸びやかで水前寺成趣園を彷彿とさせる。 | ☆ | 「マリエール神水苑」が管理。 | |
八代市 | 上鎌瀬地区井川 | うえかませちくいがわ | 八代市坂本町鎌瀬 | 地域住民の飲料水として使用。 | ☆ | ||
八代市 | 上深水地区 | かみふかみちく | 八代市坂本町深水 | 地域住民の飲料水として使用。 | ☆ | ||
八代市 | 桜の雫 | さくらのしずく | 八代市坂本町百済来上 | 地域住民の飲料水として使用。 | ☆ | 湧水周辺の除草作業、親水行事の開催。 | |
八代市 | 中津道共有 | なかつみちきょうゆう | 八代市坂本町中津道 | 地域住民の雑用水として使用。 | ☆ | ||
八代市 | 笹越湧水 | ささごえゆうすい | 八代市泉町柿迫 | 氷川の水源のひとつ。樹齢100年ほどの杉林の根本から小さな滝となって清冽な水が湧き出している。 | × | ||
八代市 | 久連子湧水 | くれこゆうすい | 八代市泉町久連子 | 地域住民の飲料水として使用。 | ☆ | ||
八代市 | 冷水 | ひやみず | 八代市泉町葉木 | 地域住民の雑用水として使用。 | ☆ | ||
八代市 | 鬼山御前の乳水 | おにやまごぜんのちちみず | 八代市泉町保口 | 地域住民の雑用水として使用。 | ☆ | ||
人吉市 | しらさぎ荘の湧水 | しらさぎそうのゆうすい | 人吉市下林町 | 「人吉温泉しらさぎ荘」の敷地にある三つの池から自噴している。 池には鯉が泳いでおり、部屋から見る景色は非常に風情がある。 多くの水生生物が生息しており、また「オキチモズク」という珍しい淡水モズクがみられる。 『熊本県平成の名水百選』に選定。 令和2年7月豪雨の影響で、湧水の状況を把握できていなかったが、現在は少し濁りがあるものの、再生している。 |
〇 | 個人で定期的に清掃を実施。 | |
人吉市 | 石坂井川 | いしさかいがわ | 人吉市中神町 | 夏場はスイカを冷やしたり、野菜を洗ったりと付近の住民が利用したり、下校時の小学生の休憩所としても親しまれている。『熊本県平成の名水百選』に選定。 | ◎ | 地域住民が清掃を実施。 | 写真 |
人吉市 | 永国寺庭園の池 | えいこくじていえんのいけ | 人吉市土手町 | 幽霊寺で知られる曹洞宗永国寺の庭園の池に稲荷山の湧水が利用されている。つつじや睡蓮などの四季折々の花が美しい、池泉庭園として美しく整備されている。 | ○ | 湧水池は民有地で、個人が保全活動を実施。庭全体が美しく管理されている。 | |
荒尾市 | 賀庭寺の池 | がていじのいけ | 荒尾市樺 | 賀庭寺は、荒尾市の南部、県自然公園の小袋山、清らかな硯川のほとりに位置し、湧水を利用した池が設置されている。 | ◎ | 地域住民が組織した保存会が、奉仕作業を実施。 | |
水俣市 | 寒川水源 | さむかわすいげん | 水俣市久木野 | 年間を通じて水量豊富であり、夏季には湧水を利用したそうめん流しが行われている。また、水源下流には『棚田百選』にも選定されている寒川の棚田が存在する。『熊本県昭和の名水百選』のひとつ。 | ◎ | 地区住民が清掃活動を実施。 | 写真 |
水俣市 | 冷水泉水 | ひやすじせんすい | 水俣市袋 | 国道3号線から程近い場所に所在しながら、原生林に囲まれた閑静な湧水である。また、水源の水は付近住民の雑用水として使用されているほか、用水路へと流れて袋地区の田畑を潤している。『熊本県昭和の名水百選』のひとつ。 | ◎ | 地区住民が清掃活動を実施。 | 写真 |
水俣市 | 石坂川水道水源 | いしざかがわすいげん | 水俣市石坂川 | かつて石坂川簡易水道組合の水源であったが、簡易水道統合事業により、現在は上水道水源となっている。 | × | 水道局が管理。 | |
水俣市 | 湯出総合簡易水道水源 | ゆでそうごうかんいすいどうすいげん | 水俣市湯出 | 湯の鶴温泉街の北側の簡易水道水源となっている。 | × | 湯出総合簡易水道組合が管理。 | |
水俣市 | 湯出流合簡易水道水源 | ゆでながれあいかんいすいどうすいげん | 水俣市湯出 | 湯の鶴温泉街の南側の簡易水道水源となっている。 | × | 湯出総合簡易水道組合が管理。 | |
