秋田県の代表的な湧水
※アクセス制限の定義
☆:可(目視、近接、触れる)、◎:可(目視、近接)、○:可(目視のみ)、×:不可、―:不明
☆:可(目視、近接、触れる)、◎:可(目視、近接)、○:可(目視のみ)、×:不可、―:不明
市区町村名 | 名称 | ふりがな | 所在地 | 概要等 | アクセス | 湧水保全活動 | 写真等 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
秋田市 | 薬王院下湧水の里 | やくおういんしたゆうすいのさと | 秋田市新屋日吉町9番地内 | 新屋地域では、古来から海岸線を南北に走る砂の小高い丘(新屋砂丘)へ降る雨と雪が、地下20mの地下水層へ溜まり、随所から湧出している。豊かな水資源に支えられ発展してきたこの地域は、昔から酒や味噌、醤油の醸造が盛んだった。昭和初期までは湧き水や井戸が500ヵ所以上あり、井戸神様を祀るなど日々の暮らしと密着していたが、今では僅かに残るばかりである。平成元年、市制100周年を記念して、4ヵ所の流れ井戸に、名を刻んだ石柱が建てられた。 | ☆ | 詳細不明。 | 写真 |
秋田市 | 愛宕下お地蔵湧水の里 | あたごしたおじぞうゆうすいのさと | 秋田市新屋日吉町3番地内 | 新屋地域では、古来から海岸線を南北に走る砂の小高い丘(新屋砂丘)へ降る雨と雪が、地下20mの地下水層へ溜まり、随所から湧出している。豊かな水資源に支えられ発展してきたこの地域は、昔から酒や味噌、醤油の醸造が盛んだった。昭和初期までは湧き水や井戸が500ヵ所以上あり、井戸神様を祀るなど日々の暮らしと密着していたが、今では僅かに残るばかりである。平成元年、市制100周年を記念して、4ヵ所の流れ井戸に、名を刻んだ石柱が建てられた。 | ☆ | 詳細不明。 | 写真 |
秋田市 | 実相寺前湧水の里 | じっそうじまえゆうすいのさと | 秋田市新屋日吉町2番地内 | 新屋地域では、古来から海岸線を南北に走る砂の小高い丘(新屋砂丘)へ降る雨と雪が、地下20mの地下水層へ溜まり、随所から湧出している。豊かな水資源に支えられ発展してきたこの地域は、昔から酒や味噌、醤油の醸造が盛んだった。昭和初期までは湧き水や井戸が500ヵ所以上あり、井戸神様を祀るなど日々の暮らしと密着していたが、今では僅かに残るばかりである。平成元年、市制100周年を記念して、4ヵ所の流れ井戸に、名を刻んだ石柱が建てられた。 | ☆ | 詳細不明。 | 写真 |
秋田市 | 門前町湧水の里 | もんぜんまちゆうすいのさと | 秋田市新屋日吉町2番地内 | 新屋地域では、古来から海岸線を南北に走る砂の小高い丘(新屋砂丘)へ降る雨と雪が、地下20mの地下水層へ溜まり、随所から湧出している。豊かな水資源に支えられ発展してきたこの地域は、昔から酒や味噌、醤油の醸造が盛んだった。昭和初期までは湧き水や井戸が500ヵ所以上あり、井戸神様を祀るなど日々の暮らしと密着していたが、今では僅かに残るばかりである。平成元年、市制100周年を記念して、4ヵ所の流れ井戸に、名を刻んだ石柱が建てられた。 | ☆ | 詳細不明。 | 写真 |
秋田市 | 長寿の泉 | ちょうじゅのいずみ | 秋田市新屋元町23番 | 新屋清水群の一角にある湧水で、当地は酒造メーカーの敷地内である。きれいな清水であり、酒造に利用されている。 | × | 土地所有の酒造会社が管理。 | |
秋田市 | 丸山湧水の里 | まるやまゆうすいのさと | 秋田市河辺畑谷字丸山地内 | 丸山町内のすぐ近くの山下に湧出している。 | ☆ | 土地所有者等が清掃等を実施。 | |
秋田市 | 戸島清水 | としましみず | 秋田市河辺戸島字井戸尻台地内 | 戸島桜並木の先、七曲臨空港工業団地の手前で湧出している。 | ☆ | 土地所有者等が清掃等を実施。 | |
秋田市 | 石巻の清水 | いしまきのしみず | 秋田市雄和女米木字川崎地内 | 俳人・石井露月が「清水あふれて大川に注ぐなり」と詠んだ名所の清水。 | ☆ | 地元自治会が清掃等を実施。 | |
秋田市 | 高清水霊泉 | たかしみずれいせん | 秋田市寺内神屋敷 | 1,300年前に湧出したと伝えられている古い湧水だが水量は多くない。古代の武将が飲んだと言われているほど歴史がある。ただし、現在は飲用には向かない。 | ☆ | 地域住民が清掃等を実施。 | |
秋田市 | 補陀寺の極楽水 | ほだじのごくらくすい | 秋田市山内松原地内 | 秋田市東部の山内地区の補陀寺境内に湧出している。 | ☆ | 土地所有の寺が管理。 | |
能代市 | 呉庵清水 | ごあんしみず | 能代市檜山字星場台 | 水源は檜山城跡峰続きの東側山塊の地下浸透水と思われ、周辺地区の生活用水、農業用水として使用されている。明治天皇のご巡幸に際して、御前水として献上されたといわれている。 | ☆ | 自治会で清掃活動を実施。 | 写真 |
能代市 | 杉沢熊野神社の清水 | すぎさわくまのじんじゃのしみず | 能代市磐字杉沢野 | 杉の大木の元より湧出し、近住の人が水を汲みに来る。「霊水(みたまのみず)」と呼ばれており、803年坂上田村麻呂が紀の国熊野の御滝にたとえ、命名したといわれている。 | ☆ | 熊野神社の氏子(栗山・小土集落)が例祭(4/8、6/28、9月上旬)にあわせ、草刈り、清掃等の環境整備活動を実施。 | 写真 |
