ZEB事例紹介 愛知学院大学名城公園キャンパス事務棟
愛知学院大学名城公園キャンパス事務棟

- 夏はクールスポットである名城公園からの涼風を地下のピットを経由させて各階に送り込んでいます。
- 冬場は外気を地下のピットを経由させて地中熱で加温することで、換気と同時に空調の熱負荷を低減させています。
施設概要
①所在地 | 愛知県名古屋市 |
②地中熱の用途 | 換気 |
③地中熱利用設備概要 | クールヒートトレンチ |
④エネルギー消費量削減率 | 換気設備において、58%削減(設計値) |
⑤ZEBへの登録年度 | 2018年度 |
省エネルギーと創エネルギーの関係

概要図

(参考)クールヒートトレンチによる地中熱利用
外気を地下空間にあるクールヒートトレンチを通してから空調機などで処理することで、外気を直接空調機に取り込む時よりも熱負荷が低減されエネルギー消費量の削減効果が得られます。モデル建物を想定して省エネルギー効果を予測した事例では、クールヒートトレンチにより夏季は外気より-5℃程度、冬季は外気より3℃程度の予冷と予温効果があり、熱負荷が大きい季節のエネルギー消費量の削減効果が期待されるという予測があります。

クールヒートトレンチ導入による省エネルギー効果予測