水俣市 | 有木水源 | ありきすいげん | 水俣市古里 | 水俣市上水道(有木・田頭地区)の水源として利用されている。 | × | 水俣市水道局が管理。 | |
水俣市 | 地蔵さんの水 | じぞうさんのみず | 水俣市越小場 | 国道268号線沿いにあり、近隣住民のほか隣接の鹿児島県伊佐市からも水汲みに訪れる人がいるなど、広く親しまれている。『熊本県平成の名水百選』のひとつ。 | ◎ | 利用者や地元住民が清掃を実施。 | 写真 |
水俣市 | 頭石「長寿の水」 | かぐめいしちょうじゅのみず | 水俣市湯出 | 県道湯出大口線の鹿児島県境近くの湧水で、傍らにある家は代々長寿で知られており、「長寿の水」として親しまれている。 | ◎ | 地区住民が清掃活動を実施。 | 写真 |
玉名市 | 尾田の丸池 | おたのまるいけ | 玉名市天水町尾田 | 『熊本名水百選』のひとつであり、『平成の名水百選』にも「金峰山湧水群」のひとつとして選定されている。九十九曲がりの尾田川の水源で、尾田地区の人には昔から生活の場、憩いの場として親しまれている。 | ◎ | 市が周辺を公園化。 地元尾田区の住民が周辺の清掃、草刈りを実施。 |
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玉名市 | 仁王ヶ滝 | にんおうがたき | 玉名市石貫 | 別名「ぞうめきの滝」と呼ばれ、『熊本名水百選』のひとつである玉名市随一の滝。小岱山の県立自然公園内にあり、小岱山八十八ヵ所の霊場にもなっている。 | ◎ | ||
玉名市 | 瀬戸の滝 | せとのたき | 玉名市小田 | 地域の生活用水となっていた湧水「瀬戸の滝」の周辺を整備し、現在親水公園となっている。 | ◎ | ||
玉名市 | 桜井川 | さくらいごう | 玉名市伊倉 | 玉名市伊倉には、金峰山麓の伊倉台地が終わる一帯に13の湧水があり、称して伊倉十三川(いくらじゅうさんごう)と呼ばれている。南蛮貿易時代から貴重な水資源として故事が残っており、歴史的価値も高い湧水。 | ◎ | ||
山鹿市 | 一つ目水源 | ひとつめすいげん | 山鹿市久原一つ目水源公園内 | 昭和60年に『熊本名水百選」』に選ばれた。湧出量も豊富。 | ◎ | 写真 | |
菊池市 | 菊池水源 | きくちすいげん | 菊池市原 | 阿蘇外輪山からの伏流水で水量は豊富である。水温は14℃前後を保ち、阿蘇くじゅう国立公園に指定され、夏の避暑地に最適である。 | ◎ | 任意の団体が自然保護・清掃等の美化活動を実施。 | 地図・写真 |
菊池市 | 大滝 | おたき | 菊池市班蛇口 | 飲料水として市内はもとより、市外からも多くの住民が採水に訪れる。 | ◎ | 地元住民および採水利用者が清掃活動等を実施。 | 地図・写真 |
菊池市 | 若木水源 | わかきすいげん | 菊池市四町分 | 飲料水として市内はもとより、市外からも多くの住民が採水に訪れる。 | ◎ | 地域住民が維持・管理活動等を実施。 | 地図・写真 |
菊池市 | 清水川 | そうずがわ | 菊池市雪野 | 飲料水として市内はもとより、市外からも多くの住民が採水に訪れる。 | ◎ | 地域住民が維持・管理活動等を実施。 | 地図・写真 |
菊池市 | 前川水源 | まえがわすいげん | 菊池市七城町亀尾 | 飲料水として市内はもとより、市外からも多くの住民が採水に訪れる。 | ◎ | 湧水公園となっており、都市整備課が管理。 | 地図・写真 |
菊池市 | 清水水源 | きよみずすいげん | 菊池市七城町清水 | 飲料水として市内はもとより、市外からも多くの住民が採水に訪れる。 | ◎ | 地域住民が維持・管理活動等を実施。 | 地図・写真 |
菊池市 | 杉井川 | すぎいがわ | 菊池市旭志伊萩 | 地域住民の生活用水として利用されている。 | ◎ | 地域住民が維持・管理活動等を実施。 | 地図・写真 |
宇土市 | 轟水源 | とどろきすいげん | 宇土市宮庄町 | 『名水百選』に選定されている。江戸時代から生活用水として使われており、1663年宇土細川藩によって市街地までの4kmの樋管が敷設され、今なお使われている水道は、日本最古のものといわれ知られている。 | ◎ | 轟泉簡易水道組合が清掃活動を実施。 地域団体が植林活動を実施。 |