能代市 | 亀井の水 | かめいのみず | 能代市檜山字越王下 | 市の天然記念物となっている、坂上田村麻呂が植えたといわれる杉の巨木の根元から湧出している。 | ◎ | 檜山神社の氏子が清掃等の管理を実施。 | 写真 |
能代市 | 塩の井 | しおのい | 能代市二ツ井町切石字山根 | 弘法大師が授けたという伝承がある。適度な塩分濃度のため、調理に利用されてきた。 | ○ | 私有地にあり、土地所有者が管理。 | 写真 |
能代市 | 雲根清水 | くもねしみず | 能代市二ツ井町飛根字清水 | 旧羽州街道沿いにあり、東北ご巡幸中の明治天皇にも献上された。 | ◎ | 地域で管理。 | 写真 |
横手市 | 高橋家の清水 | たかはしけのしみず | 横手市大森町上溝字白山下 | 高橋家の裏側傾斜地から湧出している。昔はこの水を使って豆腐屋が営まれるなどしていたが、近年の住宅開発に伴って湧出量が減少した。 | ◯ | 写真 | |
横手市 | みさご清水 | みさごしみず | 横手市大屋新町字中野 | 清水の傍らに2体の延命地蔵が祀られており、地蔵様の傍らから湧き出すことから、地蔵さんの小便とも言われている。湧出量は減少。 | ○ | 詳細不明。 | |
横手市 | 般若寺の清水 | はんにゃじのしみず | 横手市塚堀字般若寺 | 薬師神社社殿前にある湧水池。横手地域唯一のトゲウオの生息地である。 | ◎ | 毎年5月に薬師神社の氏子が清掃を実施。 | |
横手市 | 手取り清水 | てどりしみず | 横手市塚堀字手取清水 | 氏神としての水神様を祀り、大切にしている。清水は、縦1m、横50cmの石造りの枠の中に湧き、水深は40cm程度。 | ○ | 詳細不明。 | |
横手市 | 岩清水 | いわしみず | 横手市金沢中野字長持山 | 八木沢神社にある清水。この地を明治天皇が御巡幸の折に、御膳水として提供したとされる清水。 | ◎ | ||
横手市 | 金洗清水 | かねあらいしみず | 横手市金沢本町字金洗沢 | 金沢の柵にある清水で、金沢城や金沢柵の重要な生活用水であったといわれる。斜面をなす岩間から一坪ほどの池に注ぐ。水量は少なく、絞り出るようである。 | ◎ | ||
横手市 | 金生泉 | きんせいせん | 横手市金沢中野字根小屋 | 道沿いに東屋があり、その一角に設けられた水槽に清水を貯えている。一年を通して涸れることはないが、湧出量は往時の五分の一程度になったといわれる。 | ◎ | ||
横手市 | 五郎兵衛清水 | ごろべえしみず | 横手市金沢中野字根小屋 | 縦1m、横1.8mの囲いの中で湧出し、水深2m以上あるといわれている。湧出量は少ないが涸れることはない。「あぺこ清水」の別名あり。 | ○ | 詳細不明。 | |
横手市 | 柵面清水 | さくづらしみず | 横手市金沢中野字根小屋 | 杉林の端に、間口1.5m、奥行き2mほどの囲いの中で清水の湧出量はごくわずか。「地蔵さんの清水」の別名あり。 | ○ | ||
横手市 | 崩れの清水 | くずれのしみず | 横手市金沢本町字岩瀬沢 | 湧出量は少なく、昔は岩間から流れ出ていたが、現在は塩ビ管を敷設し清水を集めている。 | ◎ | 詳細不明。 | |
横手市 | 中八木の清水 | なかやぎのしみず | 横手市増田町八木字中下川原 | 段丘地形の末端にあるこの清水は、道路の拡幅工事により埋め立てられた。今は、湧出口に配管し、道路の反対側に清水を引いている。水温は14℃、秋から春先まで涸れる。 | ◎ | ||
横手市 | 下村の清水 | したむらのしみず | 横手市増田町戸波字下村 | 石垣をめぐらした傾斜地の下に1畳ほどの水場があり、岩間からとうとうと清水が湧き出している。あふれ出た水は、3畳ほどの水溜めに集まる。水温は14℃、涸れることはないが夏場に細くなる。 | ◎ | 所有者が周辺の整備を実施。 | |
横手市 | お清水様 | おしずさま | 横手市増田町戸波字鳥屋森 | 烏屋森の麓、杉木立の一角に鞘堂が佇み、その中の縦1m、横1.3mの槽の中に湧出する。水深は1mほどあり、水温は12℃で、サンショウウオが棲むといわれている。 | ◎ | ||
横手市 | 水神さんのお清水様 | すいじんさんのおしずさま | 横手市増田町荻袋字荻袋 | 段丘地形に湧出し、柏の木陰で石造りの水受けに注ぐ。水温10℃で、昔から湧出量は変わらない。過去に水質検査で細菌が検出された。 | ◎ | 毎年5月14日に集落内で水神祭りを実施。 | |
横手市 | 片倉の清水 | かたくらのしみず | 横手市増田町荻袋字片倉 | 片倉神社奥にある清水。直径40cm、深さ30cmほどのコンクリート枠が添えられ、苔が隙間なく覆っている。その中で、砂を優しく押し上げて清水が湧出している。水温は12℃。 | ◎ | ||
横手市 | 片目清水 | めっこしみず | 横手市増田町狙半内字鹿ノ沢口 | 水神社前にある清水。八森と呼ばれる山添いにあり、一見、沢の流れと見誤る。水温は10℃で、8世帯が生活用水としている。 | ◎ | ||
横手市 | 作十郎清水 | さくじゅうろうしみず | 横手市増田町狙半内字中村 | 呼び名は高橋家の屋号からきたもの。水温は13℃で、冬場に湧出量は減少するものの涸れることはない。 | ○ | 所有者が周辺の整備を実施。 | |
