鹿児島県の代表的な湧水

※アクセス制限の定義
 ☆:可(目視、近接、触れる)、◎:可(目視、近接)、○:可(目視のみ)、×:不可、―:不明
市区町村名 名称 ふりがな 所在地 概要等 アクセス 湧水保全活動 写真等
鹿児島市 大重谷湧水 おおしげだにゆうすい 鹿児島市下田町 七窪公民館から南へ約450mに位置する。有料で湧水の購入ができる。    
鹿児島市 明ヶ窪湧水 みょうがくぼゆうすい 鹿児島市伊敷台 交通局北営業所前バス停を坂元方面に向かい、約300mの伊勢神社近くに湧き出している。    
鹿児島市 七社湧水 ななやしろゆうすい 鹿児島市吉野町 七社神社を過ぎて右折し、七社バス停を過ぎて、道沿いに約300mほど進んだ場所に湧き出している。    
鹿児島市 酒水の井戸 しゅすいのいど 鹿児島市下福元町 慈眼寺公園内の遊仙橋近くに位置する。    
鹿児島市 清泉寺跡湧水 せいせんじあとゆうすい 鹿児島市下福元町 向原バス停から海側に5分ほど下った場所に位置する。    
鹿児島市 甲突池 こうつきいけ 鹿児島市郡山町 あいばす甲突池バス停から八重山公園側に向かって約100mに位置する。甲突川の源流であり、『平成の名水百選』に選定されている。    
鹿児島市 八重の雫 やえのしずく 鹿児島市郡山町 八重山公園より上之丸方面へ約500mに位置する。    
鹿児島市 井手之河湧水 いでんこゆうすい 鹿児島市喜入生見町 生見小学校の近くに位置する。    
鹿屋市 錦谷自然共生型公園 にしきだにしぜんきょうせいがたこうえん 鹿屋市 名貫水源地から下流域に広がる湧水源。 錦谷自然共生型公園づくり(休止中)  
鹿屋市 荒谷水源地 あらたにすいげんち 鹿屋市串良町細山田 上水道用水源地で、計画取水量は日量12,110トン。 × 水源涵養保安林の取得。  
鹿屋市 高松水源地 たかまつすいげんち 鹿屋市串良町細山田 上水道用水源地で、計画取水量は日量6,590トン。 × 涵養保安林の取得予定。  
鹿屋市 新高隈水源地 しんたかくますいげんち 鹿屋市下高隈町 上水道用水源地で、計画取水量は日量2,540トン。 × 水源涵養保安林の取得。  
鹿屋市 高牧第二水源地 たかまきだいにすいげんち 鹿屋市高牧町15890 上水道用水源地で、計画取水量は日量540トン。 ×    
鹿屋市 古江第二水源地 ふるえだいにすいげんち 鹿屋市古江町 上水道用水源地で、計画取水量は日量440トン。 ×    
鹿屋市 柏木水源地 かしわぎすいげんち 鹿屋市輝北町上百引 上水道用水源地で、計画取水量は日量36トン。 ×    
鹿屋市 水辺の広場 みずべのひろば 鹿屋市田崎町377-1 広場の面積は1.15ha。    
鹿屋市 中山池公園 なかやまいけこうえん 串良町上小原1800 公園の面積は1.74ha。    
鹿屋市 城山公園 しろやまこうえん 鹿屋市北田町11086 公園の面積は8.36ha。    
鹿屋市 玉泉寺公園 ぎょくせんじこうえん 吾平町上名7177 公園の面積は0.78ha。    
阿久根市 平出石の水 ひらでいしのみず 阿久根市大川3107 持ち帰りは自由。住民等の飲料水として利用されている。 月2回の清掃活動を実施。 地図
出水市 不明   出水市
上大川内国道447号沿い
(伊佐市境付近)
湧水の持ち帰りは自由で、利用者は多い。    
出水市 不明   出水市文化町343-1先
国道328号沿い
飲用としては利用されていない。持ち帰りは自由。    
出水市 不明   麓町148 湧水の持ち帰りは自由。利用者は少ない。    
指宿市 唐船峡京田湧水 とうせんきょうきょうでんゆうすい 指宿市開聞仙田川上迫92-5 九州最大のカルデラ湖からの伏流水とされ、地域の灌漑用水および2,544世帯に水道水を供給する、地域の水がめとなっている。 指宿市水道事業の職員および「唐船峡そうめん流し」の従業員が、清掃・美化活動を実施。 地図地図
垂水市 ガラッパ公園 がらっぱこうえん 垂水市新城 山の中腹岩盤より湧出し、滝壺のようになっており、河童が住んでいたと言い伝えられている。 「新城郷土史研究会」等、地域住民が清掃活動を実施。 写真地図
垂水市 垂水城跡と殿様水 たるみずじょうあとととのさまみず 垂水市元垂水 垂水城は保安元年(1120年)上総介舜清が築いたとされる。垂水城の崖下から清水が湧き出し、水がしたしたと垂れる情景から「垂水」と言う地名が生まれたと言われている。 ×   写真地図
垂水市 井川観音 いがわかんのん 垂水市新御堂 山の麓に崖を彫り込んで観音が5体安置されているが、その下方から水が湧き出ている。 ×   写真地図
垂水市 大師の湧水 だいしのわきみず 垂水市新城 山の麓に崖を彫り込んで観音が5体安置されているが、その下方から水が湧き出ている。 「新城郷土史研究会」等、地域住民が清掃活動を実施。 写真地図