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宇土市 | 白鹿神社の水 | びゃくらくじんじゃのみず | 宇土市網引町白鹿 | 網引町「白鹿神社」の境内にあり、杉がうっそうとして茂り、静かな佇まいの中に湧水が湧いている。 | ◎ | 地域団体が清掃活動を実施。 | |
宇土市 | 御手洗の水 | みたらいのみず | 宇土市下網田町宮ノ前 | 一年を通して湧出量が変わらない。近くには樹木に囲まれ、静かな網田神社がある。 | ◎ | 管理組合が清掃活動を実施。 | |
宇土市 | 千体仏の水 | せんたいぶつのみず | 宇土市城塚町 | 田畑の灌漑用水として長い間利用されてきたこの地には、約1千年以上も前、弘法大師が西遊の際刻んだとされる摩崖千体仏がある。 | ◎ | 地域団体が清掃活動を実施。 | |
宇土市 | 光園寺跡毘沙門堂池 | こうおんじあと びしゃもんどういけ |
宇土市神合町神山 | 『熊本名水百選』のひとつ。陽白山の中腹にある光園寺跡池に流れ出ている岩清水。 | ○ | 地域団体が清掃活動を実施。 | |
宇土市 | 塩屋天満宮の水 | しおやてんまんぐうのみず | 宇土市下網田町塩屋 | 一年を通して湧出量が変わらず、清掃も行き届いている。「お姫さまの涙」という故事来歴もある。 | ◎ | 地域団体が清掃活動を実施。 | |
上天草市 | 祝い口観音の滝 | いわいぐちかんのんのたき | 上天草市松島町教良木 | 白岳砂岩層の緩やかな傾斜に沿ってできた滑り台のような滝で、一般的な滝のイメージとは違い木々の緑の中を一本の白い水流が流れる様は、夏の暑さを忘れさせてくれる。 | ☆ | 「教良木河内活性化協議会」が保全活動を実施。 | |
上天草市 | 宝幸水 | ほうこうすい | 上天草市松島町内野河内 | 県道沿いの休憩所(広場)に水源地があり、夏場は木陰で涼しく快適な場所である。『熊本県平成の名水百選』に認定されており、飲料水として市内・市外の多くの人が採水に訪れる。 | ☆ | 「教良木河内活性化協議会」が保全活動を実施。 | |
上天草市 | 牟田集落の湧水 | むたしゅうらくのゆうすい | 上天草市姫戸町牟田 | 上水道の普及後も、ここの水が美味しいといった理由で愛飲する方が多い。 | ☆ | 地域住民代表者3名程度が、3ヶ月に1回程度、貯水池及び周辺の清掃を実施。 | |
上天草市 | 不動神社の湧水 | ふどうじんじゃのゆうすい | 上天草市龍ヶ岳町樋島 | 弘法大師ゆかりの不動神社は、春は桜の花見と、そこから望める龍ヶ岳と倉岳は絶景であり、不動神社参拝者が参拝前に、手を清め、喉を潤すなど非常に重宝している水源である。 | ☆ | 神社は地区の所有。 定期的に周辺の清掃を実施。 |
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上天草市 | 役座の川 | やくざのかわ | 上天草市龍ヶ岳町樋島 | 市の登録文化財である藤田家大庄屋跡地内にあり、歴史を感じさせる美しい景観及び清冽な水源が保たれている。 | ☆(要管理者の許可) | 家敷地内であるため、個人が維持管理を実施。 | |
宇城市 | 峠の岩清水 | とうげのいわしみず | 宇城市小川町東海東蕨野 | 当該湧水池は湧水量が豊富で、砂川の源流となり不知火海に注いでいる。古くは西南戦争時代に薩摩軍の陣所が構えられた所であるなど故事来歴もあり、水汲みに訪れる人も多く、地域の保存活動も盛んである。 | ◎ | 通年で清掃活動を実施。 | 写真 |
阿蘇市 | 水基巡りの道 | みずきめぐりのみち | 阿蘇市一の宮町宮地 | 湧水に恵まれた阿蘇神社周辺において、まちづくりの一環で整備された水基。 | ◎ | 清掃活動等を実施。 | |
阿蘇市 | ポケットパーク湧水 | ぽけっとぱーくゆうすい | 阿蘇市役犬原 | 個人井戸が多い地域の中で、農業用水にも使用できる程の水量を持ち、整備された公園は地域以外の方の憩いの場となっている。 | ◎ | 清掃活動等を実施。 | |