横手市 | じゃこづけ | じゃこづけ | 横手市増田町狙半内字山神沢 | 6世帯が生活用水として使用しているが、名前の由来を知る人はいない。水源は山神社の裏山で、清水は露出した岩間から絞り出るように滴る。水温は8℃。 | ○ | ||
横手市 | 水の出口 | みずのでぐち | 横手市増田町狙半内字滝ノ下 | 集落のはずれから林道を50mほど進んだ左手の急斜面中腹に湧出している。杉木立の中に、欅と栃の巨木があり、その根元の岩盤から滴り、岩肌を這う苔伝いに流れ落ちる。水温は8℃。 | ◎ | ||
横手市 | 桜清水 | さくらしみず | 横手市平鹿町浅舞字浅伊勢堂 | 住宅地の西側に位置し、清水への土砂を流入を防ぐために幅80cm、奥行き6mほどのコンクリート壁で覆っている。河川改修工事を境に湧出量が激減し、今ではわずかな水溜りとなっている。 | ー | ||
横手市 | 小松田家の清水 | こまつだけのしみず | 横手市平鹿町浅舞字浅伊勢堂 | 大きく根曲がりした欅の根元から水が湧出し、県道沿いを流れる小川の水源となっている。かつては、トゲウオやスナヤツメの棲む清流であった。 | ○ | 詳細不明。 | |
横手市 | 神明社の清水 | しんめいしゃのしみず | 横手市平鹿町浅舞字浅伊勢堂 | 湧出量は極めて少なく、秋から春先にかけて枯渇し、今では利用する人もいない。湧出口には、直径50cmのコンクリート管を敷設して蓋をしている。水温は13℃。 | ◎ | ||
横手市 | 伊勢堂の清水 | いせどうのしみず | 横手市平鹿町浅舞字浅伊勢堂 | 神明社の清水の北側にあり、その間は10mほど。水温は11℃で、直径95cmのコンクリート管を2mほど埋め込んでいる。清水を欅の大木と古びた東屋が覆っている。 | ◎ | ||
横手市 | 八幡神社の清水 | はちまんじんじゃのしみず | 横手市平鹿町浅舞字蒋沼 | 八幡神社境内にある清水で、鳥居脇にある御手洗舎の下に、清水が湧出して池を作る。水温は18℃で、黒い池底に砂利が露出し、わずかに湧出が確認できる。 | ◎ | ||
横手市 | 琵琶沼 | びわぬま | 横手市平鹿町浅舞字浅舞 | 樹齢約500年、樹高35mの大槻に抱かれるようにして清水を湛える約1,800㎡の湧水池。2種類のトゲウオの生息地として、県指定文化財(生息地指定)となっている。 | ◎ | 水温、水位調査を実施。 湧水を利用したお酒を販売する小売店が毎年沼の清掃作業を実施。 |
|
横手市 | 浅舞酒造の清水 | あさまいしゅぞうのしみず | 横手市平鹿町浅舞字浅舞 | 浅舞酒造㈱にある清水。水源には、酒造りに使ったという直径130cmの木桶が埋め込まれ、底の小石越しに湧出する。湧出量は毎時2,000リットル、水温は13℃。 | ○ | 浅舞酒造で周辺の整備を実施。 | |
横手市 | 柿崎家の清水 | かきざきけのしみず | 横手市平鹿町浅舞字浅舞 | 琵琶沼の西岸の一角から湧出する清水。湧出口に直径1mほどの木桶を埋め込み、コンクリートで上部を覆っている。水温は12℃で、湧出量は少ないが涸れることはない。 | ○ | 所有者が周辺の整備を実施。 | |
横手市 | 仲田屋の清水 | なかたやのしみず | 横手市平鹿町浅舞字浅舞 | 料亭の屋号で呼ばれる仲田屋の清水。江戸時代の豪商(佐藤宇左衛門)の屋敷にあったことから「佐藤の清水」とも呼ばれる。湧出口は、直径1m、深さ1.5m。水量は豊富で水温は13℃。 | ○ | ||
横手市 | 龍泉寺沼 | りゅうせんじぬま | 横手市平鹿町浅舞字浅舞 | 龍泉寺の境内に寄り添うように三角形の沼を形成している。生活排水が流入し、一見湧水池とは思えないが、トゲウオが生きている。水温は14℃。 | ◎ | ||
横手市 | 鍋子清水 | なべこしみず | 横手市平鹿町浅舞字館廻 | 特別養護老人ホーム平寿苑の敷地内にある清水。以前は、一坪に満たない穴状の清水であったが、平寿苑建設に際し「清水を残して欲しい」との要望に応え、源泉に鉄管を突き自噴させた。 | ○ | ||
横手市 | 小勝田沼 | おがたぬま | 横手市平鹿町樽見内字古館 | 国道をはさんで2ヵ所の湧水池がある。水路からの流入でヘドロが堆積し、湧出量が減少している。水温は14~16℃で、トゲウオが生息している。 | ◎ | ||
横手市 | 中川家の清水 | なかがわけのしみず | 横手市平鹿町浅舞字林崎 | 胡桃の木の根元に、水深50cm、半畳ほどの清水がある。 水温は14℃で、トゲウオが生息していたが、以前コンクリート側溝にしたところ見えなくなった。 |
○ | 所有者が周辺の整備を実施。 | |
横手市 | 武内家の清水 | たけうちけのしみず | 横手市平鹿町浅舞字林崎 | 段丘地形のある窪地に湧出。水温は15℃、湧出量は少ない。 | ○ | 所有者が周辺の整備を実施。 | |
横手市 | 佐藤家の清水 | さとうけのしみず | 横手市平鹿町浅舞字林崎 | 段丘地形の途中に1m四方をコンクリートで囲った清水がある。水温14℃で、豊富に湧出し、ミズゴケの中にヨコエビが群れる。 | ○ | 所有者が周辺の整備を実施。 | |