霧島市 大出水の湧水 おおでみずのゆうすい 霧島市横川町下ノ赤水 水源は年間平均水温15℃、湧出量は毎分22トンという、その名前にふさわしい水量豊かな場所である。 赤水自治会が湧水周辺及びアクセス道路のボランティア清掃活動を実施。
月1回、10項目の水質検査を実施。
年1回、水道法で定められている40項目の水質検査を実施。
 
志布志市 普現堂湧水源 ふげんどうゆうすいげん 志布志市有明町 『平成の名水百選』に選定されている。 NPO団体が清掃活動を実施。  
志布志市 沢目記の湧水 ぞめきのゆうすい 志布志市志布志町 沢目記集落の共有施設として利用されている。湧出量が豊富。 近隣の集落が保全活動を実施。  
志布志市 ちんたら湧水 ちんたらゆうすい 志布志市有明町 ちんたら(ダラダラ)と湧水が流れることから、名づけられたとされる。この湧水を使って、芝用地区むらづくり委員会により蕎麦が作られている。    
志布志市 水神様 しじんどん 志布志市有明町 湧出量が豊富で、農業用水として利用されている。    
志布志市 御前の水 ごぜんのみず 志布志市志布志町 「方丈川水源」と呼ばれ、島津の殿様に差し上げたと言われている。    
志布志市 蔵王田の湧水 ぞろたのゆうすい 志布志市志布志町 麓地区の史跡「天水氏庭園」の門の前から湧き出している。    
志布志市 いけん湖 いけんこ 志布志市松山町 湧水が豊富に湧き出しており、昔は子どもたちがプール代わりに使ったり、どろんこ大会が行われていた。    
奄美市 チボリ ちぼり 奄美市名瀬大熊町 住民の飲料水等で利用されている。長期間雨が降らなかったときでも、涸れたことはない。   写真
奄美市 泉水川 そうじんごう 奄美市笠利町大字平字泉水川13 住民等の飲料水として利用されている。   写真
南九州市 清水の湧水 きよみずのゆうすい 南九州市川辺町清水 『名水百選』にも選ばれた湧水。川辺町の上水の水源にもなっている。    
南九州市 清魂水 せいこんすい 南九州市川辺町清水 清水岩屋磨崖仏群の近くから流れ出る湧水。    
長島町 魚釣瀬 うおつりぜ 長島町指江1365-3 指江集落へ飲料水として給水している。計画取水量は日量145トンで、ろ過形式は急速ろ過。 × 定期的な水質検査を実施。  
長島町 口之福浦 くちのふくうら 長島町平尾1326-2 口之福浦集落へ飲料水として給水している。計画取水量 は日量28トンで、ろ過形式は膜ろ過。 × 定期的な水質検査を実施。  
長島町 北方崎 ほっぽうざき 長島町平尾2309-32 北方崎集落及び茅屋集落へ飲料水として給水している。計画取水量は日量125トンで、ろ過形式は緩速ろ過。 × 定期的な水質検査を実施。  
湧水町 丸池湧水 まるいけゆうすい 湧水町木場 日量59,000トンの湧出量を誇る。 年1回程度の清掃活動を実施。  
湧水町 竹中湧水 たけなかゆうすい 湧水町川添 日量90,000トンの湧出量を誇る。 年1回程度の清掃活動を実施。  
喜界町 ウッカア うっかあ 喜界町伊実久 集落の中に湧水があり、下流には下田の滝がある。 年1~2回程度の清掃を実施。  
喜界町 ナガオダイ ながおだい 喜界町滝川 喜界町では1番の湧出量で、飲料水として利用されている。 毎月水質調査を実施。  
喜界町 ウッカ- うっかー 喜界町伊実久 集落の中に湧水があり、下流には下田の滝がある。飲料水として利用されている。 年1~2回程度の清掃を実施。  
喜界町 雁股の泉 かりまたのいずみ 喜界町小野津 源為朝伝説が言い伝えられている。 年1~2回程度の清掃を実施。  
和泊町 国頭暗川 くにがみくらごう 和泊町国頭 集落内にあり、以前は飲料水としても活用されたほか、洗濯等にも使われる等、生活の中心であった。    
和泊町 喜美留暗川 きびるくらごう 和泊町喜美留 集落内にあり、以前は飲料水としても活用されたほか、洗濯等にも使われる等、生活の中心であった。    
知名町 ジッキョヌホー じっきょぬほー 知名町瀬利覚1372-3 ジッキョヌホーは「瀬利覚の川」の意。瀬利覚集落内に位置し、以前は飲用の水源としても活用されており生活の中心であった。『平成の名水百選』に選定されている。 集落民が、年に数回清掃作業を実施。  
知名町 住吉暗川 すみよしくらごう 知名町住吉2458-1 集落内にあり、以前は飲料水としても活用されたほか、洗濯等にも使われる等、生活の中心であった。暗川を中心とした園地を整備中。 集落民が、年に数回清掃作業を実施。  
知名町 昇竜洞 しょうりゅうどう 知名町住吉1520 鹿児島県指定天然記念物に指定されており、観光地として約600mが一般公開されている。 専属の作業員が定期的に清掃を実施。  
与論町 塩川湧水 しおかわゆうすい 与論町麦屋3625-1池先 海浜地の湧水。   写真地図