天草市 | 福連木官山の水 | ふくれぎかんざんのみず | 天草市天草町福連木 | 一帯は国有林で「熊本県福連木角山自然環境保全地域」に指定されており、遊歩道、管理道も整備されている。周辺域は「官山」と呼ばれ、江戸時代初期から幕府御用達として、良質の樫の木がやりの柄に用いられたため、地元民の入山が一切禁じられていた。これにより、現在まで耕作地がなく、自然林域が残っている。したがって当地に湧き出る湧水は、耕作地の肥料等成分の影響をまったく受けず、現代においては希少な水源といえる。 | ◎ | 環境意識の向上等により、ごみの投げ捨て等もほとんど見られなくなった。 | |
合志市 | 観音の泉水 | かんのんのせんすい | 合志市合生1477-2 | 地域の湧水として親しまれている。 | ◎ | 自治会が年3回(春季、夏季、秋季)の清掃活動を実施。 | 写真 |
美里町 | いや川水源 | いやがわすいげん | 美里町中小路 | 『熊本名水百選』のひとつ。昔からお産があるとその胞衣をこの川で洗い清めていたことから、妊婦がこの湧水を飲むとお産が軽くなると言われている。 | ◎ | 周辺の清掃活動を実施。 | |
美里町 | 孝行の水 | こうこうのみず | 美里町坂本 | 『熊本名水百選』のひとつ。 | ◎ | 周辺の清掃活動を実施。 | |
美里町 | 七郎次水源 | しちろうじすいげん | 美里町早楠 | 『熊本名水百選』のひとつ。湧出量が豊富。 | ◎ | 周辺の清掃活動を実施。 | |
合志市 | 下の井川公園 | しものいがわこうえん | 合志市上生195 | 地域の湧水として親しまれている。 | ◎ | 自治会が年2回(5月、9月)の清掃活動を実施。 近隣住民が定期的な清掃活動を実施。 |
写真 |
合志市 | 平井川 | ひらいがわ | 合志市福原 | 地域の湧水として親しまれている。 | ◎ | 自治会が年1回(6月)の清掃活動を実施。 | 写真 |
玉東町 | 年の神水源 | としのかみすいげん | 玉名郡玉東町上白木209 | 玉東町の南部、金峰山系の丘陵地。この山北地区を南北に縦断するように流れる白木川の水源がこの湧水である。 湧水池は十数メートル四方のほぼ正方形で、辺りには杉木立が整然と並んでいる。地元では「年の神さん」と呼ばれ、夏場は身を切るように冷たい水となることから「こわか水」としても知られている。 |
◎ | 写真 | |
和水町 | 竹の下の水 | たけのしたのみず | 和水町下津原西 | 平成16年度【熊本の湧泉】に掲載。 | ◎ | 組内で年数回の清掃活動を実施。 | |
和水町 | 中井川 | なかいがわ | 和水町下津原西 | 平成21年度『熊本県平成の名水百選』に認定。 | ◎ | 組内で年数回の清掃活動を実施。 | |
和水町 | 下井川 | しもいがわ | 和水町下津原西 | 平成16年度【熊本の湧泉】に掲載。 | ◎ | 組内で年数回の清掃活動を実施。 | |
和水町 | 平井川 | ひらいがわ | 和水町門 | 平成16年度【熊本の湧泉】に掲載。 | ◎ | 利用している世帯が清掃活動を実施。 | |
和水町 | 井川ん谷 | いがわんたに | 和水町久米野 | 平成16年度【熊本の湧泉】に掲載。 | ◎ | 井川水利組合が年数回の清掃活動を実施。 | |
和水町 | 岩尻大杉 | いわしりおおすぎ | 和水町岩尻 | 平成16年度【熊本の湧泉】に掲載。 | ◎ | 利用している世帯が清掃活動を実施。 | |
和水町 | 塩井谷 | しおいだに | 和水町上久井原 | 平成16年度【熊本の湧泉】に掲載。 | ◎ | 利用者がその都度清掃を実施。 | |
和水町 | 阿蘇二宮神社 | あそにのみやじんじゃ | 和水町下久井原 | 平成16年度【熊本の湧泉】に掲載。 | ◎ | 井川水利組合が年数回の清掃活動を実施。 | |
和水町 | 溝口家 | みぞぐちけ | 和水町内田 | 平成16年度【熊本の湧泉】に掲載。 | ◎ | 利用している世帯が清掃活動を実施。 | |
和水町 | 平井川(熊野神社下榎原) | ひらいがわ | 和水町榎原 | 平成16年度【熊本の湧泉】に掲載。 | ◎ | 利用している世帯が清掃活動を実施。 | |
和水町 | 清水の井川 | しみずのいがわ | 和水町白石 | 平成16年度【熊本の湧泉】に掲載。 | - | 湧水横の家主が維持管理。 | |