横手市 | 杉山家の清水 | すぎやまけのしみず | 横手市横手市平鹿町浅舞字蛭野 | 平成7年に36mまでボーリングして自噴させた。水温は11℃で、消雪用に使用している。秋から冬にかけ湧出量は減少するが、涸れることはない。以前は自然湧出する清水があったが、河川改修後に止まり、今ある清水は2代目である。 | ○ | 所有者が周辺の整備を実施。 | |
横手市 | お清水様 | おしずさま | 横手市平鹿町浅舞字蛭野 | かつては豊富な湧水量だったが、河川改修の影響か枯渇。平成11年に30mほど掘削し自噴している。冬場は枯渇する。 | ◎ | ||
横手市 | 大清水 | おおしみず | 横手市平鹿町浅舞字大清水 | 水田の中に柳の古木が1本あり、その周辺から湧出した清水が、水深40~50cmの沼を成している。沼底は砂地で、砂を押し上げとうとうと湧き出している。 | ◎ | ||
横手市 | 鍋倉集落の清水 | なべくらしゅうらくのしみず | 横手市平鹿町下鍋倉字鍋倉 | 家並を貫く道路沿いに点在する清水は7~8ヵ所ともいわれ、そのほとんどが「カド」と呼ぶ洗い場を備える。河川改修を境に湧出量や湧出時期が変化し、今では5~8月までしか湧出しない。 | ◎ | ||
横手市 | 永蔵寺裏の清水 | ようぞうじうらのしみず | 横手市平鹿町下鍋倉字鍋倉 | 永蔵寺裏にある清水。たくさんの湧出口があり、涸れることのない清水であったが、近年、湧出量の減少や冬場の枯渇現象が生じている。 | ○ | ||
横手市 | 犬っこ清水 | いぬっこしみず | 横手市平鹿町下鍋倉字下鍋倉 | 今は道路で区切られているが、向かいの勧行院境内にあった清水である。水温は13℃で、湧き出る清水は3坪ほどの池をなす。水路改修を期に湧出量が減少し、秋から冬にかけて枯渇する。 | ◎ | ||
横手市 | 荒小屋沼 | あらごやぬま | 横手市平鹿町浅舞字道川北 | 約1,000㎡の水面を張る湧水沼。沼下集落の農家が水利権を持つことから「沼下沼」の別名あり。清流のシンボル、トゲウオの生息地として、県指定天然記念物(平成10年3月)となっている。 | ◎ | ||
横手市 | 惣三郎沼 | そうざぶろうぬま | 横手市平鹿町浅舞字道川北 | 荒小屋沼に隣接しているが、流れはそれぞれ独立。沼の名称は屋号からきたもの。トゲウオやスナヤツメが生息。 | ◎ | ||
横手市 | 杢兵衛沼 | もくべいぬま | 横手市平鹿町中吉田字上藤根 | 白藤自然公園中にある湧水沼。名称は屋号からきたもので、「右衛門沼」とも呼ばれる。灌漑用水の水源として管理されている。トゲウオが生息。 | ◎ | ||
横手市 | 天龍沼 | てんりゅうぬま | 横手市平鹿町中吉田字上藤根 | 沼岸の岩間から湧出し、約1,800㎡の湧水沼を形成。最深部は5畳ほどの窪地で、水深約1m。トゲウオの生息地として、県指定天然記念物(平成10年3月)となっている。「天龍院沼」とも呼ばれる。 | ◎ | ||
横手市 | 新沼 | しんぬま | 横手市平鹿町中吉田字上藤根 | 天龍沼に隣接するが、独立した流れとなっている。沼の上流を「上沼」、下流を「下沼」と呼ぶ。上沼はクレソンや葦が覆い、湿地化が進んでいる。 | ◎ | ||
横手市 | 観音清水 | かんのんしみず | 横手市平鹿町中吉田字上藤根 | 白藤神社境内に隣接し、新沼からの流れに添って湧出している。朽ちた大杉の根元が水源。名前は、ほとりに藤原家の氏神である観音堂が祭られていることから由来する。 | ◎ | ||
横手市 | 嘉平衛沼 | かへいぬま | 横手市平鹿町中吉田字中清水上 | 国道沿いにある湧水沼で、灌漑用水でもある。南北に300mほど延びる様は川と見誤る。水深は約60cmで沼全体が黒っぽく見える。トゲウオが生息。 | ◎ | ||
横手市 | 清水神社の清水 | しみずじんじゃのしみず | 横手市平鹿町醍醐字西上沖田 | 清水神社裏にある清水。社殿裏の窪地から、地面に抉り取るような溝をつくり2ヵ所から湧出している。水温は16℃で、集落の人々は親しみをこめて「お清水さん」と呼ぶ。 | ○ | ||
横手市 | 柿崎家の清水 | かきざきけのしみず | 横手市平鹿町醍醐字西上沖田 | 湧出口は市道東側にあり、水温は15℃で金気を含む。涸れることはなかったが、今は渇水期に枯渇する。 | ○ | 所有者が周辺の整備を実施。 | |
横手市 | 柴田の清水 | しばたのしみず | 横手市平鹿町醍醐字下醍醐 | 一坪ほどの水場の中にコンクリートの足場を配して、水温16℃の清水が方々から湧出している。涸れることはなく、湧出量は豊富。 | ○ | 所有者が周辺の整備を実施。 | |
横手市 | 神明沼 | しんめいぬま | 横手市平鹿町醍醐字醍醐 | 神明社に隣接し、段丘地形の伏流水が南北に300mほど伸びる沼を形成している。かつては随所から清水が湧き出し、豊富な水量に守られていたが、今では湧出量の減少や枯渇に加え、用水路むき出しの傾斜地から土砂が流れ込み、葦が繁茂する沼に様変わりしている。 | ◎ | ||
横手市 | お清水さん | おしずさん | 横手市平鹿町醍醐字金屋 | 水神様を祀った小屋の中で湧出している。砂利底から滾々と冷水が湧き、保護のため土砂の流入を避けるコンクリート製の枠で固めている。 | ○ | 所有者が周辺の整備を実施。 | |