和水町 | 井上井川 | いのうえいがわ | 和水町下津田 | 平成16年度【熊本の湧泉】に掲載。 | - | 月1回、7班に分けての清掃を実施。 | |
和水町 | 井川さん | いがわさん | 和水町下津田 | 平成16年度【熊本の湧泉】に掲載。 | - | ||
和水町 | 妙見さんと近くの湧水 | みょうけんさんとちかくのゆうすい | 和水町岩 | 平成16年度【熊本の湧泉】に掲載。 | ○ | 区内で班分けし、輪番制で定期的に清掃を実施。 | |
和水町 | 遠野の井川 | とおつけのいがわ | 和水町西吉地 | 平成16年度【熊本の湧泉】に掲載。 | ○ | ||
和水町 | 石坂の井川 | いしざかのいがわ | 和水町上大田黒 | 平成16年度【熊本の湧泉】に掲載。 | ○ | 利用している世帯が清掃活動を実施。 | |
和水町 | 岩本宮(馬頭観音) | いわもとぐう(ばとうかんのん) | 和水町大田黒 | 平成16年度【熊本の湧泉】に掲載。 | ◎ | ||
大津町 | 畑水源 | はたすいげん | 大津町大字内牧 | 大津菊陽水道企業団の給水池として使用されている。 | ◎ | ||
大津町 | 杉水水源 | すぎみずすいげん | 大津町大字杉水 | 大津菊陽水道企業団の給水池として使用されている。 | ◎ | ||
大津町 | 諏訪水源 | すわすいげん | 大津町大字矢護川 | 大津菊陽水道企業団の給水池として使用されている。 | ◎ | ||
大津町 | 初生神社 | うぶじんじゃ | 大津町大字矢護川 | 地域の湧水として親しまれている。 | ◎ | ||
菊陽町 | 柳水湧水公園 | やなぎみずゆうすいこうえん | 菊陽町原水4308-4他14筆 | 本町唯一の湧水。熊本地震の影響により、枯渇している。湧水復旧のため、R6現在も調査中。 | ○ | 地元自治会が清掃活動を実施。 | |
南小国町 | 立岩水源公園 | たていわすいげんこうえん | 南小国町大字満願寺立岩 | 南小国町立岩にある豊富な湧出量を誇る水源。平成19年に公園として整備された。 | ☆ | 地元自治会が清掃活動等を実施。 | |
小国町 | けやき水源 | けやきすいげん | 阿蘇郡小国町宮原上町 | 樹齢700~1,000年といわれるケヤキの根元から湧出している。富くじ3社めぐりのひとつ。 | ◎ | 地域住民が年数回の清掃を実施。 | |
小国町 | 鏡ヶ池 | かがみがいけ | 阿蘇郡小国町宮原鏡が池 | 醍醐天皇の孫姫小松女院が愛しい人との再会を願い、11人の待女とともに投げ入れたと言われている鏡を見ることができる。 | ◎ | 地域住民が年数回の清掃を実施。 | |
小国町 | 中尾熱田神宮水源 | なかおあつたじんぐうすいげん | 阿蘇郡小国町西里中尾 | 「岳の湯温泉」が近いためか、年間を通して、水温22~28℃と極めて高いのが特徴。最近は湧出量はやや減少している。 | ◎ | 地域住民が年数回の清掃を実施。 | |
産山村 | 池山水源 | いけやますいげん | 阿蘇郡産山村大字田尻14-1 | 『名水百選』に選定。毎分30トンと豊富な湧出量を誇る。 | ◎ | 年1回の水質調査を実施。 | |
産山村 | 山吹水源 | やまぶきすいげん | 阿蘇郡産山村大字田尻772 | 九重山麓の大分県境に位置し、『昭和の熊本名水百選』に選定。毎分30トンと豊富な湧出量を誇る。 | ◎ | 年1回の水質調査を実施。 | |
高森町 | 洗川水源 | そそがわすいげん | 阿蘇郡高森町大字上色見 | 阿蘇東側外輪山からの伏流水。阿蘇大明神が衣を洗わせたといわれ、洗川妙見社が建立されている。 | ○ | 地域住民(老人会)等が月1回の清掃を実施。 | |
高森町 | 高森水源 | たかもりすいげん | 阿蘇郡高森町大字高森 | 国鉄のトンネル掘削工事の際に水脈を破り、トンネル内に噴出したもの。現在は、「高森湧水トンネル公園」として公開している。湧水の持ち帰りは自由。 | ○ | 年18回の清掃活動を実施。 年1回の水質検査を実施。 |
写真 |
西原村 | 揺ヶ池 | ゆるぎがいけ | 阿蘇郡西原村大字小森2113-21 | 通称「お池さん」とも呼ばれている。熊本地震の影響により、枯渇している。 | ○ | なし | |
西原村 | 塩井社水源 | しおいしゃすいげん | 西原村小森1888 | 夏には、地域の方々が涼みに集まる憩いの場所。 | ○ | なし | |
南阿蘇村 | 白川水源 | しらかわすいげん | 阿蘇郡南阿蘇村白川 | 一級河川「白川」の源であり、毎分60トンもの清らかで澄んだ水が吹き上げられ、『名水百選』にも選ばれている。 | ◎ | 保存会が月1回程度の湧水地周辺清掃を実施。 | |
南阿蘇村 | 竹崎水源 | たけざきすいげん | 阿蘇郡南阿蘇村両併 | 竹薮のほとりにあり、毎分120トンもの湧水が川となって流れている。 | ◎ | 保存会は組織されていないが、周辺の地域住民が清掃や保全活動を実施。 | |
南阿蘇村 | 明神池名水公園 | みょうじんいけめいすいこうえん | 阿蘇郡南阿蘇村吉田 | 古くからここの水を飲むと子宝に恵まれるといい伝えられている縁起のよい水源。 | ◎ | 保存会が月1回程度の湧水地周辺清掃を実施。 | |
南阿蘇村 | 吉田城御献上汲場 | よしだじょうごけんじょうくみば | 阿蘇郡南阿蘇村吉田 | 清冽な水が湧き出る水源であり、昔はここの水が吉田城へ献上されていた。 | ◎ | 保存会が月1回程度の湧水地周辺清掃を実施。 | |
南阿蘇村 | 池の川水源 | いけのかわすいげん | 阿蘇郡南阿蘇村中松 | 水源の中には、農産物の作況を水量で占っていた兜岩がある。 | ◎ | 保存会が月1回程度の湧水地周辺清掃を実施。 | |
南阿蘇村 | 湧沢津水源 | わきさわづすいげん | 阿蘇郡南阿蘇村中松 | 昔から生活用水として地元の人々にも利用されている水源で、のどかな風景を作っている。 | ◎ | 保存会が月1回程度の湧水地周辺清掃を実施。 | |
南阿蘇村 | 寺坂水源 | てらさかすいげん | 阿蘇郡南阿蘇村中松 | 水源の上を時期により南阿蘇鉄道のトロッコが走っており、情緒ある景観となっている。 | ◎ | 保存会が月1回程度の湧水地周辺清掃を実施。 | |
南阿蘇村 | 塩井社水源 | しおいしゃすいげん | 阿蘇郡南阿蘇村 | 水が塩井社水源神社のそばから湧き出しており、とても静かなところで水のせせらぎが聞こえる。 | ◎ | 保存会が月1回程度の湧水地周辺清掃を実施。 | |
南阿蘇村 | 妙見神社の池 | みょうけんじんじゃのいけ | 阿蘇郡南阿蘇村久石 | 白川水源に引けを取らないほど美しい水が湧き出ている。 | ◎ | 保存会は組織されていないが、周辺の地域住民が清掃や保全活動を実施。 | |
南阿蘇村 | 小池水源 | おいけすいげん | 阿蘇郡南阿蘇村吉田 | 農業用水として水稲作りに活用されている。 | ◎ | 保存会が月1回程度の湧水地周辺清掃を実施。 | |
南阿蘇村 | 川地後水源 | かわじごすいげん | 阿蘇郡南阿蘇村中松 | 周辺住民の憩いの場として、また農産物の洗浄等にも利用されている。 | ◎ | 保存会は組織されていないが、周辺の地域住民が清掃や保全活動を実施。 | |
御船町 | 吉無田水源 | よしむたすいげん | 御船町大字田代吉無田 | 文化年代に水不足解消のため一大植林事業が行われた吉無田官山から湧き出る湧水は、水道水源や灌漑用水として利用され、『熊本名水百選』にも選ばれている。 | ◎ | 水源周辺を水源パークとして整備。 定期的に除草等を実施。 |
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嘉島町 | 隠宅 | いんたく | 上益城郡嘉島町井寺 | 集落中央部に位置する湧水で、下流で蔵本湧水からの支流と合流している。 | ◎ | ||
嘉島町 | 浮島 | うきしま | 上益城郡嘉島町井寺 | 町内外から通称「浮島さん」の呼び名で親しまれ、平日・休日を問わず釣り、行楽で賑わう。周囲を公園として整備している。 | ◎ | 地縁団体(浮島会)が随時清掃活動を実施。 | |
嘉島町 | かき原 | かきはら | 上益城郡嘉島町上六嘉 | 絶滅危惧植物の姫梅花藻(ヒメバイカモ)保護地。 | ◎ | 地縁団体(中郡愛郷会)が随時清掃活動を実施。 | |
嘉島町 | 蔵本 | くらもと | 上益城郡嘉島町井寺 | 一見池とも思われるこの湧水は、集落北西部を囲むようにその水を湛え矢形川へと流れ込んでいる。 | ◎ | ||