横手市 | 館の清水 | たてのしみず | 横手市大森町字高口下水戸堤 | 大森城跡(公園)に、年中水を溜め涸れることがない池がある。本丸跡の平坦地に、東西に7m、南北に6mの角型をなす。水の出入り口はどこにも見当たらない。山の頂にある、不思議な池である。 | ◎ | ||
横手市 | 岩清水 | いわしみず | 横手市大森町上溝字岩清水 | 横手市天然記念物「岩清水の大杉」の根元に湧出する清水で、別名「さくら清水」とも呼ばれている。樹齢450年といわれる大杉から3mほど下がった岩盤に、太い根がむき出しになって洞状をなし、50cm四方、水深30cmの水溜めに清水が落ちる。 | ◎ | ||
横手市 | 檜清水 | ひのきしみず | 横手市大森町上溝字上野 | 清水は県道沿い杉巨木の傍らにあり、覆い屋の中に、直径1mのコンクリート管が敷設され、清水がわずかに湧出している。 | ◎ | ||
横手市 | 菊地家の清水 | きくちけのしみず | 横手市大森町上溝字寺内 | 伐採した大杉の根元に半月状を成す清水で、深さは約3mもある。 | ○ | 詳細不明。 | |
横手市 | 菊地家の清水 | きくちけのしみず | 横手市大森町上溝字寺内 | 裏山に善光寺神社が祀られており、社木に囲まれた麓の岩盤に、直径1mほどの円形を成す清水が湧出している。深さは2mもあり、木立が光を遮って底まで見えない。 | ○ | 詳細不明。 | |
横手市 | 佐藤家の清水 | さとうけのしみず | 横手市大森町上溝字寺内 | 裏山の裾にある清水。縦横1.5m、深さ2mほどのコンクリートの囲いの中で、清水がわずかに湧出している。 | ○ | 所有者が周辺の整備を実施。 | |
横手市 | 学校の清水 | がっこうのしみず | 横手市大森町八沢木字中房 | 集落の中ほどにある北側の高台に、山の神神社と稲荷神社が祀られ、その裾に鞘堂に守られた学校の清水がある。湧出量は減少したが涸れることはない。 | ◎ | ||
横手市 | 菊池家の清水 | きくちけのしみず | 横手市大森町八沢木字兀ノ下 | 清水が湧き出る斜面を石垣で覆い、その脇に水神様を祀っている。 | ○ | 詳細不明。 | |
横手市 | 祓川の清水 | はらいかわのしみず | 横手市大森町板井田字拂川 | 杉沢池の堤を下から望む位置に湧出している。朽ちた大木の根元から湧き出た清水は、一坪ほど水溜りに満ちている。湧出量は少ない。 | ◎ | ||
大館市 | 御膳水 | ごぜんすい | 大館市白沢字白沢地内 | 市内で最も水量豊かな湧水として、平安時代から先人の飲料水・農業用水として利用されている。明治14年(1881年)の明治天皇東北御巡幸の際、白沢の笹島家で御昼をとられ、そのまかない水として利用されたことから、「御膳水」の名が付けられた。 | ◎ | 市教育委員会(大館郷土博物館)で水質検査を年1回実施。 町内会で草刈等の周辺整備を実施。 |
地図・写真 |
男鹿市 | 滝の頭水源 | たきのがしらすいげん | 男鹿市五里合鮪川字滝ノ台 | 寒風山一帯の伏流水が、1日当たり約25,000トンという膨大な量で湧出しており、古くから農業用水や飲料水として利用されている。現在は、昭和30年代に設置された円形分水工によって分水されており、付近の道路沿いには、無料給水施設も設置されている。 | ○ | 水質検査を実施。 湧水地や周りの清掃、植林等を実施。 |
|
湯沢市 | 出口の水 | でぐちのみず | 湯沢市小野字大清水 | 山腹から多量の自然水が湧出しており、下流の数集落で利用している。 | ◎ | 集落で管理。 | |
湯沢市 | 力水 | ちからみず | 湯沢市佐竹町(中央公園) | 市街地中心部に湧出しており、『名水百選』に選ばれている。 | ◎ | 周辺整備を実施。 | |
湯沢市 | お清水さん(雷清水) | おしずさん(かみなりしみず) | 湯沢市稲庭町字岩城 | 大雷神社参道の北側にあり、年2回集落内の若い婦人達により清水まつりが行われている。 | ◎ | 周辺整備を実施。 | |
湯沢市 | 岩清水 | いわしみず | 湯沢市川連字麓 | 毎年、麓集落全戸と中集落希望者が集まってお祭りをしている。 | ◎ | 集落で管理。 | |
湯沢市 | 大杉清水 | おおすぎしみず | 湯沢市駒形町字三又高村 | 高村集落の北に杉の大木があり、その下から清水がこんこんと湧き出している。 | ◎ | 集落で管理。 | |
湯沢市 | 御膳水 | ごぜんすい | 湯沢市院内銀山町 | 院内銀山跡地内に湧出している。 | ◎ | 院内銀山顕彰会が保全活動を実施。 | |
湯沢市 | 栗駒神水 | くりこましんすい | 湯沢市皆瀬字小安奥山国有林内 | 平成12年ごろに取水施設を整備し、「栗駒神水」と命名したことから名水として多く利用されるようになった。 | ◎ | 周辺整備を実施。 | |
湯沢市 | 藤兵衛清水 | とうべいしみず | 湯沢市大工町 | 御嶽山水系の湧水と言われ、水量は少ないが、小さい祠が祀られており昔から利用されている。 | ◎ | 周辺整備を実施。 | |
湯沢市 | くぞわたの清水 | くぞわたのしみず | 湯沢市関口字務沢 | 戸沢集落から1.5km奥に入った西の台という山の梺から涌出しており、水量が多く、昔は山を往来する人たちに活力を与えた清水であった。 | ◎ | 周辺整備を実施。 | |
湯沢市 | しず岱の清水 | しずたいのしみず | 湯沢市角間沢山 | 市民の森公園内の杉の根元から涌出していて、池の水として利用されている。 | ◎ | 周辺整備を実施。 | |
湯沢市 | お清水様の水 | おしみずさまのみず | 湯沢市酒蒔 | 酒蒔地区の西側の山沿いから湧出していて、側に水神様の祠が建てられている。 | ◎ | 集落で管理。 | |
湯沢市 | れんこしず | れんこしず | 湯沢市山田字堂ヶ沢 | 清水の側には水神様の祠が建立されている。 | ◎ | 集落で管理。 | |
湯沢市 | うしろしず | うしろしず | 湯沢市山田字外堀 | 集落の西側のはずれにあり、湧出量が豊富で、広く住民に利用されており、水神様も奉られている。 | ◎ | 周辺整備を実施。 | |
湯沢市 | 犬っこ清水(メス) | いぬっこしみず(めす) | 湯沢市柳町 | 商店街の中にあり、買い物客などに広く利用されている。 | ◎ | 周辺整備を実施。 | |
湯沢市 | 南新町の清水 | みなみしんまちのしみず | 湯沢市表町一丁目(駅前通り) | 北清水神社の境内に湧出しており、近所の住民が利用していた。 | ◎ | 周辺整備を実施。 | |
湯沢市 | 湯ノ沢の水 | ゆのさわのみず | 湯沢市下院内字湯ノ沢 | 旅館の近くにあり、県外からも水を汲みに来る人がいる。 | ◎ | ||
湯沢市 | 目覚めの水 | めざめのみず | 湯沢市秋ノ宮字小渕ケ沢 | 応仁の昔から、神室道中及び有屋峠を越える金山道中の力添えの水として人々に愛飲されている。 | ◎ | 周辺整備を実施。 | |
湯沢市 | 久保の清水 | くぼのしみず | 湯沢市川連町久保 | 集落の中心部にあり、道路改修等により除々に湧出量が減少しているが、防火用水として地下タンクに貯蔵されている。 | ◎ | 集落で管理。 | |
湯沢市 | 西川連清水 | にしかわつらしみず | 湯沢市駒形町 | 「両清水」「上の清水」とも言われていて、湧出量が豊富で住民の洗い場として利用されている。 | ◎ | 集落で管理。 | |
湯沢市 | 大清水 | おおしみず | 湯沢市三梨町 | リンゴ畑の一角に水神様を祀る鳥居があり、その奥の山沿いに湧水があり社殿が建立されている。 | ー | ||
湯沢市 | 休石の清水 | やすみいしのしみず | 湯沢市院内 | 湯ノ沢温泉へ行く途中、左側に湧出している。昔は山から帰る途中の休み場となっていたことから「休石の清水」と名付けられた。 | ◎ | ||
湯沢市 | おしら様の清水 | おしらさまのしみず | 湯沢市寺沢字館堀 | おしら様の桜の近くに湧出している。平成27年、地域住民によって清水周辺が整備された。 | ◎ | 周辺整備を実施。 | |
湯沢市 | 閑居清水 | かんきょしず | 湯沢市稲庭 | 広沢寺(こうたくじ)門前を出て左側に100m位離れた場所にある。水温は約15℃。 | ◎ | 集落で管理。 | |
湯沢市 | 樋清水 | といしみず | 湯沢市稲庭 | 稲庭の三嶋神社裏の水路に湧出している。 | ◎ | 集落で管理。 | |
湯沢市 | 切畑阿黒王名水 | きりはたあぐろおうめいすい | 湯沢市松岡字切畑 | 平成24年まで切畑集落の水源として利用されてきたが、上水道移行後は水汲み場として整備された。 | ◎ | 集落で管理。 | |
湯沢市 | 一杯の清水 | いっぱいのしみず | 湯沢市関口 | 戸沢集落の生活用水として利用されており、湧水が流れる水路にはサンショウウオが生息している。 | ◎ | 集落で管理。 | |
湯沢市 | 小滝清水 | こたきしみず | 湯沢市関口 | 戸沢集落から、くぞわたの清水に向かう途中の左側の崖から湧出している。 | ◎ | ||
湯沢市 | 犬っこ清水(オス) | いぬっこしみず(おす) | 湯沢市柳町 | 旧NTT前で湧出している。 | ◎ | 周辺整備を実施。 | |
鹿角市 | 御勢堂 | おせど | 鹿角市花輪字上花輪地内 | ☆ | 自治会が清掃活動を実施。 | 写真 | |
鹿角市 | 島田井戸 | しまだいど | 鹿角市尾去沢字蟹沢地内 | ☆ | 管理団体が清掃、補修、水質調査を実施。 | 写真 | |
鹿角市 | 萬山稲荷神社霊水 | まんざんいなりじんじゃれいすい | 鹿角市花輪字新田町地内 | ☆ | 管理団体が清掃を実施。 | 写真 | |
由利本荘市 | ボツメキ湧水 | ぼつめきゆうすい | 由利本荘市黒渕字ボツメキ地内 | 八塩山(713m)の中腹、標高310m付近から湧出している水で、1日に約900トンもの水量を誇り、東由利上水道として900世帯に配水されている。 | ☆ | 農村公園となっており、東由利総合支所産業建設課が管理。 | |
大仙市 | 横沢公園の清水 | よこさわこうえんのしみず | 大仙市太田町横沢字堤田340-1 | 公園内にある清水。かつては湧出量も多かったが、基盤整備などにより枯渇気味である。水田に水が入っている時期には湧出する。 | ◎ | 公園管理の範囲で保全活動を実施。 | |
大仙市 | 大清水 | おおしみず | 大仙市太田町三本扇字杉向 | 民家のそばにある清水でかつては灌漑用水として活用していたが、現在は使われていない。 | ◎ | 周辺住民がボランティアで保全活動を実施。 | |