嘉島町 | 車川 | くるまがわ | 上益城郡嘉島町上六嘉 | 集落西部に位置し、小規模な池となっている。 | ◎ | ||
嘉島町 | 庄 | しょう | 上益城郡嘉島町下六嘉 | 下六嘉湧水群のひとつ。湧水群沿いに浮桟橋・遊歩道有り。 | ◎ | ||
嘉島町 | 寺の下 | てらのした | 上益城郡嘉島町下六嘉 | 下六嘉湧水群を代表する湧水のひとつ。現在も地域の洗い場に使用されている。 | ◎ | ||
嘉島町 | 天然プール | てんねんぷうる | 上益城郡嘉島町下六嘉 | 湧水のみをそのまま利用したプールがあり、夏は多くの人で賑わう。 | ◎ | 地縁団体(嘉島湧水保存会)等が随時清掃活動を実施。 | |
嘉島町 | 堂の前 | どうのまえ | 上益城郡嘉島町井寺 | 以前は地域で洗い場として利用されていて、今も階段・置石などその名残を残している。 | ◎ | ||
嘉島町 | 馴石 | なれいし | 上益城郡嘉島町下六嘉 | 下六嘉湧水群のひとつ。湧水群沿いに浮桟橋・遊歩道有り。 | ○ | ||
嘉島町 | にがわ | にがわ | 上益城郡嘉島町井寺 | ハゼ山の下湧水に近く、昔から農業用水として利用されている。 | ◎ | ||
嘉島町 | ハゼ山の下 | はぜやまのした | 上益城郡嘉島町井寺 | 町内を縦断する九州自動車道のすぐそばで湧出している。現在は蛍の里として、町民に親しまれている。 | ◎ | ||
嘉島町 | 藤の瀬 | ふじのせ | 上益城郡嘉島町下六嘉 | 下六嘉湧水群のひとつ。湧水群沿いに浮桟橋・遊歩道有り。 | ◎ | ||
益城町 | 潮井水源 | しおいすいげん | 益城町杉堂 | 湧出量は豊富。この水源に纏わる民話あり。 | ◎ | 月1回の清掃活動等を実施。 | |
益城町 | そうめん滝 | そうめんだき | 益城町赤井 | 湧出量は豊富。夏にはホタルが多く発生する。 | ○ | 月1回の清掃活動等を実施。 | |
甲佐町 | みてら | みてら | 上益城郡甲佐町大字津志田地内 | 昔は、野良仕事時の水飲み場として利用されていた。 | ◎ | 年数回程度の清掃を実施。 | |
甲佐町 | 宮内小学校 | みやうちしょうがっこう | 上益城郡甲佐町大字小鹿地内 | ◎ | 年数回程度の清掃を実施。 | ||
甲佐町 | 広瀬の湧水 | ひろせのゆうすい | 上益城郡甲佐町大字坂谷地内 | 川平打出水道組合の水道水源として利用されている。 | ◎ | 恒常的に清掃を実施。 | |
甲佐町 | 清水の井川 | しみずのいがわ | 上益城郡甲佐町大字上早川地内 | 以前は、共同の水汲み場として利用されていた。 | ◎ | 恒常的に清掃を実施。 | |
甲佐町 | 沢水の池 | そうずのいけ | 上益城郡甲佐町大字世持地内 | 錦郷川の水源であり、昔は子どもの遊び場として親しまれていた。町の補助を受け、桜を植えたり、石積みをしたりして公園化している。 | ◎ | 年数回程度の清掃を実施。 | 写真 |
甲佐町 | 破魔呑 | はまどん | 上益城郡甲佐町大字坂谷地内 | 谷内水道組合の水源として利用されている。 | ◎ | 年数回程度の清掃を実施。 | 写真 |
山都町 | 舟の口水源 | ふなのくちすいげん | 上益城郡山都町長崎 | 蘇陽峡に位置し、養魚場も隣接しており夏や紅葉シーズンの観光スポットとなっている。 | ◎ | 地権者が除草作業や清掃活動を実施。 | |
山都町 | 明神の本 | みょうじんのもと | 上益城郡山都町馬見原 | 馬見原商店街から馬見原橋を渡った五ヶ瀬川沿いにあり、年間を通して豊富な水量がある。 | ◎ | 日頃利用している地域住民が定期的に清掃を実施。 | |
芦北町 | 上原の井川 | うわばるのいがわ | 葦北郡芦北町大字上原 | 平家伝説が残る集落にあり、湧水の湧き出す量や温度は年間を通して安定している。 | ◎ | 個人が清掃等を実施。 | |
津奈木町 | 古中尾水源 | ふるなかおすいげん | 葦北郡津奈木町大字津奈木(古中尾地区) | 水源があるのみ。 | ◎ | ||