大仙市 | 海老沼の清水 | えびぬましみず | 大仙市太田町三本扇字海老沼 | かつての採草地内に湧出する清水で、現在は少量しか湧出していない。 | ◎ | ||
大仙市 | 瑠璃清水 | るりしみず | 大仙市蛭川 | 薬師神社境内の石畳の底より湧出しており、山椒魚が住んでいる。現在でも地域の水源となっている。 | ◎ | ||
大仙市 | 三本杉の清水 | さんぼんすぎのしみず | 大仙市刈和野字大佐沢地内 | どんな日照りが続いた年でも涸れたことがなく、正月の若水や初釜等として使われる名水。 | ◎ | 土地の所有者が水場周辺の草刈や手入れを実施。 平成17年6月に、「刈和野こどもエコクラブ」が、水温とCOD調査を実施。 |
|
大仙市 | 雄清水 雌清水 | おしず めしず | 大仙市大沢郷宿地内 | 昔から元旦に若水を汲んで神前に供えたり、人が危篤の時は必ずこの清水を与えたりしており、延命の水として言い伝えられている。 | ◎ | 「雄清水を守る会」が年2回の湧出部の清掃と年5、6回の公園の草刈りを実施。 | |
大仙市 | 金鐙清水 | かなぶみしみず | 大仙市清水字金鐙(金鐙八幡神社内) | 金鐙八幡神社の境内に湧出している。周辺は農村公園として整備されている。 | ◎ | 境内管理の範囲で保全活動を実施。 | |
大仙市 | 天王清水 | てんのうしみず | 大仙市清水字沖郷天王39付近(八坂神社) | 清水地区の清水のひとつで、八坂神社の境内にある。 | ◎ | 境内管理の範囲で保全活動を実施。 | |
大仙市 | 春日清水 | かすがしみず | 大仙市清水字春日 | 清水地区の清水のひとつ。こんこんと湧き出す泉では、ハリザッコ(イバラトミヨ)が元気に泳いでいる。 | ◎ | 地域住民が保全活動を実施。 | |
北秋田市 | 綴子上町の湧水 | つづれこうえまちのわきみず | 北秋田市綴子上町 | 渇水期でも枯れたことはない。 | ◎ | 年2回のクリーンアップを実施。 不定期で地域住民が清掃、管理を実施。 |
写真 |
北秋田市 | 小森の大清水 | こもりのおおしみず | 北秋田市小森 | 古くから地域住民の生活用水として利用されている。 | ◎ | 年2回のクリーンアップを実施。 不定期で地域住民が清掃、管理を実施。 |
写真 |
北秋田市 | 坊山の冷水 | ぼうやまのひやみず | 北秋田市小森字坊山 | かつては地域住民の生活用水として利用されていた。 | ◎ | 年2回のクリーンアップを実施。 不定期で地域住民が清掃、管理を実施。 |
写真 |
北秋田市 | 岩脇の湧水 | いわわきのわきみず | 北秋田市七日市字岩脇 | かつては地域住民の生活用水として利用されていた。 | ◎ | 年2回のクリーンアップを実施。 不定期で地域住民が清掃、管理を実施。 |
写真 |
北秋田市 | さかさ杉の水 | さかさすぎのみず | 北秋田市三木田 | さかさ杉の根方から冷水が涸れることなく湧き出ており、昔は近所の人々が飲料水に利用していた。 | ◎ | 年2回のクリーンアップを実施。 不定期で地域住民が清掃、管理を実施。 |
写真 |
北秋田市 | 銀山の水 | ぎんざんのみず | 北秋田市阿仁銀山 | 渇水期でも枯れたことはない。 | ◎ | 年2回のクリーンアップを実施。 不定期で地域住民が清掃、管理を実施。 |
写真 |
にかほ市 | 鳥海山獅子ヶ鼻湿原植物群落及び新山溶岩流末端崖と湧水群 | ちょうかいさんししがはなしつげんしょくぶつぐんらくおよびしんざんようがんりゅうまったんがいとゆうすいぐん | にかほ市象潟町横岡字中島岱 | 獅子ヶ鼻湿原は酸性・低温(pH4.4~4.6・水温7~8℃)で、大量の湧水に涵養されて成立している。この水環境は年間を通じてほぼ一定で、植生もこれまで人為の影響をほとんど受けることなく保たれてきたため、希少な苔類や多様な水生・湿性植物群落が発達している。 | ◎ | 国指定天然記念物地内のため、文化財保護法により保護。 | |
にかほ市 | 元滝の伏流水 | もとたきのふくりゅうすい | にかほ市象潟町小滝字麻針堰 | 鳥海山に浸み込んだ水が長い年月をかけ、幅約30mの岩肌一帯から1日50,000トンの水が湧き出す高さ約5mの滝。 | ◎ | 国定公園内のため、自然公園法により保護。 | |
仙北市 | 茶立ての清水 | ちゃたてのしみず | 仙北市田沢湖田沢字沼田 | 国道341号線沿いにあり、山の岩の割れ目からこんこんと湧き出している。藩政期に当地で休息した二代目藩主佐竹義隆がこの水で茶を点じたことに由来するといわれている。 田沢出身の直木賞作家千葉治平(1912~1991)は、その著書『ふるさと博物誌』に、「・・・手の切れるような山清水が勢いよく岩間を落ちて、のどの渇きをいやしてくれた。・・・」と清水について愛着を込めて記した。 |
◎ | 清水会が水汲み場の除草作業を実施。 | |
八峰町 | お殿水 | おとのみず | 八峰町八森字乙の水72-4 | 白神山地から湧出する清水。江戸時代に津軽のお殿様がこの清水を飲んで「甘露」と褒めたたえたのが名前の由来。道の駅に隣接しており、自由に飲んだり汲んで持ち帰ったりできるため観光客に喜ばれている。 | ◎ | 年1回の水量・水質検査を実施。 | |