津奈木町 | 中尾水源 | なかおすいげん | 葦北郡津奈木町大字津奈木(中尾地区)(古中尾地区) | 『熊本県平成の名水百選』のひとつ。 | ◎ | 個人・団体が継続的に清掃活動等を実施。 | |
津奈木町 | 水天さん | すいてんさん | 葦北郡津奈木町大字津奈木(中尾地区) | ◎ | 清掃活動等を実施。 | ||
津奈木町 | 亀萬酒造用 | かめまんしゅぞうよう | 葦北郡津奈木町大字津奈木(中尾地区) | 酒造用水源として使われている。 | × | 清掃活動等を実施。 | |
津奈木町 | 町営水道水源 | ちょうえいすいどうすいげん | 葦北郡津奈木町大字津奈木(中尾地区) | × | 清掃活動等を実施。 | ||
錦町 | 中福良湧水 | なかふくらゆうすい | 球磨郡錦町大字西中福良 | ◎ | |||
錦町 | 加茂川湧水 | かもがわゆうすい | 球磨郡錦町大字木上由留木 | ◎ | |||
錦町 | 福島湧水 | ふくしまゆうすい | 球磨郡錦町大字一武福島 | ◎ | |||
錦町 | 土屋湧水 | つちやゆうすい | 球磨郡錦町大字一武土屋 | ◎ | |||
錦町 | 東方湧水 | とうほうゆうすい | 球磨郡錦町大字一武東方 | ◎ | |||
湯前町 | 田上地区雑用水 | たのうえちくざつようすい | 球磨郡湯前町田上 | 「大谷」というところから湧き出し、集落の雑用水として利用されている。昔からあせもに効果があると言い伝えられている。 | - | 地区で雑用水組合を作り、維持管理を実施。 | |
水上村 | 古川地区水源 | ふるこうちくすいげん | 水上村大字江代字古川 | 水上村の簡易水道として利用している。 | ◎ | ||
水上村 | 川口地区水源 | かわぐちちくすいげん | 水上村大字江代字川口 | 水上村の簡易水道として利用している。 | ◎ | ||
相良村 | 浜宮神社の湧水 | はまみやじんじゃのゆうすい | 相良村大字柳瀬字宮川 | 近隣の養魚用水等に利用される程、水は非常に澄んでいる。水量も豊富で日量1,000トンともいわれており、農業用水として今も利用されている。 | ◎ | ||
相良村 | 池の王神社の湧水 | いけのおうじんじゃのゆうすい | 相良村大字川辺 | 池の王神社に隣接する大岩の際から湧出し、水量も豊富。湧水は今も飲用や農業用水として利用されている。 | ○ | ||
五木村 | 白滝と白滝鍾乳洞 | しらたきとしらたきしょうにゅうどう | 球磨郡五木村乙字白岩戸 | 夏は冷涼で、鍾乳洞内からの湧水がある。 | ◎ | 公園内にあり、地域住民が恒常的に清掃を含む保全活動を実施。 | 地図・写真 |
あさぎり町 | 天子の水 | てんしのみず | あさぎり町深田西 | 景行天皇が休憩した際、この水を愛飲したことから「天子の水」と名付けられたという伝説がある。 | ☆ | 地元住民が自主的に清掃等の保全活動を実施。 | 写真 |
苓北町 | 水の元観音堂 | みずのもとかんのんどう | 苓北町志岐山地区 | 水源は山の峠にもかかわらず、湧出量は少量であるが絶えず良質の岩清水が湧き出している。また、この地は中世時代より旧本土城と富岡城の往還の途中で、往来する人々の貴重な飲料水として喉を潤し、休憩の場として親しまれてきた地でもある。ここに江戸幕府の管理下で水の元観音堂が建立され祀られた。その貴重な文化遺産を地元が継承し毎年の祭事には町内外の参拝者で賑わっている。この岩清水は志岐平野を流れる志岐川の源流でもある。 | ◎ | 地元住民が自主的に清掃等の保全活動を実施。 | 地図 |
苓北町 | 黒染溜池 | くろぞめためいけ | 苓北町坂瀬川字黒染地内 | 昔から松原川流域の渇水時の灌漑用水として利用されてきたこの溜池は、一年中水を満水している。周辺は自然林・人工林で囲まれ、四季折々の山々、木々の姿を水面に写しだしている。地元鶴地区の住民をはじめ、訪れる人々の憩いの場となっている。 | ◎ | 行政と地元住民が恒常的に周辺遊歩道を中心として草払い等の維持管理を実施。 | 地図 |
苓北町 | 平田家水源 | ひらたけすいげん | 苓北町都呂々下木場地内 | ○ | 個人が恒常的に維持管理を実施。 | 写真 | |
苓北町 | 袋池 | ふくろいけ | 苓北町富岡一丁目地内 | ◎ | 行政が年に数回草払い等を実施。 | 写真 |