美郷町 | 御台所清水 | おだいどころしみず | 美郷町六郷字宝門清水 | 菅江真澄の紀行文『月の出羽路』の絵詞に「瓠(ふくべ)清水即御台所清水也」とあり、本来は形がひさご(ふくべ)に似ているのでふくべ清水であるが、台所清水というわけは「むかし此地に鑑照公(佐竹藩21代、久保田2代藩主佐竹義隆)の御憩在りし御館の蹟なれば・・・」とある。真澄によると「御憩館のみかしぎ(お炊事)料に汲み、御茶の水にもめし給ひしよし也」と台所の解釈をしている。 | ◎ | 清掃等を実施。 | |
美郷町 | 藤清水 | ふじしみず | 美郷町六郷字本道町 | かつて、この近くに3つの蔵が建っていたことから「三倉清水」とも言われた。しかしいつの日からか周辺に咲く藤の花の見事さから「藤清水」と呼ばれるようになった。武士の下屋敷庭園だったとも伝えられている。 | ◎ | 清掃等を実施。 | |
美郷町 | 紙漉座清水 | かみすきざしみず | 美郷町六郷字白山 | 大正の初めまで、この湧水を利用して紙が漉かれた。コウゾで生紙が漉かれ、半紙・雁皮・土佐びき・奉書・巻紙などの生産があった。秋田藩が初めて銀札を発行したとき、大量の和紙が必要だった。そのことから紙漉座が出来たこともうなずける。 | ◎ | 清掃等を実施。 | |
美郷町 | 野際清水 | のぎわしみず | 美郷町土崎字土崎林 | 平成10年度に土崎小荒川地区県営ほ場整備事業が採択となり翌年より面工事が始まったが、地元住民が組織する「トゲウオを守る会」による町議会への陳情により、環境保護を重視した工事施工に変わった。 調査の結果、秋田県の絶滅危惧種に指定されている「イバラトミヨ雄物型」が数カ所の湧泉で確認された。 官民による「土崎・小荒川地区環境保全連絡調整会議」が組織され、アドバイザーに地下水は肥田教授、魚類は神宮字教授が担当し地区の老若男女が一緒になり自分たちの環境を守るため活動を展開した。そのひとつが「北小屋ボランティア」で、野際清水の周辺住民で組織する会で清水の清掃やイバラトミヨの保護に特に熱心に活動した組織であり、今でも活動を続けている。 |
◎ | 清掃やイバラトミヨ保護等を実施。 | |
美郷町 | 星山清水 | ほしやましみず | 美郷町本堂城回字本堂町 | 慶長19年(1614)作成の『本堂城回検地絵図』にもある清水で、幕末に菅江真澄の紀行文(月の出羽路・仙北編)にも、星山清水を大きく絵図入りで紹介している。近年は昭和42年まで千屋小学校本堂分校があり、学校の清水として子どもたちや地域住民に親しまれている。 | ◎ | 清掃やイバラトミヨ保護等を実施。 | |
美郷町 | 黄金清水 | こがねしみず | 美郷町浪花字小金清水 | 佐竹義重公(ある説によると佐竹義宣公であったと伝えられている)が六郷に隠居の際、自分の藩地である千屋村を巡回し真昼に詣でる途中、この原で昼食をされ、休んだ所と伝えられている。その際、慈愛のお心で下々の人々に金銀を与えた。村人達はあまりの有り難さにそれ以来この地を「黄金原」といい、殿様が水を飲んだ清水を「黄金清水」というようになった。 | ◎ | 清掃等を実施。 | |
美郷町 | 清水川 | しみずかわ | 美郷町天神堂字赤城 | 古くから天神堂小出、松ノ木及び南町字扇田集落の灌漑用水、生活用水として使われている。水田の受益は50haといわれている。200mほどある水路全体に湧出箇所が確認され、自然水路となって流れ、水量も多い。 | ◎ | 生物保全と簡易水質検査を実施。 | |
羽後町 | 伊勢鉢清水 | いせばちしみず | 羽後町西馬音内堀回字道目木山地内 | 羽後町郷土かるたに「村人も医者も用いた 伊勢鉢の水」と詠まれている。道目木山斜面から湧出する銘水。 | ◎ | 地域住民有志により、定期的な草刈、東屋の雪おろし等を実施。 | |
羽後町 | 長命水 | ちょうめいすい | 羽後町田代字七曲山6合目 | 七曲峠の中腹に湧出する銘水。平成4年より田代青年後継者会で整備し現在に至る。 | ◎ | 地域住民有志により、周りの清掃等を実施。 | |
羽後町 | 貝淵清水 | かいぶちしみず | 羽後町西馬音内堀回字二渡道31-1地内 | 通称「キャンコ淵」と言われ、地域住民に愛されている。周辺には東屋が建てられるなど整備されている。 | ◎ | 役場で管理し、草刈、東屋の雪寄せ等を行っている。 | |
東成瀬村 | 五郎兵衛清水 | ごろべえしみず | 東成瀬村田子内字迎田 | 神社境内に湧出する清水で、あたりは苔むしてひっそりとした雰囲気。古より村人の生活用水として親しまれてきた。近くには大木があり、目印となっている。 | ◎ | 水質検査(年1回)、地域住民が清掃等環境整備を実施 | 写真 |
東成瀬村 | 蛭川清水 | ひるかわしみず | 東成瀬村田子内字蛭川 | 国道342号沿いの蛭川地区にあり、古より人々ののどを潤し、親しまれてきた。湧水周辺は整備されており、駐車スペースもあるため多くの方が汲みに訪れる。 | ◎ | 水質検査(年1回)、地域住民が清掃等環境整備を実施 | 写真 |
東成瀬村 | 栗駒仙人水 | くりこませんにんすい | 東成瀬村椿川字仁郷山国有林内 | 栗駒山麓より染み出す豊かな清水が旅の疲れを癒す。栗駒山荘の眼下、国道342号線沿い。小さな赤い鳥居が目印。水質も良く、癖のないおいしい水。お茶にも適しポリタンク等による持ち帰りも可能。 | ◎ | 水質検査(年1回)、管理協議会が清掃等環境整備を実施 | 写真 |